Yapodu Tech Blog
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株式会社ヤポドゥの技術ブログです。
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AWS Summit の感想・考察とおすすめしたいセッション動画
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ご挨拶と記事概要 こんにちは株式会社ヤポドゥ技術部所属インフラエンジニアkojiroです。 本日は先日開催されたAWS Summit(2025/06/25・26)の感想考察と参加した14セッション中、印象にのこった!勉強になった!追加で調べたい!つまりおすすめをシェアしたい内容の記事になります。 目次 ご挨拶と記事概要 全体の印象ITトレンド 基調講演・SPセッション 運用・インフラ設計の課題領域セッション 興味・関心のあるセッション まとめと案内 全体の印象ITトレンド 今年は何といってもAI Agentでした。ほぼ全てのセッションやトピックにAIが絡んできました。個人的にも直近でBedro…
2日前

あなたの正義はどっち?命名規則とシークレット名
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ご挨拶と記事概要 こんにちは株式会社ヤポドゥ・技術部所属、インフラエンジニア見習いのkojiroです。 今回はAWS Secrets Managerを使用する際に自動で生成されるシークレット名をカスタム可能かについて投稿します。 尚、こちらの投稿はAWS RDS系DBの環境変数をSecrets Manager管理にする場合にフォーカスしています。 DBを使わないケースのプロジェクトは昨今、稀ではありますがそれ以外のケースを割愛しておりますことをお断りしておきます。 目次 TerraformでSecrets Managerを使ってみた シークレット名を使いたくない理由 シークレット名を分解してみ…
6日前

AI Agent, MCP, Bedrock Knowledge Baseで作るAIハンズオン (Part 2 - 実践編・AIエージェントを動かす)
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はじめに 前回の Part 1 では、Terraform を使用して AWS 環境(Aurora PostgreSQL、S3、Amazon Bedrock Knowledge Base)を構築しました。 今回の Part 2 では、構築した環境を活用して、LangChain ベースの AI エージェントアプリケーションをローカル環境で起動し、以下の連携動作を確認します Amazon Bedrock Knowledge Base を使用した RAG による情報検索 Asana MCP Server を通じたタスク管理システムとの連携 LangChain による両システムの統合 AI エージェント…
12日前

AI Agent, MCP, Bedrock Knowledge Baseで作るAIハンズオン (Part 1 - AWS 環境構築編)
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はじめに 2025年は AI Agent や MCP (Model Context Protocol) といった技術が注目を集めています。これらは、複数の外部システムと連携しながら、対話的にタスクを実行する“拡張可能なAI”を実現するための重要な要素です。 今回から、AI Agent を使って Knowledge Base と Asana MCP Server を連携させることで、AI がどのように情報を取得・処理・応答するのかを段階的に確認していきます。 今回は ローカル環境での動作確認を前提として、Terraform による AWS リソースの構築から始め、最終的に AI Agent の仕…
13日前

OpenAI API自動課金の停止方法 - 予期しない請求を避ける
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概要 未使用の Open AI API クレジットの自動更新を無効にする OpenAI のAPI クレジット 課金仕様 API クレジットは一年の有効期限が設定されている 未使用であっても返金不可 All sales of Services, including sales of prepaid Services, are final. Service Credits are not refundable and expire one year after the date of purchase or issuance if not used, unless otherwise specif…
21日前

IPA非機能要求グレードで整理する非機能要件定義の進め方
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いわゆるインフラ構築の業務を行う際に、まずは非機能要件定義から開始することが多くあります。 今回は非機能要件定義と使用される IPA の資料 非機能要求グレード について書いていきます。 非機能要件定義とは そもそも、非機能要件定義とは何でしょうか? Non-functional Requirements 非機能要件定義とは 非機能要件(Non-functional Requirements)、または品質属性(Quality Attributes)と定義されておりシステムが提供する具体的な機能以外に、持つべき重要な特性のことを指します。 例えば、性能、セキュリティ、ユーザビリティ、互換性といっ…
2ヶ月前

【テスト, 監視シナリオ編】Playwright MCP を WSL2 経由で実行する
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前回の続きです。 Playwright MCP で WSL2 Docker の Playwright が起動できることを確認したので、以下を評価、作成していきます。 Web サイトのテストケース 監視用のログイン - ログアウトのシナリオ Playwright MCP でのテストケース 前提 テストサイトはEC サイトのデモ用として使用可能な www.saucedemo.com で実行する Markdown での簡易的なテストケースが存在している。 指示は 前回動作確認をした Docker 環境 で行う。 www.saucedemo.com www.saucedemo.com Cline への…
2ヶ月前

【導入編】Playwright MCP を WSL2 Cline 経由で実行する
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Microsoft から Playwright MCP がリリースされましたので、2回に分けて導入と Playwright MCP ならではの使い方を解説していきます。 Playwright とは? Playwright は Web アプリケーションのテストを自動化するためのツールです。Microsoft が開発したオープンソースのプロジェクトで、TypeScript、Python等で利用できます。Playwright を使用すると、ブラウザの操作を自動化し、Web アプリケーションのテストを効率的に行うことができます。特に、複数のブラウザ(Chromium、Firefox、WebKit)をサ…
3ヶ月前

Terraform + GitHub Actions + OIDC で Google Cloud をセキュアにデプロイする
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近年、インフラ構築のコード化には Terraform が広く利用されるようになりました。しかし、Terraform から Google Cloud へリソースをデプロイする際、従来は Service Account キーファイル(JSON)の管理が必要であり、秘密情報の管理コストやキー漏洩リスクといった課題が存在しています。 そこでよりセキュアにデプロイする方法存在するのが、OIDC (OpenID Connect) を使った認証方式です。GitHub Actions と Google Cloud の Workload Identity プール を組み合わせることで、キーファイルを使わずに安全…
3ヶ月前