NTT DATA TECHのフィード

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非機能要求グレードの歩き方 Vol.14 バッチ編-C1通常運用
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はじめに - Vol.14本記事では、IPA[1] が公開する 非機能要求グレード[2] の「C.1 通常運用」に含まれるバッチ処理関連の小項目を対象に、金融 IT 基盤に 30 年以上携わって得た知見をもとに “やらかしがちな” 技術課題と対策を解説します。筆者は非機能要求グレード初版の執筆に関わった経験があり、行間を含め解説します。シリーズ全体の構成は 👉 非機能要求グレードの歩き方 Index をご覧ください。 C.1 通常運用中項目「C.1 通常運用」では、監視やバックアップなど定常的に行う運用の要件を定義します。下表は、大項目「C 運用・保守性」-...
1日前
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無線をとことん使ってみた(プライベートLTE編)
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はじめに世の中には5Gなどのモバイル規格やTV放送、ETCなど電波を用いて無線で様々な情報を伝送する規格が存在します。前回記事では利用者が無線局免許を取得する必要なく電波発射が可能な無線規格であるWi-Fiを使ってみた結果をご紹介しています。ただし、Wi-Fiは無線局免許が無い利用を前提で策定された無線規格のため、その利用条件には制約が多く存在します。一方で、5Gなどのモバイル規格は元々無線局免許を取得して電波を占有できる前提の無線規格のため、電波を有効利用できる様々な技術が取り込まれています。その中でも今回の記事で取り上げるプライベートLTE(LTE:Long Term Evo...
5日前
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非機能要求グレードの歩き方 Vol.13 バッチ編-B性能・拡張性
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はじめに - Vol.13本記事では、IPA[1] が公開する 非機能要求グレード[2] の「B. 性能・拡張性」に含まれるバッチ処理関連の小項目を対象に、金融 IT 基盤に 30 年以上携わって得た知見をもとに “やらかしがちな” 技術課題と対策を解説します。筆者は非機能要求グレード初版の執筆に関わった経験があり、行間を含め解説します。シリーズ全体の構成は 👉 非機能要求グレードの歩き方 Index をご覧ください。 B.1 業務処理量オンラインと同様バッチ処理も業務処理量と増大度を定めます。!非機能要件は、「小項目」ごとに、文章で「レベル」が分かるよう...
7日前
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これからのAI活用はどうなる?AOAI Dev Day 2025で体感したAzure OpenAIの最前線
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Azure OpenAI Service Dev Day 2025とは?Azure OpenAI Serviceを活用するビジネスパーソンやエンジニアのためのコミュニティイベントです。昨年度も開催されており、今年度はさらに規模を拡大しての開催となりました。Azure AI、エージェント、AI駆動開発、責任あるAI、エージェントブームの現実、予想されるフェーズなど、AIを利用した開発に関連する最先端の情報が盛りだくさんのイベントです。 開催概要開催日:7月18日(金)場所:大手町プレイス ホール&カンファレンス参加人数:約800人公式サイト:https://aoai-d...
12日前
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Amazon Pinpointからのメール配信基盤移行 Vol.1 データ移行における安全なバックアップ
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はじめにはじめまして。2024年度にNTTデータへ新卒入社し、現在2年目となる瀧川と申します。本シリーズでは、Amazon PinpointのEメール機能からAmazon Connectへの移行について、私自身が業務で直面した課題やその解決方法を実体験に基づいてご紹介します。早速ですが、Amazon Pinpointを用いたメール配信基盤を導入して間もない頃、Amazon Web Services(AWS)から2026年10月30日をもってAmazon Pinpointのサポートを終了するという公式発表がありました。参考:Amazon Pinpoint サポート終了アナウンス...
13日前
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【R7年度春・情報処理安全確保支援士・合格体験記】新卒エンジニアの勉強法と戦略
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はじめに25卒でNTTデータに入社し、セキュリティ&ネットワーク事業部サイバーセキュリティ統括部に配属となった佐藤です。情報処理安全確保支援士令和7年度春期に合格できたため、勉強法や戦略を含めて共有できたらと思います。本記事は、これから情報処理安全確保支援士試験を受験しようと考えている方、特に学生や若手社員など、実務経験があまりない方に向けた内容となります。試験の概要はIPA公式サイトをご参照ください 前提応用情報技術者令和6年度秋期合格→午前Ⅰ免除理系(電気・情報系)修士卒 ※セキュリティ専攻ではない試験日は部署への配属前であり、学生時代にも情報セキ...
13日前
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AIにどこまで任せられる? "どうせ無理"と諦めていたアプリ開発を実現した、生成AI活用のコツ
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はじめにこんにちは。NTTデータの奥村です。最近、Amazon KiroをはじめとしたAIエージェントを用いたアプリケーション開発手法に注目が集まっています。実は以前からなんとなくこんなアプリケーションがあるといいなというアイデアを思いつくことはあったのですが、実装するととんでもなく時間かかるからな……としり込みしていることが多くありました。ただもしかして今の時代なら、そうした便利ツールを利用することで、仕事の間のスキマ時間でもアプリケーションの実装ができるかも……!と、一念発起して作ってみることにしました。 作ったアプリケーション(Webサイト)Med-Finder ...
13日前
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Snowflake Cortex Agents、ここまで分かった!次はどこまで挑める?
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はじめに最近、Techイベントやブログで「AIエージェント」という言葉を耳にする機会が増えています。Snowflakeもこの流れに乗り、Cortex Agents(現在プレビュー機能) をリリースしています。今回は、このCortex Agentsが現時点でどこまで賢く動けるのか、いくつかの質問シナリオを通じて検証してみたいと思います。※本記事の内容は2025年8月4日時点のプレビュー版に基づく検証結果です。注記Cortex Agentsは現在プレビュー機能として提供されています。プレビュー機能はSnowflakeに実装およびテストされていますが、完全なユーザビリティや...
14日前
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DynamoDBのポイントインタイムリカバリ(PITR)の落とし穴
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はじめにあるシステム開発の中で、Amazon DynamoDBのバックアップ・リストア方式の1つであるポイントインタイムリカバリ(PITR)について検討していたのですが、検討当初に想定していなかった制約に直面しました。本記事では、まずPITRの概要を簡潔に説明し、その後、制約と注意点について重点的に解説します。なお、DynamoDBにおけるPITRとそれ以外のバックアップ・リストア方式の比較は、以下の記事に分かりやすくまとまっているため、本記事では詳細な比較は省略します。https://techblog.asia-quest.jp/202302/five-dynamodb-re...
14日前
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JC-STAR 適合レベル★1(レベル1)ってどんなもの?
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はじめに本記事では、2025年7月時点で運用が開始されているJC-STAR (Japan Cyber-Security Technical Assessment Requirements) 適合レベル★1(レベル1)について、IPAが公開している 【2024年12月版】セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)★1(レベル1)適合基準・評価手法(1.1版) をもとに概要をまとめました。なお、JC-STAR自体の概要は以下の記事でまとめていますので、こちらもあわせてご覧ください。https://zenn.dev/nttdata_tech/articles/c23...
14日前
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非機能要求グレードの歩き方 Vol.12 バッチ編-A1継続性
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はじめに - Vol.12本記事では、IPA[1] が公開する 非機能要求グレード[2] の「A.1 継続性」を対象に、バッチ処理について、金融 IT 基盤に 30 年以上携わって得た知見をもとに “やらかしがちな” 技術課題と対策を解説します。筆者は非機能要求グレード初版の執筆に関わった経験があり、行間を含め解説します。シリーズ全体の構成は 👉 非機能要求グレードの歩き方 Index をご覧ください。 A.1 継続性バッチ処理の継続性要件は、中項目「A.1 継続性」で定義します。オンライン処理および処理方式に依らない事項については、A.1.1~3 は、Vo...
15日前
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RFC 3552に学ぶセキュリティ設計のMUST
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はじめにRFCを読んでいると、どのRFCにも "Security Considerations" という章があることに気付きます。これは、RFC文書の体裁を規定するRFC[1]でこの章が必須とされているからです。この "Security Considerations" の記載に関するベストプラクティスがRFC 3552です。RFC著者のセキュリティ設計方針を知るために、本記事ではRFC 3552の第5章を中心に "Security Considerations" をどう書くべきかを紹介します。!RFC 3552が発行されたのは2003年です。記載内容に古くなっている部分もある...
19日前
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非機能要求グレードの歩き方 Vol.11 C5サポート体制 C6その他の運用管理方針
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はじめに - Vol.11本記事では、IPA[1] が公開する 非機能要求グレード[2] の「C.5 サポート体制」と「C.6 その他の運用管理方針」を対象に、金融 IT 基盤に 30 年以上携わって得た知見をもとに “やらかしがちな” 技術課題と対策を解説します。筆者は非機能要求グレード初版の執筆に関わった経験があり、行間を含め解説します。シリーズ全体の構成は 👉 非機能要求グレードの歩き方 Index をご覧ください。 C.5 サポート体制 C.6 その他の運用管理方針中項目「C.5 サポート体制」では、どういったサポートが必要か定義します。「C.6 そ...
22日前
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VMwareからKVMに移行する人のための機能比較 Vol.2 CPU編
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背景と目的商用サービス向けに VMwareを利用しているユーザーがKVMへの移行を検討する際、特にミッションクリティカルなシステムであればあるほど、「VMwareからKVMに移行する際のリスクは何か?」という点が大きな関心事となります。 リスクを特定するための方法として、Fit & Gap 分析を行うのが有効です。具体的には、以下の手順を想定します。 ①自システムが VMware 上で利用している機能を抽出する ②KVM側において、上記機能に相当する機能の有無や、機能差(乖離)を特定する ③その乖離が商用サービスの提供にどのような影響を及ぼすかを評価する この方法...
22日前
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Excelの新関数とスピルを使いこなす - "第1正規化する関数"の作成
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はじめにOffice 2024でExcelに新しいテキスト関数と配列関数が追加されてから、間もなく1年になります。Office 2024 および Office LTSC 2024 の新機能 - Microsoft サポート私自身、日々の業務では何だかんだExcelをこねくり回す機会が多いのですが、追加された新関数で出来るようになった処理が増えた実感があります。そこで今回は、これまで試してきたアイデアの備忘録的に、Excelの新関数を使ったちょっとした小技を書き留めていこうと思います。 今回の目標「Excelは表計算ソフトである」という標語は巷に溢れていますが、私の身の回...
25日前
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【2025年運用開始】IoTセキュリティ適合制度「JC-STAR」とは?
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はじめにIoT製品を使い、日々の暮らしやビジネスがより便利に効率的になる一方で、こうしたIoT製品はサイバー攻撃にも悪用された事例が散見されます。その理由として、IoT製品はインターネットに接続されている一方で、セキュリティ設定が初期状態のまま使われていたり、アップデートがされないなど、PCやスマホなど他のデバイスと比べ、セキュリティ対策が不十分となる場合が多いためです。2016年のIoT製品を標的にしたマルウェアMiraiが引き起こしたDDoS攻撃が最も有名な事案ですが、その後もIoT製品を不正利用したサイバー攻撃は後を絶ちません。そんな中、日本国内のIoTセキュリティ対策に...
1ヶ月前
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Amazon MSKを構築してDatabricksクラスタから接続してみた
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はじめにDatabricksビジネス推進室の下山です。リアルタイムデータ処理やイベントストリーミングがますます注目される昨今、「Apache Kafka × Databricks」という構成を試してみたい方も多いのではないでしょうか?本記事では、Apache KafkaのAmazon Web Services(AWS)マネージドサービスである Amazon MSK を構築し、EC2上のKafkaクライアントからメッセージを送信し、Databricksクラスタにてメッセージを受信する一連の流れをご紹介します。 Kafkaの基本用語(サクッとおさらい)ブローカー:メッセー...
1ヶ月前
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alteryx Analytics Summit JAPAN 2025 現地レポート~製造業におけるAGCのAlteryx活用事例紹介~
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Alteryx社主催のalteryx Analytics Summit JAPAN 2025に現地参加しました。イベントで、AGCがSAPと連携したAlteryxの活用事例の紹介をしていましたので、そのセッションの内容について紹介させて頂きます。関連記事:[alteryx Analytics Summit JAPAN 2025のレポート](Comming soon...) 講演概要AGCからはAlteryxの活用事例のみならず、業務ユーザーがAlteryxを活用するための教育内容について紹介されており、Alteryxをどう活用していけば良いのか事例ベースで幅広く知ることが出来...
1ヶ月前
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GitHub Copilot と Azure の新機能を使って Terraform コードの作成を効率化してみた
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はじめに生成AIの活用によってIaCのコード作成は大幅に効率化されてきているように思います。特にTerraformにおいては、HashiCorp社からMCP(Model Context Protocol)Serverが提供されたことで、プロバイダやモジュールの情報取得精度が上がり、出力されるコードの品質が格段に向上したと感じています。一方で、コード生成時に最も重要なのは「何を作りたいか」のコンテキストです。特にIaCの場合はコードで様々なパラメータを定義していくため、期待するコードを得るには細かくコンテキストを指定する必要があります。IaCでコード化する予定のシステム(または...
1ヶ月前
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C/C++の世界に閉じこもっていたオジサンがPythonに触れてみる  ~基礎編~ 第1/10回
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はじめにこんにちは、NTTデータに勤務する一人のオジサンです。これまでC/C++言語を使って、がっつりとポインタやら参照やらに向き合いながら、プログラムを書いてきました。構造体と仲良くなり、クラスに振り回され、newとdeleteに責任を持つ。そんな人生でした。しかし時代は変わり、AIだ、データサイエンスだ、機械学習だと騒がれる中、「とりあえずPythonに触れないとまずい」という危機感に駆られて、Pythonの世界へ足を踏み入れた。。。そんなオジサンの独り言です。 開発スタイルの違いを噛みしめるまず、C/C++とPythonの大まかな違い、こうして並べてみると。。。...
1ヶ月前