Money Forward Developersのフィード
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株式会社マネーフォワード公式開発者向けアカウントです。 技術記事やイベント、登壇など技術関連のことを発信します。
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共通UIライブラリを開発の振り返りや今後の展望
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2024 年もあと少しとなりました。早すぎる…。この 1 年は、ひたすらデザインシステムの UI ライブラリの開発に専念した一年でした。私が所属する会社には約 40 のプロダクトが存在し、技術スタックも多岐にわたります。このように多様な環境のなかでデザインの統一性を保つため、デザインスタンダードを基盤とした UI ライブラリの開発を進めてきました。2023 年から PoC フェーズとして調査を進め、今年の 2 月ごろから本格的に始動したプロジェクトは、12 月についにメジャーバージョンリリースを迎えることができました。この記事では、UI ライブラリの開発を振り返り、やってよかったこ...
8日前
Debezium connector for MySQLで、outboxテーブルのデータを全送することに対処する方法
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この記事は「Money Forward Engineers Advent Calendar 2024」の12月25日担当分のものになります。https://adventar.org/calendars/9988 はじめにDebezium connector for MySQLを運用に載せている場合、GTIDを使用してDebezium起動時にそれまでに処理したところからデータの送信を再開させると思います。ただ、稀にoutboxテーブルのデータを再送する、ということが発生します。特にAurora MySQLで起きるんじゃないかなぁと思います。これの対処方法と、何でそんなことが起...
10日前
マネーフォワード新卒2年目エンジニアのこれまでを振り返って
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!この記事は、Money Forward Engineers Advent Calendar 2024の12月24日の投稿です。 はじめに この記事を書こうと思ったきっかけ学生時代や社会人になりたての頃は、エンジニアが具体的にどのような仕事をしていて、どのような経験を積んでいるのかについて、あまり理解が深まっていませんでした。しかし、新卒2年目を終える今、自身の成長を実感するとともに、その経験を他の方々に共有することで成長を手助けできるかもしれないと感じるようになりました。そのような思いがあり、この記事を書きました。 想定読者学生エンジニアの方マネーフォワード...
12日前
IntelliJ Pluginの作り方(要点のみ)と作った感想
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はじめにIntelliJ Pluginの作り方は個人のブログでまとまっていたりするのですが、イベントリスナーについてまで書いているものが見当たらなかったので書いて残しておくページです。 作ったものhttps://plugins.jetbrains.com/plugin/26061-load-env-file作った動機としては、IntellijのMarketplaceに公開されているこれ系のプラグインが自分の環境だと何故か動かなかったからです。動いてる人もいるけど、頑張って動かすよりも自分で作った方が速そうだったので作った、というのが動機です。project rootに...
17日前
React Flowで叶える柔軟なフローチャートの実装方法
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!この記事は、Money Forward Engineers Advent Calendar 2024 の12月19日の記事です。12月18日は@tositeさんで約7年に渡って関わってきた「JaSST Kyushu」のふりかえりでした。こんにちは。マネーフォワード名古屋拠点でフロントエンドエンジニアをしている@cheez921です。最近はデザインにも少し関わるようになり、Webアクセシビリティにも興味を持っています。マネーフォワード名古屋拠点では、マネーフォワードクラウドのワークフローの基盤システムを開発しており、今年、申請者の組織や役職による条件分岐ができるワークフロー機...
17日前
2024年に聞いたオーディオブック
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こんにちは。マネーフォワードのbigbackboomです。こちらは、Money Forward Fukuoka Advent Calendar 2024 の16日目の投稿です。今回は、今年読んだオーディオブックの紹介をしたいと思います。 オーディオブックって?すでにご存知の方も多いかと思いますが、オーディオブックとは、主に書籍を朗読したものを録音した音声コンテンツの総称です。コンテンツの種類は多岐にわたり、ビジネス書からフィクション小説、落語など、さまざまなジャンルのコンテンツを楽しむことができます。 普通の読書すれば?おそらく読書が好きな方からすると、「本を普通に読めば...
20日前
コンプレックスをさっと炒めて英語を学習しています
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!この記事は株式会社マネーフォワードの福岡開発拠点が主催している Money Forward Fukuoka Advent Calendar 2024 の記事です。昨日は @Rikuto Morimoto さんによる自称マッチョなエンジニアの2024年振り返りでした。こんにちは。ダイの大冒険ガチ勢のbun913と申します。皆さんは自分に対して「めんどくさいな。こいつ」と思ったことはありますか?私は5兆回あります!気が小さいくせに気が短いし、周りの人と比べてショックを受けがちなところがあり、大変だなぁ。こいつ。と思います。そんなめんどくさい性格の私でも、たとえば所属する会社が...
21日前
Panda CSSで作ったUIコンポーネントライブラリのスタイルが上書きされたり上書きされなかったりした話
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!この記事は、Money Forward Engineers Advent Calendar 2024の 12 月 10 日の記事です。12 月 9 日はAaron LiさんでScaling Development Speed: How Our Team Stays Fast as We Grow at Money Forward Cloud Accounting Plusでした。日本語の記事:開発スピードのスケーリング:マネーフォワード クラウド会計Plusのチームが成長しながら高速さを維持する方法 はじめにPanda CSS を用いた UI コンポーネントライブラリの...
1ヶ月前
マネーフォワード新卒エンジニア(SRE)の6ヶ月の振り返り
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!この記事は、Money Forward Engineers Advent Calendar 2024の12月6日の投稿です。12月5日は@sainuさんで「GraphQLエラー設計の考え方とイケてる設計」でした。 はじめに 自己紹介はじめまして!2024年4月にマネーフォワードにエンジニアとして入社した、24卒の88888888_kotaです。現在は、Site Reliability Engineer (SRE) として働いています。入社して半年が経過しましたので、本稿ではその振り返りを行いたいと思います。入社理由などについて興味のある方は、入社エントリも書きました...
1ヶ月前
GraphQLエラー設計の考え方とイケてる設計
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!この記事は、Money Forward Engineers Advent Calendar 2024の12月5日の記事です。12月4日はhktechnoさんでサーバーサイド Kotlin における技術選択でした。 前置きこんにちは、マネーフォワード名古屋拠点でエンジニアをしている @sainu です。今回は私のプロジェクトで約2年間運用して比較的上手くいっていると自負しているGraphQLのエラー設計を紹介します。GraphQLのエラーハンドリングや設計は、GraphQLスキーマを導入する時に必ずと言っていいほど悩むポイントだと思いますので、上手くいっている実績のある設計...
1ヶ月前
pydanticで任意のキー名を持つJSONを検証する
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この記事は Money Forward Kansai Advent Calendar 2024 12月5日の記事です。 前置きこんにちは。Money ForwardでMLエンジニアをやっているMarisaka Mozzです。最近の楽しみは大阪の駅前ビルでランチの店を開拓することです。今のところ ネスパ がお気に入りです。pydanticはJSONのスキーマを定義して、その定義に沿っているかどうかを検証できる便利なPythonのライブラリです。一般的な使用用途としては、APIの出力フォーマットなどをpydanticで定義することがよくあります。こうすることで、クライアントにJSO...
1ヶ月前
アクセシビリティとモーショングラフィックの両立を目指した、Money Forward Tech Day 2024のWebサイト開発
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この記事は、Money Forward Engineers Advent Calendar 2024 12月2日の投稿です 🎄2024年9月20日に開催されたマネーフォワード初の自社テックカンファレンスMoney Forward Tech Day 2024において、スピーカーとしての登壇のほか、Webサイトの開発およびグラフィック以外のUIデザインも担当しました。このWebサイトは、社外の不特定多数の方からの閲覧が想定されることに加えて、当社が今年3月に公開したアクセシビリティステートメントに自分自身も携わっていたこともあり、はじめからアクセシビリティを高く保つことを目指しました。一...
1ヶ月前
Kotlin Analysis APIを触ってみる
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この記事はMoney Forward Kansai Advent Calendar 2024の2日目の記事です。こんにちは、株式会社マネーフォワード大阪開発拠点でバックエンドエンジニアをしているTaskです。Kotlinに新しく導入されたAnalysis APIを紹介したいと思います。この記事では、以下の内容を扱います。Kotlin Analysis APIの簡単な紹介簡単なIntelliJプラグインを使ったKotlin Analysis APIの挙動確認以下の内容を扱いません。Kotlin Analysis APIの詳細な実装の紹介既存のKotlinコンパイラの...
1ヶ月前
アクセシブルなプロダクトを提供するための取り組み
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!本記事は、2024年5月26日に開催された技術書典16で、マネーフォワードの有志により出版されたMoney Forward TechBook #8の中で僕が執筆を担当した、「第11章 アクセシブルなプロダクトを提供するための取り組み」を加筆したものです。 はじめにこんにちは。最近、食パンのおいしさに改めて気づいて感動している wozitto です。マネーフォワード福岡開発拠点にて、マネーフォワード クラウド経費(以降、クラウド経費とする)のフロントエンド分離プロジェクトに取り組んでいます。 フロントエンド分離プロジェクトとはまず、フロントエンド分離プロジェクトについて...
1ヶ月前
個人のはてなブログ運用にHatenaBlog Workflows Boilerplateを導入する
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はじめにこんにちは、M-Yamashitaです。今回の記事は、個人のはてなブログ運用にHatenaBlog Workflows Boilerplateを導入する手順についてです。以前はGitHub Actionsとblogsyncを活用した記事の作成と投稿自動化を自作していましたが、制限事項のため時折不便さを感じていました。この不便さが今回のHatenaBlog Workflows Boilerplateで解消されたため、導入手順について記載します。 前提個人のGitHubアカウントのFreeプランを使用 伝えたいこと以前の投稿自動化の構成、および制限事項H...
2ヶ月前
fork 後に子プロセスにパイプを渡す
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Ruby を前提として Ruby スクリプトを使用した例を書きますが、他の言語でも同様のことが言えるはずです。 前提: パイプとはUNIX にはパイプという便利な機能があり、関連するプロセス間でデータをやり取りできます。例えば以下の Ruby プログラムを実行すると、親プロセスで書き込んだ"Hello, world!"という文字列を、子プロセスで受け取って表示します。r, w = IO.pipefork do while line = r.readline puts "Child: #{line}" endrescue EOFError exiten...
3ヶ月前
Intellijを使用して上手に問題に対処する方法
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はじめにこのページは、普段バックエンドのコードを書いてる私が何か問題が発生したときにJetbrainsのIDEを使用して速やかに発生元を突き止め、対処する方法を書いたものです。言い換えると、問題が起きたときにコードを眺める際の私のルーチンワークを紹介します。Java、Kotlin、PHPしか仕事では使わないので他は不明ですが、多分一緒です。これを書いてる端末がmacなのでキーはmacです。graphql-kotlinのコードを使いながら書いていこうと思います。 なぜ書くのか問題が発生したときに、その機能の入口からコードに潜る人を観測したため。入口から特定しに行くな...
3ヶ月前
小さなOSSをリファクタリングしていった手順について発表しました #jasstnano
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皆さんはテストコードを書かれていますか。私は書いています。今回は次のリポジトリで公開しているOSSについて、元のリポジトリのコードを元にリファクタリングをした手順について発表しました。https://github.com/bun913/newman-reporter-testrail-neo以下は発表資料です。 発表の概要このOSSの元となるリポジトリはパブリックアーカイブとなっていて、更新することができませんでしたそのため、新たにリポジトリを作成し、以下のようなステップで改良をしていきましたStep1: 現状を把握する元のリポジトリはテストがあるものの、もう動...
4ヶ月前
Rubyの不要コード削除補助ツール
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最近Railsプロジェクトの不要コード削除を行っていて、雑ツールを書いて作業効率化をしている。2つのツールを作った。両方ともコードの依存関係を可視化するツールだけれども、それぞれ用途が違う。1つは各ファイル間の依存関係を大まかに可視化するもの、もう1つは特定のファイルがどのファイルから依存されているかを出力するもの。とりあえず手元で動くことを重視しているので、対象とするコードによっては何かしらエラーで動かなかったりするかもしれない。記事中のコードはCC-0とします。 dependency_graph.rbこれは各ファイル間の依存関係を大まかに可視化するためのスクリプト。ファイ...
4ヶ月前
K8sでServiceAccountをPodから確実に取り外す方法
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以前、ServiceAccountを取り外すのと同時に、不要となるServiceAccountリソースを削除しようとしたことがありました。この時はDeploymentからserviceAccountNameフィールドを削除して対応しようとしましたが、ServiceAccountが外れず想定通りにいきませんでした。それを解決するためにServiceAccountの取り外し方について調べたので、今回はそれをまとめました。 ServiceAccountの取り外し方ServiceAccountをDeploymentやJobsなどのリソースにアタッチするためにはPodテンプレート内のserv...
4ヶ月前