レスキューナウテックブログのフィード

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日本で唯一の危機管理情報を専門に取り扱う防災・BCPの専門企業、(株)レスキューナウです。当社で活躍するエンジニアの技術ブログを中心に公開していきます。

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国土交通データプラットフォーム MCP サーバーが出てた
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はじめにtokadev です。国土交通省が提供するオープンデータプラットフォームには、インフラ施設、PLATEAU(3D 都市モデル)、交通、地理・測量、気象・災害など、非常に多様なデータが公開されています。これらのデータは GraphQL API でアクセスできるのですが、API 仕様を調べてクエリを書いて...という作業は少し手間がかかります。と思っていたら公式の MCP が公開されました。https://github.com/MLIT-DATA-PLATFORM/mlit-dpf-mcp.git本記事では、実際に札幌市のデータを取得しながら、hands-on 形式で...
2日前
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Cloud ProfilerでGoのメモリリークを検出する
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はじめにCloud ProfilerはGoogle Cloudにデプロイされたシステムのパフォーマンスを分析できるプロファイリングツールです。最近業務で利用する機会があったので、GoでのメモリリークをサンプルケースにCloud Profilerを利用する手順を紹介します。 Cloud ProfilerについてCloud Profilerを活用することで、本番環境で実際に発生している問題を直接分析し、原因を特定できます。本番環境特有の負荷や実データによる挙動など、ローカル環境では再現が難しいケースに有効です。 主な特徴Go、Java、Node.js、Pythonに対...
10日前
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AIエージェントへの指示、実際どうしてる?
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先日、社内のエンジニアとの雑談で「hosoyさんはClaude Codeを使うときにどんなプロンプト書いてますか?DDLとか渡してますか?」と聞かれました。AIエージェントを活用するための記事はたくさんありますが、やはり気になるのは、「実際みんなどんな感じでAIエージェントに指示を出してタスクを進めてるんだろう??コンテキストとかプロンプトが大事なのは分かってるけど、具体例を見せてほしい!」っていうところです。なので、私自身はAIエージェントの基本中の基本の機能しか利用していないですが、実際のタスクに対してどのようにAIエージェントに指示を出して作業を進めているかを恥ずかしながら公開し...
11日前
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Amazon API Gateway(REST API)の「使用量プラン」と「APIキー」がすごい
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はじめに商用でAPI提供を検討したときに知ったAmazon API Gateway(REST API)の機能である「使用量プラン」と「APIキー」がすごく魅力的だったので、調べたことを共有します。 Amazon API Gateway(REST API)とはAWSが提供しているAPI Gatewayサービスは現時点で4つありますが、その中でも認証やリクエスト、レスポンスなどを高度に制御できるRESTfulなAPIを構築できるのがREST APIです。https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/apigateway/latest/developergu...
21日前
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AWS Chatbot + Terraform で実装する CloudWatch エラーログの Slack 通知
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📌 はじめに 実装の背景と目的とあるアプリケーションがサーバー上で稼働していましたが、これまでアラートの設定が行われていませんでした。今回、エラーをリアルタイムに検知し、チームが即座に対応できる体制を構築するため、AWS CloudWatch Logs と Slack を連携した通知システムを Terraform で実装しました。設定パラメータの意味や、ハマりどころをまとめました。 AWS Chatbot を使うメリット📝 注記: AWS Chatbot は 2025 年 2 月 19 日に Amazon Q Developer に変更されました。マネージメントコンソ...
21日前
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DynamoDB を体系的に学習した記録 - 実践的なサンプルアプリケーション付き
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はじめに最近、AWS DynamoDB について体系的に学習しましたので、その学習記録を共有します。NoSQL の基礎知識があまりない状態から始め、実際に動作するサンプルアプリケーションまで作成しましたので、これから DynamoDB を学習される方の参考になれば幸いです。リポジトリはこちらです。https://github.com/Mo3g4u/dynamodb-study-todo/tree/main なぜ DynamoDB を学ぶことにしたのかきっかけは、AWS でサーバーレスアプリケーションを構築したいと考えたことでした。Lambda + DynamoDB の...
1ヶ月前
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Claude CodeからSpannerを操作してみた
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はじめにMCP Toolbox for DatabasesをMCPサーバとして利用し、Spannerデータベースを操作する手順をまとめました。基本的にはドキュメントのとおりですが、Claude CodeのVSCode拡張機能で使用する際につまった点なども記載しています。 前提Spannerデータベースが作成済みであることgcloudコマンドが実行できること 動作確認環境WSL2 Ubuntu (Windows 11)MCP Toolbox for Databases 0.16.0Claude Code for VS Code 2.0.5 1. Spa...
1ヶ月前
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「実践プロパティベーステスト」を読んで
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tokadev です。「実践プロパティベーステスト」を最近読んだので、備忘録がてら書き残しておきます。https://www.lambdanote.com/products/proper本書のサンプルコードは Erlang で記述されていますが、勉強と理解のために TypeScript fast-check を使用して書いています。https://fast-check.dev/ 第1章:プロパティベーステストの基礎プロパティベーステスト(Property-Based Testing: PBT)は、少ないコードで強力なテストを実現する手法。従来の例示ベースのテストとは違い、...
1ヶ月前
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エラー通知でDevinが自動調査 - Slack連携の実装パターン
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はじめにDevinのSlack連携では、メンションで指示を出すだけでなく、エラー通知や監視アラートをトリガーにDevinを自動起動させることができます。これにより、人手を介さない24時間体制での初動対応が実現できます。本記事では、基本的なSlack連携の設定方法から、Webhookやワークフローを活用した自動化パターンまで、実際の運用で使える形で解説します。夜間や休日のエラー対応負荷を軽減したい方の参考になれば幸いです。 Slack連携の設定方法DevinのSlack連携は思っているよりもシンプルに設定できます。公式ドキュメントに詳細な手順がありますが、ここでは実...
2ヶ月前
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Gemini CLI をVertex AI経由で使えるようになるまでの道のり
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普段は Claude Code を使っているのですが、Claude Code が使えなくなった時のために Gemini CLI の設定を行なってみました。レスキューナウは GCP の個人貸与環境があるので、セキュリティを意識してVertex AI を経由して Gemini CLI を使ってみようと思います。いくつかハマりポイントがあったので備忘録として残しておきます。同じように困っている人の参考になればとおもいます! 前提条件Google Cloudのプロジェクトが既に作成済みgcloudコマンドがインストール済み今回のプロジェクト名は my-ai-project-123(...
2ヶ月前
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実践的なDevin活用ガイド:セッションでの効果的な指示方法や注意点
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はじめにDevinを実際のプロジェクトで活用する際、効率的な指示と連携システムの構築が重要になります。本記事では、リポジトリ開発におけるDevinの基本的な使い方から、実践的な活用方法を解説します。 基本的な使い方 チャットでの会話(セッション)Devinとのやりとりは、Web上のチャット画面から開始します。Devinではチャットでの一連のやりとりを「セッション」と呼びます。メニューから「New session」を選択チャット欄に指示を入力※GPT-5が発表されてから入力フォームが少し変わりました。Preview版としてGPT-5が利用できます。元は「De...
2ヶ月前
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Overture Maps に触れて
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tokadev です。 OvertureMaps が発表されて以来触ってなかったので理解のためにデモアプリを作ってみることにしました。https://docs.overturemaps.org/getting-data/duckdb/ 構成データは 2025-08-20.1 Release 、 Parquet を利用するため DuckDB 経由で S3 を取得します。構成はなるべくシンプルにしたいので Deno + Hono + DuckDB + Vue + MapLibre GL で実装。先に完成形イメージから。青い四角が Buildings のポリゴン、 赤い点が Pla...
2ヶ月前
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AWSによるマイクロサービスの基本アーキテクチャ
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はじめにAWSによるマイクロサービスの基本アーキテクチャを設計してみたので、共有します。題材としてBtoB向けの課題管理ができるアプリケーションを構築するシナリオで考えてみました。ベースアーキテクチャまでなので、具体的なビジネス要件で求められる詳細な情報は省略しています。また、サーバーレスでないサービスを使わなければいけないケースはビジネス要件として何か特別な理由がない限り必要ないと思いますので、全てサーバーレスで設計しています。 システムの要件 ユーザー向け要件Webインターフェース: ユーザーが直接操作するサービスは、Webブラウザ経由で提供されること。シング...
2ヶ月前
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ローカル環境で動作確認しづらいプロジェクトの開発で、AIに結果を検証させてから実際に動作確認してみるようにした
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背景ローカル環境で動作確認しづらいJavaのプログラムの開発を行うことになりました。このプロジェクトではローカル環境でコードの変更を行った後、開発環境にデプロイして動作確認するというのが通常の開発フローです。ただ、デプロイするにも時間がかかるので、なるべく開発効率を上げるために考えたのが、AIに動作検証させるというやり方でした。これが結構いい感じだったので、記事としてまとめてみました。改めて、今のプロジェクトと私の状況です。Javaのプログラムだが、私はJavaの開発経験がない。開発チームを移動してきたばかりで、プロジェクトの構造が理解しきれていない。動作確認を行う場合...
2ヶ月前
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Lambda SnapStart でベンチマークをとって効果検証をしてみた
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2024年11月22日に AWS Lambda の SnapStart が Python でも使えるようになっていたのですが、実際どれくらい効果があるのか気になって、ベンチマークツールを作って検証してみました。https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/aws-lambda-snapstart-for-python-and-net-functions-is-now-generally-available/結論から言うと、コールドスタート時間が 85% も改善しました!これはかなりインパクトがありますね。 Lambda SnapStart って何?まず...
2ヶ月前
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Pub/SubからマルチリージョンCloud Runへのpush認証をカスタムオーディエンスで実現する
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概要Cloud Pub/SubからCloud RunへのpushリクエストをIAMで認証する場合、通常はPub/SubサブスクリプションのオーディエンスにCloud RunのURLを指定することで、セキュアな通信を実現できます。しかし、ロードバランサを介したマルチリージョン構成のCloud Runにpushする場合、この方法では認証がうまくいかない場合があります。どのリージョンのCloud Runにリクエストが振り分けられるか決まっていないため、オーディエンスとリクエストを実際に処理するCloud Runサービスが一致しない可能性があるからです。この課題をカスタムオーディエンス...
2ヶ月前
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Spannerの保存から一定時間経過したデータをSSDからHDDに移行する
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はじめにGoogle CloudのSpannerはフルマネージドのリレーショナルデータベースサービスです。今回はSpannerの学習のため、階層型ストレージ機能を使用してSSDからHDDにデータを移行する手順を実践してみました! 階層型ストレージ機能についてSpannerでは通常SSDにデータが保存されます。階層型ストレージ機能を使用することでコールドデータをSpanner単体でHDDに保存・移行でき、ストレージコスト削減が見込めます。!2025年9月時点ではEnterpriseまたはEnterprise Plusエディションでのみ利用可能です。https://c...
2ヶ月前
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VM インスタンス作成中にコンテナをデプロイするオプション廃止に伴う Container-Optimized OS での対応
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はじめにこれまで、VMインスタンス作成時にコンテナを直接デプロイする機能(gce-container-declaration メタデータを使用する方法)がありましたが、このコンテナ起動エージェントを利用した機能が非推奨となり、2026 年 7 月 31 日に廃止されることがアナウンスされました。これを受け、起動スクリプトを使用してコンテナをデプロイする方法へと移行作業を行いました。利用していたVMインスタンスのイメージは、Container-Optimized OS (以下、COS)です。本記事では、実際に行った具体的な手順やポイントを、公式ドキュメントを基にご紹介します。...
3ヶ月前
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DevinのDeepWikiでコードをWiki化する
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はじめにソフトウェア開発において、コードの理解とドキュメントのメンテナンスは常に課題となっています。新しいプロジェクトへの参加や久しぶりに触れるコードの理解には、適切なドキュメントがあることで、スムーズに機能開発に着手が可能です。そんな課題を解決するために、DevinはDeepWikiというドキュメンテーション機能を提供しています。この記事では、DeepWikiの概要から実際の使用方法までを解説します。 DeepWikiとは公式情報からざっくりと。DeepWikiはリポジトリを自動的にインデックス化し、以下の要素を含む包括的なWikiを生成する機能です。アーキテク...
3ヶ月前
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ジオコーディングAPI比較
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tokadev です。ジオコーディングに触れる機会があったので、現在のジオコーディングの選択肢と試したことの雑感についてメモ代わりに残しておきます。 ジオコーディングジオコーディングは住所や地名などのテキスト形式の地理的情報を、緯度・経度といった数値座標に変換する技術です。現代のWebアプリケーションやモバイルアプリケーションにおいて、地図サービス、配送システム、位置ベースサービス(LBS)などで広く活用されている基盤技術の一つです。気象データなどと照らし合わせる際、影響するエリアに特定の拠点が含まれるかを判定する必要がありますが、拠点の座標を把握しているケースは少ないため住所...
4ヶ月前