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Terraformのコードを改善したい!|DRY原則/for_each編
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こんにちは!Liquidインフラチームの上原です。 この記事では、Terraformのコードリファクタリングについて解説します。 Terraformを使っていて、コードが増えてきて読みにくい…など、同じ悩みを抱えている方の助けになれば幸いです。 導入 Liquidではインフラに AWS を、インフラ管理に Terraform を使用しています。 Terraformは、AWSなどのクラウドインフラサービスの管理ツールです。インフラ構成をコードで記述すると、それに従ってリソースの生成を実行してくれます。 手間のかかる構築作業を自動化できたり、意図しない設定をすぐに検知・修復できたりと、インフラ運用…
1年前
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技術書典イベントと軌跡を密着レポート!
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みなさんこんにちは!Liquid Sales担当の岡野です! 池袋で行われた「技術書典13」について、なんとLiquidの有志メンバーが技術書を制作し、本イベントに出展いたしましたので、一参加者としての目線でお伝えしていきます! 今年のイベントはオフラインとオンラインの同時開催! 念願のオフライン開催が解禁されたこともあり会場は大盛り上がりでした。 もちろんオンライン会場も大盛況!電子書籍の売れ行きも好調だったみたいです。 それでは、Liquidメンバーがどれほどの熱量を持って臨んだのか、 当日はどのような雰囲気だったかをみなさんに知っていただきましょう! 目次 「技術書典13」までの準備 い…
2年前
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CTO大岩が慶應理工学部の講義に登壇しました!
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こんにちは、Liquid広報です。 5月11日(水)に行われた慶應義塾大学理工学部の講義「理工学概論」に、CTO大岩が講師として登壇しました!👏 理工学概論とは、 毎回、様々な分野で活躍する人が講師として招かれ、最先端のトピックスを紹介する講義です。 大岩は認証分野で活躍するエンジニアとして講師を務めました! 講義の前にパシャリ。少し緊張している様子です。 当日は約250名の学生様が参加され、大岩より生体認証の基礎を中心にお話しました。 犯罪捜査や空港の出入国管理での活用など身近な話題からスタートした後、 本題の生体認証の仕組みへ。 指紋認証の仕組みとして、指紋の切れ目や分かれ目など特徴のある…
2年前
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人はディープフェイクを見分けられるのか
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はじめに こんにちは、Liquid CTOの大岩です。 顔認証の精度はディープラーニングの登場によって格段に上がり、手軽な生体認証としての市民権を確立しつつあります。同時に顔認証に使用する顔画像はフォトショップでの修正やDeepfakeによって容易に改ざんできてしまいます。これを見分けられないと、デジタル加工した顔で新しい身分証を作成して不正な用途で使用するなど、様々な問題が生じてしまいます。 人間の目でそれらの改ざん画像を見分けることができるのでしょうか。仮に画像を人の目で見分ける運用としてシステムを作るとしたら、どんなことに注意する必要があるのでしょうか。 ダルムシュタット応用科学大学のC…
2年前
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Systems ManagerがWindows Serverインスタンスを認識してくれないときの対処法
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こんにちは。 Liquidインフラチームの上原です。 この記事では、EC2 for Windows ServerをSystems Managerで運用する際に困った話と、 その解決策についてご紹介します。 背景 LiquidではインフラにAWSを採用しております。 私が入社して数ヶ月が経ったある日、こんなタスクが舞い込んできました。 「Windows Serverインスタンスで稼働しているソフトウェアがあり、運用を引き継いでほしい」 「ソフトウェアのライセンスがMACアドレスに紐付いておりインスタンスの使い捨てができない*1」 「Dockerで動かせないため、ECSへの移行は不可」 いろいろと…
2年前
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開発環境のAmazon Auroraクラスターを利用時間外に自動停止してコスト削減する
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はじめに こんにちは!Liquidインフラチームの野々山です。 この投稿では、AWS EventBridgeとAWS Systems Managerを用いて、Amazon Auroraクラスターの起動・停止を自動制御する方法を紹介します。 サンプルのterraformコードも掲載していますので、もし機会がありましたら試してみてください! 背景 Liquid eKYCでは、主にAWSを用いてインフラ構築を行っています。 サービス提供開始から2年ほど経過し、サービスの利用者数の増加や機能追加とともに、AWSの利用料も増加の一途をたどっています。そのためインフラチームでは、安定したインフラ基盤を提供…
3年前
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オンラインボドゲシステム
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おはこんにちは、Liquid R&Dチームの布目です。 Liquid R&Dチームでは、eKYCの顔撮影時の偽造検知の実験や開発を行っています。今回は偽造検知などは置いておいて、オンラインでボードゲームをやるためのシステムを作成した話をしたいと思います。 今回作成したオンラインボドゲシステムはこんな感じで動いていました。(生活感がひどい写真だ・・・ リポジトリはこちらになります。 GitHub - yujidn/discord_bodoge_bot: discord botを介してボドゲをする仕組みを作る 動機 システム作成の動機は、ずばりボードゲームをやることになります。 かつては2,3週に…
3年前
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Liquidの社内勉強会devconfの様子を紹介します
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CTOの大岩です。 Liquidでは毎月、社内勉強会であるdevconfを開催しています。開催の様子を、いくつかの過去の発表について軽く触れながら紹介していきます。 devconf の運営について 当初はオフィスの会議室で毎週していたのですが、去年からコロナの影響により基本リモート開催となりました。 月1回 1時間-1時間半 各チームから1人の発表を基本とする 参加自由。立ち見も歓迎!内職上等! ٩(๑´3`๑)۶ のルールで運営しており、実態としては、 3-4名程度が発表 一人あたり15-30分程度 業務が忙しければ気軽に発表をスキップ 時間が来て発表できなかった人は、次回に発表 となってい…
3年前
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karateを使ったAPIテストの自動化
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こんにちは。QAチームのhanです。 LiquidのQAチームでは、リリースをする度に実施する回帰テストを、正確且つ迅速な結果を得るために、テスト自動化を推進しております。 今回はkarateというテストフレームワークを使ったAPIテストの一例を紹介させて頂きます。 karateとは? Gherkinの文法を自然言語に近い形で記述できるテストフレームワーク 学習コストが低い、プログラミング経験がない人も使える(と思っています!) テスト記述方法が直観的で、結果も見やすい(と思っています!) 詳細はこちらで確認できます。 github.com サンプルコードを実行して、どんなものなのか確認して見…
3年前
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Goにジェネリクスが入るので、調べてみた。
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はじめまして! Liquidのバックエンドエンジニアの谷口と申します。(画像左) GoでLiquid eKYCや新規プロダクトの開発を行っています。 ジェネリクスのproposalがacceptされたので、調べてみました。 今回解説するproposalの範囲 このproposalではtype listという概念を使って、ジェネリクスを実現しています。 さらに、これを改良する新しいproposalも出されています。(https://github.com/golang/go/issues/45346) type listを導入するのではなく、type setという新しい概念の導入によって、ジェネリ…
3年前
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3DDFA形式3DMMを用いた感情(表情)移植
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はじめに Liquid R&Dチームの小倉です。今回は3DDFAを用いて顔画像からその感情の表出であるところの表情を抽出し、それを他人に移植することで間接的ですが感情の移植を試みたいと思います。 感情移植イメージ 手順 以下の流れで感情(表情)を移植します 抽出元、移植先から顔3次元情報を抽出、それから顔2次元情報を復元 抽出元の顔3次元情報の中の表情成分を移植先の顔3次元情報の表情成分に移植 表情成分が移植された顔3次元情報から顔2次元情報を復元 移植先の元の顔2次元情報と表情成分移植後に復元された顔2次元情報を使用して移植先の顔画像を変換 顔3次元情報(3DMM) 今回顔画像からの表情の抽…
3年前
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令和時代の人体錬成
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おはこんにちは、Liquid R&Dチームの布目です。 Liquid R&Dチームで現在重点的に取り組んでいることに、eKYCでの顔の真贋判定があります。この記事では真贋判定について簡単に解説します。また真贋判定をより頑強にするための、顔3次元復元+3Dプリンタで人体錬成する取り組みについてまとめました。 真贋判定とは 真贋判定は、本物と偽物を判定するといった意味合いです。顔の真贋判定では、撮影された顔が本物か偽物かを判定することになります。顔の偽物は大雑把に3種類に分けることができます。 Photo Attack 偽装したい人の顔写真を紙に印刷して容貌撮影 Display Attack 偽装…
3年前
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Goでスタックトレースを上書きせずにエラーをラップする方法
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こんにちは。eKYC開発チームの藤本です。 eKYCのサーバーサイドではpkg/errorsパッケージを使用してGoのスタックトレースを記録しています。スタックトレースは標準のerrorsパッケージではサポートされていませんが、エラー発生時のスタックトレースがわかるとエラーの解決が楽になるので、是非記録しておきたい情報です。 pkg/errorsパッケージを使用してスタックトレースを記録するには、エラーを初期化するときにerrors.New, errors.Errorf関数を使用するか、既存のエラーに対してerrors.WithStack関数を使用します。こうすると、作成されたエラーerrに対…
3年前
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Liquid が目指すものと技術組織の取り組み
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こんにちは、Liquid の CTO の大岩 ( @ooiwa ) です。 Liquid という名前を聞いたことがあるでしょうか? ご存知な方は、生体認証、eKYCという言葉を思い浮かべるかもしれません。僕たちは、LIQUID eKYC というB2B2Cのサービスを作っています。一言でいうと、「従来は窓口に行く必要があった本人確認を、スマートフォンでセルフィー撮影と身分証撮影で済むようにした」サービスです。このブログ開設の日からちょうど2年前にあたる2019年7月1日にリリースされ、金融口座の開設から、携帯電話の契約、C2Cサービスでの本人確認など、幅広く使われています。 それを運営するLiq…
3年前