レスキューナウテックブログのフィード

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日本で唯一の危機管理情報を専門に取り扱う防災・BCPの専門企業、(株)レスキューナウです。当社で活躍するエンジニアの技術ブログを中心に公開していきます。

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Python3 Pandas + Matplotlibを使用して、散布図と標準偏差を表示する
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初めに前回の記事で東京都の過去50年間の8月平均気温と移動平均の推移をグラフで描画したので、今回は散布図上に標準偏差(平均からどれくらいデータが散らばっているかを示す指標)を描画してみます。過去100年間分の東京都の6月平均気温のデータを用いて標準偏差を算出します。今年の6月が観測史上最高の平均気温だったとのことなので、実際にそれがどれくらい平均値からずれていたのかも確認してみましょう。作成したコードはJupyter Notebook上で動作し、描画しています。なお、開発環境の構築方法などについては、本記事では割愛します。標準偏差について 環境・使用ライブラリPy...
6日前
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uvでCloud Run Functionsの開発環境を構築する
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はじめにGoogle CloudのFaaS(Function as a Service)であるCloud Run Functionsは、手軽にサーバーレスアプリケーションを構築できる強力なサービスです。PythonでCloud Run Functionsを開発する際、環境構築には様々なツールが利用できますが、本記事では近年注目を集めている高速なパッケージマネージャーuvを活用した、モダンな開発環境の構築手順を紹介します。 前提Google Cloudのプロジェクトを作成済みで、請求が有効になっていること 動作確認環境WSL2 Ubuntu (Windows 11...
23日前
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Session Manager に接続できない!ディスク容量オーバーが招いたトラブルと解決までの道のり【備忘録】
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最初に今回は、AWSのSession Manager で EC2 インスタンスに接続できなくなり、対応に追われた経験を備忘録として記録しておきたいと思います。もし同じような状況に直面された方がいらっしゃれば、この記事が少しでも参考になれば幸いです。 突如として現れた接続エラー先日、いつものように Session Manager を使って EC2 インスタンスに接続しようとしたところ、添付画像のように見慣れないエラーメッセージが表示されました。エラー画面 エラーの原因として考えられたこと:ディスク容量の不足このエラーの原因を調査する中で、最も可能性が高いと判断したのが...
1ヶ月前
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Python 3 エンジニア認定データ分析試験 チートシート
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はじめにデータ分析に関する資格は多岐にわたりますが、代表的なものの 1 つとして、Python 3 エンジニア認定データ分析試験があります。合格率は 81.5 % と難易度は高くありませんが、合格基準は 70 % 以上となっており、Python の使用経験や行列計算の扱いに慣れておくことが必要です。とはいえ問題自体は指定の教材から出題されるので、事前に要点を押えておけば、合格可能な試験だと言えます。本ブログでは、Python 3 エンジニア認定データ分析試験の受験にあたって、試験直前のチートシートを作成してみました。試験のための十分な勉強時間が取れずに当日を迎えてしまった方...
1ヶ月前
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Claude DesktopでMCPを使用する
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はじめに今回はClaude Desktopを使用して、MCP(Model Context Protocol)を使用する方法について試してみました。Claudeは無料プランを使用しています。 事前準備Claude Desktopをインストールします。https://claude.ai/downloadNode.js をインストールします。https://nodejs.org MCPのインストールとClaude Desktopの設定今回はローカルファイルを操作する為に、filesystemのMCPサーバーをインストールします。filesystemのMCP...
1ヶ月前
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Amazon DynamoDB を構築してみた!~ SAA 試験対策にもなる実践記 ~
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はじめにAWS のフルマネージド型 NoSQL データベースサービスである Amazon DynamoDB を実際に構築してみた経験についてご紹介します。実は、私は現在、AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト (SAA) の資格取得に向けて学習を進めているのですが、DynamoDB に関する問題で特に苦戦することが多く、「実際に手を動かして理解を深めよう!」と考え、今回の構築に至りました。このブログが、SAA の試験勉強をされている方や、これから DynamoDB を使ってみようと考えている方の参考になれば幸いです。 なぜ DynamoDB を選んだのか?...
1ヶ月前
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ネットワーク構成図の矢印は、どっち向き?
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はじめにネットワーク構成図を描くとき、リソース間の矢印の向きで悩んだことはありませんか?「AがBにデータを取りに行くからA→B?」「BがAにデータを提供するからB→A?」正解があることではないかもしれませんが、私が考える 「ネットワーク構成図における矢印の向きのベストプラクティス」について書いてみたいと思います。結論から言うと、私は「処理や情報のやり取りの論理的な方向」 を重視して矢印を描くことをおすすめしています。 1. 基本は「きっかけを作る側」から「働きかけられる側」へ多くのシステム連携において、あるリソースが別のリソースに対して「何かしてほしい」と働きかけることから...
1ヶ月前
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Cloud Run の IAP による高度な認証を設定したサービスが CORS ポリシーに対応できるか試してみた
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はじめにCloud Run 用に Identity-Aware Proxy (IAP) を構成する がプレビュー (Pre-GA)となりました。従来は Cloud Run で IAP によって認証するにはロードバランサーを構築する必要がありましたが、今回のアップデートにより Cloud Run 単体で IAP を利用できるようになりました。本記事では、以下のような条件で Cloud Run 用の IAP を構成した結果、上手く動作するのか試したものです。 条件異なるドメインからリクエストされる Cloud Run サービスCORS (Cross-Origin Reso...
2ヶ月前
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Cursorで何をしていますか?開発効率は上がりましたか?
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Cursorで何をしているか・使ってみて開発効率が上がったのか、社内で少し話す機会があったので振り返ってみました。私がCursorを使い始めたのが今年の4月頃からなので、使用2ヶ月ほどの振り返りです。 ちゃんとCursorのAI機能使ってた?まずそもそもCursorのAI機能を使ってたのか、ただのVSCodeとして使ってたのか確認しました。ちゃんとAI機能つかってました。チャット機能はほぼエージェント機能を使ってます。使用言語はプロジェクトで使用している全ての言語がリストアップされていたので、フロント・バックエンド問わずCursorを活用していたみたいです。 Cur...
2ヶ月前
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Python3 Pandas + Matplotlibを使用して、東京都の過去50年間の8月平均気温と移動平均を描画する
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初めにPython3でのデータ分析に少し興味を持ったので、データ分析ライブラリのPandasと、グラフ描画ライブラリのMatplotlibを使用し、2024年から過去50年間の東京都の8月の平均気温とその移動平均を算出してグラフに描画した方法を記載します。作成したコードはJupyter Notebook上で動作し、グラフを描画しています。なお、開発環境の構築方法などについては本記事では割愛します。 環境・使用ライブラリPython3Jupyter Notebookデータ分析ライブラリ Pandasグラフ描画ライブラリ Matplotlib コードimp...
2ヶ月前
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Google Cloud - Professional Cloud Developer 受験の振り返り
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はじめに先日、Professional Cloud Developerに無事合格しましたので、学習内容や問題の傾向を振り返ります!https://cloud.google.com/learn/certification/cloud-developer?hl=jahttps://cloud.google.com/learn/certification/guides/cloud-developer?hl=ja受験者についてエンジニア歴:2年半Google Cloud 使用歴:業務でコンピューティングやデータベース関連のサービスを一部利用学習期間:1ヶ月学習時間:20時間...
2ヶ月前
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Cloud Runでリージョン情報を返却する
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概要メタデータサーバを使って、Cloud Runでデプロイされたアプリケーションのリージョン情報を動的に取得して返す方法をまとめました。 メタデータサーバとは実行中のインスタンスに関する様々な情報を取得できるサーバです。Cloud Runの場合、プロジェクト ID、リージョン、インスタンスID、サービスアカウントなどの情報が提供されています。詳細は下記をご参照ください。https://cloud.google.com/run/docs/container-contract?hl=ja#metadata-server サンプルコード下記の流れで処理をするFlaskアプ...
3ヶ月前
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AIF と G 検定、どれくらい似てる? SBERT で比較してみた
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🧩 1. はじめに今月、元 OpenAI 研究者を中心としたチームが発表した未来予測シナリオ AI 2027 [1] が話題になっていますね。興味深い内容ですが、どんな将来が来たとしても、AI についての正しい知識を身につけておくことは必須のように感じました。AI 関連の資格試験としては AWS Certified AI Practitioner (以下、「AIF」)や JDLA が実施する G 検定などがあります。いずれも AI の入門的な資格ですが、私自身がこれらを受験するにあたり、どちらか一方で十分なのか、両方を取得するのが効果的なのか、気になりました。そこで本記事で...
3ヶ月前
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Microsoft Edgeの音声読み上げ機能が最高な件
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はじめに普段使いはWindowsでもMacでもスマホ、タブレットでもChrome一択なのですが、音声読み上げ機能に関してはMicrosoft Edgeが良い感じなので紹介したいと思います。ついでに、他のブラウザの音声読み上げ機能との比較もご紹介します。日々の情報収集において視覚的に読むだけではなく、音声で聴くという選択肢があると、作業しながらでも情報を取り入れられるので効率的です。 Microsoft Edgeの音声読み上げ機能とはMicrosoft Edgeには、WebページやPDFファイル、電子書籍などのテキストを自動で音声に変換して読み上げる「音声読み上げ」機能(...
3ヶ月前
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Notion 公式の MCP サーバが公開されたので使ってみる
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tokadev です。最近は社内でも MCP が話題に挙がることが増えてきました。ちょうど Notion 公式から MCP サーバが公開されたので使ってみることにします。https://github.com/makenotion/notion-mcp-server サンプルページ検証用にチームスペースとページを作成。 MCP サーバーREADME に従って設定します。Curosr から利用するため path/to/.cursor/mcp.json に追加。 インテグレーション作成インテグレーションを作成しMCP経由でページ情報を取得出来るようにします。ここでは...
3ヶ月前
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GitHub Copilot コードレビュー機能でプルリクエストを日本語でレビューしてもらいたい
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はじめにGitHub Copilotは、AIを活用したコード補完ツールとして多くの開発者に利用されています。最近では、コードレビュー機能も追加され、プルリクエストのレビューを自動化することが可能になりました。レスキューナウでも最近利用できるようになったので活用しています!しかし、デフォルトでは英語でのレビューとなっており、日本語でレビューしてもらいたい場合にはちょっとした設定が必要だったので試した内容をメモしておきます 📝 GitHub Copilotのコードレビュー機能とはGitHub Copilotのコードレビュー機能は、プルリクエストに対してAIが自動的にレビューを...
3ヶ月前
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VS CodeでCopilot Chatに与えると便利なコンテキストまとめ
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はじめに先日、VS CodeのGitHub Copilot Chatにもエージェントモードが搭載されましたが、質問モードが役立つ場面も引き続きあるかと思います。この質問モードの精度を高めるには、適切な「コンテキスト」をCopilotに伝えることが重要になります。この記事では、GitHub Copilot Chatに標準で備わっているコンテキスト機能に焦点を当て、質問時に役立つコンテキストの種類と簡単な使い方を紹介します。ここで紹介するコンテキストの多くはエージェントモードでも利用可能と思いますが、本記事では質問モードでの利用を主眼としています。 動作環境Windows ...
3ヶ月前
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AWS CLIを使用して、AWS IAM Identity Centerの認証情報を設定し、AWSの各種サービスにアクセスする手順
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概要AWS CLIからAWSサービスを操作する際、IAMユーザーのアクセスキーを使わずに、AWS IAM Identity Center(旧AWS Single Sign-On)を使うことで、安全にアクセスする手順をまとめました。IAMユーザーのアクセスキーを使う方法は、有効期限などもないため漏洩したときのリスクが高く、ローテーションや失効の処理を適切に行う必要があるため、今は推奨されていないようです。 前提条件・AWS CLI バージョン 2.22.0以降を前提としています。・IAM Identity Center内でSSO認証へのアクセス権を既に持っていることを前提と...
3ヶ月前
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画像に任意のテキストを描画する
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はじめに今回は、プログラムで画像を加工して、任意のテキストを描画する方法について調査しました。 Pythonで画像にテキストを描画するPythonで画像処理を行う為に必要なライブラリをインストールします。pip install pillow画像の任意の位置に、任意のテキストを描画するプログラムを作成します。from PIL import Image, ImageDraw, ImageFontdef draw_text_on_image(image_path, output_path, text, position=None, ...
4ヶ月前
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Google Cloud Skills Boost 「The Arcade」をはじめてみた
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はじめに以前から Cloud Skills Boost を利用していましたが、継続することができていません。そのためスキルバッジの取得は2022年が最後になっていました。Google Professional 資格取得のために学習はしていましたが、座学がメインの試験対策だったので手を動かすことが疎かになっていました。業務では Google Cloud の機能をある程度の範囲でしか使わないため、もう少し幅広く、継続してできるような何かがあれば良いなーと思っていたところ「The Arcade」があることを思い出したので、はじめてみることにしました。 The Arcade の概要「...
4ヶ月前