赤帽エンジニアブログ

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レッドハット株式会社のエンジニアがオープンソーステクノロジーについての最新の情報を発信するブログ。LinuxからOpenStack、OpenShift、Ansibleなどの情報を発信しています。

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JBoss EAP 8.2でのJakarta EE 11対応に対するアンケートのお願い
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Red Hat のソリューションアーキテクトの瀬戸です。 サマリー Jakarta EE 11はJBoss EAP 8.2.zで対応の検討がされています。ただし、JBoss EAPのライフサイクルポリシーに照らし合わせるといくつかの制限事項が発生するため、対応するべきか不透明な状態です。Jakarta EE 11の採用を期待しているお客様はサポートチャンネルか最寄りの営業担当までご連絡ください。 今までのJBoss EAP 8.X JBoss EAP 8.0はJakarta EE 10に準拠をし、 2024年2月にリリースされました。Red Hat Application Services 製…
8時間前
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AWS Marketplaceで購入できるRed Hat AI
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Red Hatの小島です。 Red Hatは生成AIモデルや予測AIモデルの学習や推論を可能にするための、統合AIプラットフォーム(Red Hat AI)を提供しています。 www.redhat.com Red Hat AIはAWS Marketplaceで購入して利用できるようになっています。この場合、Red Hat AIのサポートはRed Hatが、EC2インスタンスを含むAWSインフラのサポートはAWSが提供します。本記事ではAWS Marketplaceから購入できるRed Hat AIのサブスクリプションについて、2025年10月時点の情報をご紹介します。 AWS Marketpla…
2日前
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60秒でわかる!現代のLinuxプラットフォームはどう変わった?
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こんにちは。RHELのスペシャリストソリューションアーキテクトの田中司恩(@tnk4on)です。 今回は、Red HatのYouTubeチャンネルで公開された短い動画「The modern Linux platform in 60 seconds」の内容を分かりやすくご紹介します。この動画は、Red Hat Senior Principal Product Manager for RHELであるScott McCarty氏が解説していますが、彼が文字通り「60秒でまとめきる」というミッションを達成しようと必死に早口で語り切る様子は、思わず笑ってしまうほどユーモラスです!この短い動画に、現代のL…
3日前
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JBoss EAP 8.1: エンタープライズ Java アプリケーションのモダナイゼーション
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Red Hat のソリューションアーキテクトの瀬戸です。 この記事はRed Hat Developerのブログ記事 JBoss EAP 8.1: Modernizing enterprise Java applications | Red Hat Developer を許可をうけて翻訳したものです。 Red Hat JBoss Enterprise Application Platform 8.1 リリースが利用可能になりました。これにより、幅広いデプロイメント環境にわたるエンタープライズ Java アプリケーションのサポートと最新化への取り組みが継続されます。 このリリースでは、ベアメタルや…
8日前
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2026年1月にRed Hat CDN近代化のお知らせ:あなたのシステムは大丈夫?影響の有無を素早く確認する方法
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Red Hatの森若です。 2026年1月14日にRed HatがCDN(コンテンツ配信ネットワーク)およびエンタイトルメントネットワークの近代化を予定しています。この変更により、一部のシステムではRed Hatのネットワークへのアクセスができなくなる可能性があります。 この記事では、お使いのシステムが影響を受ける可能性があるかどうかのチェックポイントをまとめました。詳細は必ず公式のアナウンスをご確認ください。 主な影響対象 お使いの環境が以下のいずれかに該当する場合影響を受け、対応が必要な場合があります。 Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5, 6, および 7…
8日前
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Replatformシリーズ - Replatformで変わる開発と運用体験
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こんにちは。Red Hat コンサルタントの志田です。 「アプリケーションモダナイゼーション(以下、モダナイゼーション)」について解説する連載の第5回目となります。これまでの記事では、モダナイゼーションの全体像や基本的な進め方、6つのアプローチ(6R)を紹介してきました。 今回は一歩踏み込んで、その中でも特に現実的な選択肢となりやすい Replatform にフォーカスします。Replatformは、既存アプリケーションを大きく作り変えることなく、実行基盤を変更するアプローチです。たとえば、オンプレミスの物理/仮想サーバーからクラウド上のIaaSへ移行したり、モノリシックなアプリケーションをW…
9日前
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Konveyor AI(Kai)がもたらす実現可能なアプリケーションモダナイゼーション
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Konveyor AIとはなにか Konveyor AI(通称:Kai)は、レガシーソフトウェアをKubernetesのようなクラウドネイティブ環境向け、もしくは古いライブラリやミドルウェアに依存しているシステムを最新版にモダナイズするという複雑なプロセスに生成AIを統合する、先進的なオープンソースツールです。どのようにアプリケーションを変更したいのかを認識したコード提案を生成することで開発者を支援し、それによってコード修正を加速し、手作業による労力を削減することができます。 このツールは、Cloud Native Computing Foundation (CNCF) のサンドボックスプロジ…
9日前
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生成AI × MTAが切り拓くアーキテクチャレビューの新展開
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こんにちは。Red Hatコンサルティングチームの木嶋です。 生成AIの活用が広がっていますね。 私たちも日々「どこまで効率化や高度化に役立てられるのか」検証を進めています。 私自身はエンタープライズアーキテクチャ (EA) やマイクロサービスアーキテクチャといった全体設計レビューを担当することが多いのですが、この領域を担える人材が不足している組織も少なくありません。 弊社が持っているツールの一つにMigration Toolkit for Applications (MTA) があります。 これは例えばJBoss EAPからSpring Bootなど、異なるミドルウェアやランタイムに移行する…
15日前
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目標設定とロードマップ策定 - ゴールの明確化と現実的な計画
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はじめに Red Hat コンサルタントのフェンです。「アプリケーションモダナイゼーション」に関連する連載の第4回目となります。本連載では「アプリケーションモダナイゼーション(アプモダ)」をテーマに、現場で役立つ実践的な知見をお届けしています。 これまでの話を振り返ってみましょう。 第1回: rheb.hatenablog.com アプリケーションモダナイゼーションとは、単なる技術の刷新ではなく、アプリケーションの価値を現在のビジネスニーズに適合させる営みであると定義し、その戦略的選択肢として「6R」を紹介しました。 第2回: rheb.hatenablog.com なぜモダナイゼーションが必…
23日前
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JBoss EAP 7.X のELSフェーズへの移行のお知らせとEAP 8へのアップグレードのお願い
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こんにちは。OpenShift SSAの瀬戸です。 現在JBoss EAP 7.Xをご利用の皆様に、サポートフェーズの変更に関わる重要なお知らせです。 2025年6月をもって、JBoss EAP 7.Xはサポートの「メンテナンスフェーズ」を終了し、「ELS-1(Extended Life Cycle Support-1)」という新しいフェーズに移行しました。 「このまま使い続けられるの?」「何をすればいいの?」といった疑問にお答えし、皆様が安心してJBoss EAPを使い続けるための選択肢をご紹介します。 今回の記事の詳細については: access.redhat.com 使い続けられるの? 使…
2ヶ月前
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gpt-ossをOpenShift AIで実行する
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こんにちは、レッドハットでソリューションアーキテクトをしている石川です。米国時間の8月5日にOpenAI社がgpt-ossというオープンモデルをリリースしました。OpenAIにとってChatGPTが公開されて以降では初めてとなるオープンモデルの発表となり、大きな反響を呼んでいます。これらのモデルは自身のローカルPCや、サーバー環境にダウンロードし、実行可能であることから、これまでクラウド上で提供されるAIの利用が難しかった環境でも利用が可能です。 本ブログ記事ではgpt-ossをOpenShift AI上で実行し、その実態を確認してみたいと思います。 公開されたモデルについて モデルの詳細につ…
2ヶ月前
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Red Hatカスタマーポータル内検索の仕様が変わりました [2025-08-13更新]
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Red Hatの森若です。 2025-08-13 更新: 365日以内にサポートケースと関連づけされたものも表示対象になることを追加、期間の誤り(4年→3年, 3年→2年)を訂正 Red Hat カスタマーポータル内の検索仕様について大きな変更がありましたのでおしらせです。 要するに... Red Hat カスタマーポータル内の「検索」や「Search」 および 「Ask Red Hat」では3年以内に作成されたナレッジ、もしくは 2年以内に更新されたナレッジ、もしくは365日以内にサポートケースと関連づけされたものだけが表示対象になりました。 網羅的なナレッジ検索を行う場合は上記を避けて以下…
2ヶ月前
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RHEL 8 マイナーバージョン別、大きめsystemdバグ修正
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Red Hatの森若です。 「RHELは常にアップデートして、最新バージョンを使ってください。既知の問題が直っているからいいですよ」という話はよくします。 ふと「具体的にどんな問題があったのか/直したのかがわかるといいのかもしれない」と思いつきました。 最近は暑いので怖い話も多少は需要があるでしょう。 そこでナレッジベースからsystemdの大きめの問題修正をピックアップしてみました。 以下では、私が独断と偏見でピックアップした systemdの大きめの問題 について、修正されたマイナーリリース毎に紹介していきます。 RHEL 8.1 systemd-journald プロセスのヒープメモリ使…
2ヶ月前
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OpenShift上でリソース(CPU)を制限した場合のJBoss EAPの起動時間
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こんにちは。OpenShift SSAの瀬戸です。 限られた環境でJBoss EAPを起動したい場合にどれくらい時間がかかるようになるのかを調べる機会があったので情報を共有します。 ※実際はCPUの種類などによっても起動速度に影響が出てきますので、参考値としてください。 方法:OpenShift上のデプロイメントでresources.limits.cpuを制限しJBoss EAPの起動時間がどれくらい変わるのかを確認する。 環境:AWS上のEC2に構築されたOpenShift(m6a.2xlarge) アプリ: JBoss EAP 8.0 が OpenShift上へのデプロイをいかに簡単にする…
2ヶ月前
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アプリケーションモダナイゼーション成功の鍵!〜最初の一歩:現状分析(アセスメント)の進め方
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Red Hat コンサルタントのフェンです。 「アプリケーションモダナイゼーション」に関連する連載の第3回目となります。 本連載では「アプリケーションモダナイゼーション(アプモダ)」をテーマに、現場で役立つ実践的な知見をお届けしています。第1回ではモダナイゼーションの定義と「6R」という主要なアプローチを、第2回ではその背景にある「技術的負債」の深刻さについて掘り下げました。 rheb.hatenablog.com rheb.hatenablog.com そして、今回はモダナイゼーションの「最初の一歩:現状分析(アセスメント)」を紹介したいと思います。 はじめに 1. なぜアセスメントが羅針盤…
3ヶ月前
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OSS文化が育てるエンジニアの行動変容
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こんにちは。Red Hatコンサルティングチームの木嶋です。 組織の変革において「うちの若手にはもっと積極的になって欲しいんだけど」とお嘆きの声を耳にする機会があります。 人のマインドや組織の文化を変えるのは、そう簡単ではありませんよね。 この赤帽エンジニアブログにガンガン投稿するような猛者たちって、どのようにして育つのでしょう? 意外に思われるかもしれませんが、弊社Red Hatでも、新しく入社される方々が全員積極的な猛者であるわけではありません。 最初は狼の群れに放り込まれた羊のように戸惑いながら、少しずつ環境に馴染み、いつの間にか情報発信の中心に立つようになっていくのです。 では弊社では…
3ヶ月前
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なぜ今、モダナイゼーションなのか?~エンジニアを悩ませる「技術的負債」からの脱却
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Red Hat コンサルタントの金子です。「アプリケーションモダナイゼーション」に関連する記事の第2回目となります。 この記事では、"技術的負債"がどのような影響をもたらすのかを具体例を用いながら見ていけたらと思います。 アプリケーションモダナイゼーションシリーズの他の記事の以下もご覧ください。 rheb.hatenablog.com はじめに エンジニアが直面する技術的負債 開発における負債:変更を恐れるコードとプロセス 基盤における負債:変化を拒む「塩漬け」の土台 運用における負債:手作業と属人化の温床 セキュリティにおける負債:見過ごされたサイバー攻撃の脅威 技術的負債がもたらす影響 な…
4ヶ月前
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OCI準拠のコンテナイメージとして提供するオフラインナレッジポータル (RHOKP)
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Red Hatの小島です。 オフライン環境でもRed Hatの様々なナレッジを参照できるようにするためのオフラインナレッジポータル(Red Hat Offline Knowledge Portal. 通称RHOKP)の提供が、2025年5月に開始されました。 www.redhat.com RHOKPによってオフライン環境でナレッジが参照しやすくなるだけでなく、Red Hatの製品ドキュメントやナレッジベースなどに記載されている設定ファイルや実行コマンドのコピペをオフライン環境にあるシステム上でも実行しやすくなっています。オフラインの開発環境などで、ナレッジに記載されている設定ファイルや実行コマ…
4ヶ月前
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アプリケーションモダナイゼーションとは何か? - 主要なアプローチ(6つのR)を理解する
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こんにちは、Red Hatでコンサルをしている中川です。 今回から不定期にアプリケーションモダナイゼーションに関連する記事をアップしていこうと思います。 初回となるこの記事では、「アプリケーションモダナイゼーションって何?」という問いに対して、現場視点で噛み砕いてお伝えします。 はじめに:なんとなく知ってるけど、よくは知らない「モダナイゼーション」 モダナイゼーションとは、「今も価値を発揮できる状態」にアプリケーションを進化させること ❌ よくある誤解:「最新技術にすればモダナイゼーション」? 🔄 モダナイゼーションは「今の業務とのギャップ」を埋める営み 💡 モダナイゼーションの目的は、“変え…
4ヶ月前
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Zookeeper から KRaft モードへの移行
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Streams for Apache Kafka の リリースサイクルと Zookeeper のサポートについて レッドハットのソリューションアーキテクトの森です。 Red Hat の Apache Kafka 製品「Streams for Apache Kafka」(旧 Red Hat AMQ Streams) は、2025年3月に LTS版の 2.9 をリリースしました。 このバージョンでは Zookeeper も KRaft も両方サポートされていますが、次のバージョン(3.0)から Zookeeper のサポートが終了する予定です。 そのため、2.9 以降に Kafka クラスタを新た…
4ヶ月前
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待望のSaaS型 AAP on AWS が登場!(Red Hat Ansible Automation Platform Service on AWS)
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皆様こんにちは、Red Hat の中島です。 ここでは2025年4月より日本から利用できるようになった ”Red Hat Ansible Automation Platform Service on AWS” (以下 AAP on AWS)について紹介させてください。 このサービスは従来のRed Hat Ansible Automation Platform(以下AAP)とはいくつかの異なる特徴を持っています。 AAP on AWS の特徴 特徴 メリット 補足 SaaS型で利用できる AAPサーバーの構築・運用不要 Red Hat の SREチームが実施 従量課金で利用可能 契約期間中に自動…
4ヶ月前
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AWS Console/Marketplaceで購入できるRed HatのSAP関連サブスクリプション(オンプレ/他クラウド用含む)
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こんにちわ。 Red HatのSolution Adoption Architectの石倉です。 Red Hatで、カスタマーサクセスチームに所属する技術営業です。 昨今、SAP社の基幹システムアプリケーション(SAP S/4HANA)をSAP社が提供するクラウドサービス(RISE with SAP)に移行するケースも増えてきていますが、 従来通り、管理・運用をお客様ご自身で実施されたいというご要望も多く頂きます。 更にその際、HW資産管理業務の省力化などの理由で、データセンターにSAP社基幹システムアプリケーション(SAP S/4HANA)を設置するのではなく、AWSのようなパブリッククラウ…
4ヶ月前
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AWS Console/Marketplaceで購入可なOpenShiftサブスクリプション(オンプレ/他クラウド用含む)
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Red Hatの小島です。 日本のお客様がOpenShiftをAWSで利用する場合、従来は以下のいずれかとなっていました。いずれの場合も、OpenShiftのサポートはRed Hatが、EC2インスタンスを含むAWSインフラのサポートはAWSが提供します。 年間契約制のOpenShiftサブスクリプションをAWSで利用する AWS Management Console(以下、AWS Consoleと記載)から購入する従量課金制のROSAを利用する しかし、2025年4月1日からのAWS Marketplaceでの取引における日本の消費税の取り扱い変更や、2025年5月1日からのAWS Mark…
4ヶ月前
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AWS Marketplaceで購入できる従量課金のJBoss EAP
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こんにちは。OpenShift SSAの瀬戸です。 小島さんが次のような記事を書いてくれていました。 rheb.hatenablog.com 実は、これに伴い、AWS Marketplaceにおいて JBoss EAPも従量課金で購入できるようになっています。 そちらの中身を覗いていきたいと思います。 MarketplaceでRed HatからJBoss EAPを購入した場合のサポート体制等は先の記事での3P PAYG RHEL(AWSから見てRed Hatというサードパーティーベンダーが直接サポートする場合)に準じます。 OSから上のサポートは全部Red Hatというだけでもお客様が選ばれる…
5ヶ月前
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Kaoto に日本ユーザーのフィードバックが。待望のドキュメント生成機能が登場
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サポートの古市です。 Integration開発に Red Hat Build of Apache Camel をご利用の皆さん、GUI開発ツールの Kaoto 2.5 がリリースされたのをご存知でしょうか? Kaoto 2.5 色々と書きたい気持ちをグッと抑え、ぜひ注目していただきたい新機能のみ今回ご紹介します。そう、ドキュメント生成機能です! 機能実装に至るまでの背景は、Red Hat Fuse 7.x 時代に遡ります。 GUI開発を望むユーザーに使われた visual editor ですが、日本のエンタープライズユーザー様の間では、異なる評価がされていました。 プロジェクトを進める上で必…
5ヶ月前
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AWS Console/Marketplaceで購入できるRHELサブスクリプション(オンプレ/他クラウド用含む)
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Red Hatの小島です。 日本のお客様がRHELをAWSで利用する場合、従来は以下のいずれかとなっていました。 年間契約制のRHELサブスクリプションをAWSに持ち込んで、Red HatのRHELサポートを受ける AWS Management Console(以下、AWS Consoleと記載)から購入する従量課金制のRHELについて、AWSのRHELサポートを受ける しかし、2025年4月1日からのAWS Marketplaceでの取引における日本の消費税の取り扱い変更や、2025年5月1日からのAWS MarketplaceにおけるSaaS出品のガイドライン変更に伴い、以下をAWS Ma…
5ヶ月前
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OpenShift Logging on AWSでのログサイズや利用料金を見てみる
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Red Hatの小島です。 AWS上でのOpenShift環境の場合、OpenShift Loggingによって主に利用されるログの保存場所はAmazon CloudWatchかAmazon S3となります。本記事では、OpenShift Loggingで利用されるAWSのストレージサイズやインフラ利用料金の目安となる情報を紹介していきます。 先に結論を書いておくと、AWSの利用料金を抑えたい場合は、OpenShift LoggingによるLokiとAmazon S3を使うことを推奨します。 OpenShift Logging 6.2によるロギング設定 Amazon CloudWatchへのロ…
6ヶ月前
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OpenShift/RHEL上での.NETサポート
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こんにちは。Specialist Solution Architect の瀬戸です。 説明すると、たまになんで?という反応をされることもあるのですが、Red HatはMicrosoftとアライアンスを結んでおり、.NETの実行をエンタープライズ品質でサポートしています。 Red HatはOpenJDKやJBoss EAP、Quarkusなどの開発をしていて、Javaに多大なコミットメントをしているということもあり、Javaしかサポートしていないよと勘違いされる場合もあるのですが、そんなことはなくて.NET/PHP/Node.js/Ruby/Python等いくつかの言語ランタイムもサポートしてい…
6ヶ月前
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【Developer Hub 実践|第8回】Golden Pathの実装をマスターしよう - 後編
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こんにちは、Red HatでOpenShift関連のプリセールスをしている北村です。 前回の記事ではGolden Path実装の前段として、SonarQubeの導入やDeveloper Hubとの連携、そしてAWS ECRへの認証設定などを行いました。 この記事ではいよいよGolden Pathの中身について解説していきます。 【第1回】Developer Hubをインストールしてみよう 【第2回】GitHubを使用した認証を実装しよう 【第3回】GitLabを使用した認証を実装しよう 【第4回】Componentを作成・登録しよう 【第5回】Software Templateを使ってアプリの…
7ヶ月前
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【Developer Hub 実践|第7回】Golden Pathの実装をマスターしよう - 前編
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こんにちは、Red HatでOpenShift関連のプリセールスをしている北村です。 これまで、Developer Hub (Backstage) を使って認証連携やComponentの登録、さらにはSoftware Template機能を用いたシンプルなHello Worldアプリのセルフサービスデプロイをご紹介してきました。 この記事ではより実践的なテンプレート、すなわちGolden Pathを構築するためのSoftware Templateの実装に挑戦します。 なお、実践的なGolden Pathの構築には多数の手順が必要になるので、記事を前編と後編に分けてご紹介します。この記事は前編と…
7ヶ月前