TOKIUMプロダクトチーム テックブログのフィード

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『未来へつながる時を生む』 株式会社TOKIUMの技術ブログです🕰

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要望を断る側から、受ける側になった──元PdMのFDEの悩み
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第一部で、受託開発出身の私がTOKIUMでFDE(Forward Deployed Engineer)になり、「目の前の一社」と「その他の全顧客」の板挟みになっている話を書きました。https://zenn.dev/mura_massann/articles/sier-to-saas-fde今回はその続きで、板挟みのもう一段深い層の話です。いま導入しているこのプロダクト、私が管轄する部署のプロダクトなんです。自分でこのプロダクトのPdMをやっていたわけではないのですが、PdMたちの隣で、どの要望を受けてどの要望を断るかという判断に長く関わってきました。断る側の内側にいた人間が、今度は...
3日前
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受託の常識は、SaaSのFDEに通用しなかった
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いま、ある大手企業グループの導入案件にFDE(Forward Deployed Engineer)として入っています。FDEはPalantirが広めた職種名で、顧客の現場に入り込み、プロダクトと顧客業務の隙間を埋めるエンジニアのことです。プロダクトをそのまま渡しても、大企業の業務にはぴったりはまりません。承認の経路、規程との突き合わせ、既存システムとの連携。そういう「あと一歩」を、顧客のすぐそばで手を動かして埋める役割だと思ってもらえれば、だいたい合っています。ただ、これだけだと、導入コンサルと何が違うのかと思われるかもしれません。私は、一社のために解いたものを、次の会社でも使える形...
4日前
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「深く考えて」は、なぜAIに効かないのか
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前回、50年以上未解決だった数学の問題「サイクル二重被覆予想」がAIに解かれたらしい、という話を書きました。解き方の型は1945年からほとんど変わっておらず、型になったものはAIに渡っていく。だから人間側の重心は、問いを立てる側に移る、という話です。https://zenn.dev/mura_massann/articles/how-to-pose-questionsその後、この証明に使われたプロンプトの全文が、OpenAIから公開されました。https://cdn.openai.com/pdf/04d1d1e4-bc75-476a-97cf-49055cd98d31/cdc_pr...
5日前
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いかにして問いを立てるか──未解決問題までAIが解く時代のPdM
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また数学の未解決問題が、AIに解かれたらしいです。ある朝、社内のSlackにそんな話題が流れてきました。新しいモデルが出るたびに誰かが「また解けたらしいですよ」と持ってくる、ちょっとした風物詩になりつつあります。ただ今回は少し事情が違いました。証明の中身をよく読むと、私が大学院時代に研究していた領域と、かなり近い。点と線のつながりを扱う、グラフ理論という数学の一分野です。数学科でこれを専攻して修士をとっているので、数少ないグラフ理論の専門家と言っても過言ではありません。と言うと、先生方に怒られる気もしますが。「AIが解けないグラフ理論・離散数学の問題は、ほぼなくなったと思いますね」と、...
6日前
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「危ないものは全部 block」をやめた ── AI のガードを warn で測ってから格上げする話
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!この記事は何の話か(3 行まとめ)AI(Claude)の暴走を止めるガード(Hook)は、増やすほど安全になりそうですが、実際は誤検知で正当な操作まで止まり、ガードそのものが邪魔者になって、いずれ無効化されかねませんそこで新しいガードは原則 warn(止めずに知らせるだけ)から始め、しばらく動かして「誤検知(FP)」と「見逃し(FN)」を測ってから、block(実行を止める)へ格上げすべきかを判断することにしました実際に測ってみると、格上げに値したのは3件、6件は warn のまま据え置き、2件は「確実には任せきれない」と正直に格下げ・見送りにし、残り1件は昇格→検証で差し戻...
9日前
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【ハーネス】「依存方向ゲート」でアーキテクチャの退行をCIで止める
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はじめにハーネスエンジニアリング、熱いですよね。この記事では、ハーネスの一つとして私たちのチームが最近追加したレイヤ依存方向ゲートを紹介します。「どの層がどの層を import してよいか」を機械判定し、違反があれば CI を FAIL させる仕組みです。入れてみたら、人間レビューで守ってきたはずの違反が 8 件も見つかりました。あなたのリポジトリにもきっと眠っています。 依存方向ゲートの必要性AI は、レイヤの依存方向をあまり考えてくれません(私だけかもですが)。放っておくと、usecase が infrastructure 層のクラスを平気で import してきます...
11日前
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要件を書くPdMこそ、QAで手を動かしてみませんか
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はじめに — QAがひっ迫して、PdMの自分がQAをやることになったこんにちは、TOKIUMでPdMとして働いている冨永です。弊社では1つのQAチームで複数の開発チームのQAを担当しています。そのため、リリースタイミングが被ると、どうしてもQAがひっ迫し、優先順位をつけざるを得ない場合があります。先日もそういった場面がありました。ただ、どうしても早く出したい機能が含まれていたため、要件は一番把握しているし、ということで、PdMの私もQAに参加し、テストケースのチェックをすることになりました。(もちろん私ひとりではありません。QAの方々がメインで、私はできるテストをやります。品質...
12日前
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調査用スキルを作ってみた
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はじめにTOKIUMでSWEとして働いている@lpvnvsbtfです。ソフトウェアエンジニアとして働いていますが、エージェント開発を進めるにあたって、その技術の進歩の速さから論文からも得られる栄養素が不可欠なのではないかと思いこのスキルを作ってみました。調べていて困るのは、情報源が媒体ごとにバラバラなことです。arXiv の論文、ベンダーの公式発表、公式ドキュメント、サードパーティの解説ブログ、ベンチマークを作った会社の発表と、あちこちに散っています。調査させるエージェントがいると、この辺も簡単にこなしてくれます。そこで、収集からノート化までの手順、一次情報と二次情報の裏取り...
13日前
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ソースコードで理解する OpenTelemetry Go の TracerProvider
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はじめにこんにちは、Lapi(@dragoneena12)です。私たちのチームではGoを使ったAIエージェント開発をしているのですが、その監視のためにOpenTelemetryによる計装を行いました。OpenTelemetryではAIエージェントのための計装仕様として、Semantic Conventions for GenAI agent and framework spans というものが定められています。Datadog Agent Observability はこの仕様に対応しており、適切に計装すればDatadog上でAIエージェントの動作をわかりやすく見ることができます...
14日前
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AI時代の新人IT人材に送る「言語化」のススメ
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はじめにこんにちは、TOKIUMの重村です。25卒として入社した後、新卒未経験でエンジニアになり、現在は「TOKIUM AI出張手配」のPdMをしています。入社からの1年あまりで、エンジニアとしてAIとペアでコードを書く仕事も、PdMとして要件定義や顧客ヒアリングをする仕事も、開発工程の上流から下流までを一気通貫で経験しました。(時にはAI出張手配を売り込みに営業なんかもやりました)行う仕事や立場が変わっても、共通して「これが一番大事だった」と言えるものが1つだけあります。それが「言語化」です。この記事では、AI時代の新人IT人材に向けて、言語化の重要性に気づくまでの失敗と、...
19日前
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サバゲー動画をvideo-useで編集したらデスモンタージュができたので、自分でハイライト作成スキルを書いた話
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こんにちは、TOKIUMでエンジニアをしているFatherScorpionです。突然の布教になりますが、サバゲーはいいぞ。v6 完成版より、7試合目の前進シーン サバゲーはいいぞ、上映会もいいぞサバゲーはリアル版FPS(撃ち合い)ゲームとも言われるスリリングで楽しいスポーツです。週末には100人近くが集まり熱い撃ち合いを繰り広げる、それでいて被弾は自己申告の紳士なスポーツです[1]。自分はサバゲーで遊ぶときにGoProを頭に付けて録画をしています。これは特にSNSで共有したりするわけではなく、自分の周りでサバゲー友達同士の上映会を行う文化があるからです。例えば一緒に行動し...
24日前
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並走する複数のClaudeが二重実行・取りこぼしを起こす ── 指揮者なしの台帳で衝突を防いだ17日間
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!この記事は何の話か(3 行まとめ)AI(Claude Code)を1台ではなく何台も同時に走らせると、各セッションがバラバラにタスクを抱え、何が終わって何が残っているか分からなくなり、同じ作業を二重にやってしまいますそこで「未処理タスクの唯一の正本(SSoT)」を1本の追記専用ファイル(台帳)に集約し、別ウィンドウのAIへ仕事を撒いて回す自作の仕組み Foreman を作りました。中央サーバもロックも使わず、ファイルだけで並走を成立させています台帳を集計したら、342件のタスクを追跡して289件(完了率およそ85%)を完了、そのうち全体の約75%(256件)は、起点とは別のウ...
24日前
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ポストモーテムはSkillに作らせよう
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はじめにこんにちは、最近ClaudeのSkillを作るのにハマっているLapi(@dragoneena12)です。最近チームでポストモーテム作成用のSkillを作ってみたのですが、結構いい感じに作れてチーム内での評判も良かったので、こちらで紹介してみたいと思います。 ポストモーテムとはポストモーテムとはGoogleのSite Reliability Engineeringで提唱されている、インシデントについての事後分析レポートです。インシデントの影響や原因、再発防止策などをまとめた文書を作成し組織全体に共有することで、知識の蓄積を図り、効果的な予防措置をとることを目的とし...
1ヶ月前
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要件定義のレビュースキルの育成をはじめました
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はじめにClaude Skillsで様々なスキルを作成して生産性を向上させている方は多いと思います。私もこれまでに色々なスキルを作成してきましたが、今回は下記理由があり、要件定義のレビューのためのスキルの育成をはじめました。最近、配下のエンジニアメンバーが作成した要件定義のレビューの機会が増えてきており、今後も増えそうである。自身のこれまでのエンジニアとしての経験において言語化できていない領域であったのでちょうど良い機会だと思った。「自動化して効率化を図る」ということに加えて、自分の頭の中にあるレビューの判断基準を、AI と一緒に言語化して育てていく取り組みです。 ...
1ヶ月前
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「エンジニア中心主義」だった私がPdMに転身して、プロダクト開発の見え方が変わった
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2023年に新卒入社してWebエンジニアとして働き始めて3年、今月からプロダクトマネージャー(PdM)に挑戦しています。今振り返ると、エンジニアとしての3年間は、技術力、および開発チームを束ねるマネジメント能力を磨くことのできた貴重な時間でありながら、同時に、「エンジニア中心主義」的な価値観が無意識のうちに染み付いてしまった期間でもありました。PdMに転身して2週間、早くも、プロダクト開発に対して持っていた固定観念が崩れ、新たな面が見えてきました。未経験からのエンジニア挑戦、PdM転身に至るまでの過程を素直に記しています。未熟な面も多々ありますが、温かい目でお読みください。 ...
1ヶ月前
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Claude Codeに全部抱え込ませるのをやめた。tmuxのタブを会話させてコンテキストを分割する
TOKIUMプロダクトチーム テックブログのフィード
こんにちは、TOKIUMでエンジニアをしている西本です。早速ですが、Claude Codeを使い込むほど、ひとつの壁にぶつかります。コンテキストです。1つのセッションに実装もレビューも調査も定型業務も全部やらせていると、コンテキストウィンドウがどんどん膨らみます。長くなれば応答の精度は落ちますし、/compactが走ると直前まで握っていた文脈が要約に丸められて、細部が飛びます。「さっき決めた方針、もう覚えてないな」とぼやく、あの感じです。コンテキスト管理のノウハウ自体は、世の中にもうたくさん出ています。なので目新しい原則の解説というより、自分の環境を紹介がてら、私なりの落とし込み方を...
1ヶ月前
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Apple container 1.0 を試してみた ― systemd、名前付きホスト、起動速度を Docker と比較
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毎年恒例の Apple の開発者向けイベント WWDC26 で、Linux コンテナを動かすツール container が 1.0 になり、その目玉として軽量な Linux 環境 container machine がしれっと発表されました。container は Apple Silicon の Mac で macOS 26 で動作します。Docker Desktop のような追加の仮想化ソフトを入れなくても、OS 標準の仕組みだけで Linux コンテナを動かせます。Docker と同じ感覚で build や run を打てるので、普段 Docker を使っている人ほどすぐ馴染め...
1ヶ月前
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マークダウンやHTMLをSlackで共有するのが辛すぎて社内ツールを作った話
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最近、めっきりNotionを書かなくなりました。代わりに増えたのが、Claude Code で作ったHTMLのダッシュボードやMarkdownのレポートを、そのままSlackに貼って共有するスタイルです。ただ、これがそのままだと地味に辛いんですよね。Slackに貼ってもプレビューが効かないので、受け取った相手は毎回ダウンロードして、ブラウザやエディタで開き直すことになる。出先でスマホからパッと確認することもできなくて、読み手のことを考えてスクショを別途添えたりしていて、これはどうにかならんものかとげんなりすることが多かったです。なので、マークダウン/HTML をドラッグ&ドロ...
1ヶ月前
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AIのメモは「貯める」より「どこに置くか」── QA業務の知識整理4層
TOKIUMプロダクトチーム テックブログのフィード
!この記事は何の話か(3行まとめ)AIを活用してテスト設計をしていると、AI(Claude)が参照する知識が散らかっているほど、的外れな回答(ハルシネーション)が増えますそこで知識を「常に手元に置くか・必要なときだけ引くか」で4つの置き場所に仕分け、さらに「どれが正しい出典か」を機械的に見分ける運用にしました結果、常時読み込む文脈が軽くなり、古い情報を引いて間違える事故を仕組みで抑えられるようになりました前提となる用語(この記事だけで読めるように)MEMORY.md:Claude が毎ターン自動で読み込む、セッションをまたいで残るメモ(人でいう常駐メモ)Skill:...
1ヶ月前
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「ストーリー」と「視線誘導」を意識しながら、生成AIとともにイイ感じのスライドを作る
TOKIUMプロダクトチーム テックブログのフィード
はじめにTOKIUMでは、毎年6月から新しい会計年度が始まります。例に漏れず、僕も業務成果の振り返りをしたのですが、ふと気になって2025年6月頭〜2026年5月末までの登壇数を数えてみました。その数、なんと31件 🤯 登壇による発信そのものは、コロナの前から積極的に取り組んできましたが、1年で30件を超える活動量は間違いなくキャリアベストの記録です。そして、活動量以外にも登壇発信について、この1年で大きく変わったことがあります。それは、登壇資料の作成に生成AIを使うようになった ことです。登壇リストを数えてみると、 生成AIを利用して作成した資料は13件 ありました。 ...
1ヶ月前