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【2025 Japan AWS Jr.Champions】選出者インタビュー(電通総研セキュアソリューション:三浦 杏之介)
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こんにちは。電通総研クロスイノベーション本部3年目の宮崎博寿です。 現在、2025 Japan AWS Jr. Championsに選出された当社グループのメンバーにインタビューを行い、これまでの取り組みや今後の抱負などについて語ってもらう企画を実施しています。 今回、私がインタビューさせていただいた方は、電通総研セキュアソリューションの三浦 杏之介さんです。 自己紹介 ――現在の所属と業務の内容を教えて下さい! ICTサービス事業部 ICT3部に所属し、クラウドセキュリティ領域を中心に業務を行っています。具体的には AWS GuardDuty やサードパーティ製セキュリティツールの運用・検証…
1日前

【2025 Japan AWS Jr.Champions】選出者インタビュー(電通総研:宮崎 博寿)
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はじめに はじめまして。電通総研セキュアソリューション ICTサービス事業部の三浦杏之介です。 2025 Japan AWS Jr. Championsに選出された当社グループのメンバーにインタビューを行い、これまでの取り組みや今後の抱負などについて語ってもらう企画を実施しています。 今回のインタビュー対象は、電通総研の宮崎 博寿さんです。 2025 Japan AWS Jr. Championsとは AWS Partner Network (APN) 参加企業に所属し、現在社会人歴 1~3 年目で突出した AWS 活動実績がある若手エンジニアを「Japan AWS Jr. Champions…
3日前

CompTIA SecurityX 受験体験記
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こんにちは、電通総研 コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の櫻井です。 本記事ではCompTIA SecurityX認定に関する紹介をします。 なお、本記事でご紹介する資格の情報は2025年5月時点のものとなります。 CompTIA SecurityX認定とは? CompTIAはIT業界内で作成された各業務の実務能力基準の認定活動などを行っているIT業界団体であり、同様の団体にはISC2(International Information System Security Certification Consortium)やISACA(Information Systems Audit …
4日前

Teams から AWS アカウント利用料を一瞬で可視化! Amazon Q Developer in chat applications (旧称: AWS Chatbot)の活用
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はじめに クロスイノベーション本部クラウドイノベーションセンターの宮崎博寿です。 AWSアカウントのコストは「いざ調べよう」と思うと AWS Console → Cost Explorer を開き、フィルタを選び…と若干手間が掛かります。 コンソールへログインし、Cost Explorerでコストを確認するという毎回同じ手順を踏むのは、いくつもアカウントを見ている方だと若干億劫になってしまうかもしれません。 Amazon Q Developer in chat applications (旧称: AWS Chatbot) を Teams チャネルに連携すると、この作業をチャットの質問だけで完結…
7日前

IntelliJプラグイン開発の始め方~コード検査編~
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こんにちは。電通総研ITの寺尾です。 今回はIntelliJのインスペクション(コード検査)機能の実装方法についてご紹介します。 前回はこちら:IntelliJプラグイン開発の始め方~ラインマーカー編~ インスペクション(コード検査)とは インスペクションとは、IntelliJ上で特定の条件を満たす箇所にエラー、警告を表示するコード検査機能です。 開発者はこのハイライトを目印にしてコード修正をすることが多いかと思います。 IntelliJプラグインでも独自の検査ルールを用意し、エラーハイライトや警告表示を行えます。 公式ドキュメント 実装前に知っておくこと 前回と同様に、本記事でもKotlin…
8日前

GitHub Dependabotのcooldown機能を試す
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こんにちは。コーポレート本部 サイバーセキュリティ推進部の耿です。 GitHubで管理しているプロジェクトの依存関係(パッケージ)を更新する場合、Dependabot Version Updatesで自動化することがあります。このDependabotについて、以前の記事(GitHub Actions の更新への追随とリスク低減のバランスを考える)で触れたcooldown機能が正式リリースされましたので早速試してみました。 cooldown機能とは 機能の詳細 使い方 実際に試してみた npmパッケージの更新 GitHub Actions の actionの更新 まとめ cooldown機能とは…
9日前

Cloud Run×MCP:MCPサーバをCloudRunにホストして、CloudRunを操作する
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こんにちは、スマートソサエティセンターの飯田です。 今回は、 Google CloudのCloud RunとMCPサーバ関連で下記の2つをご紹介します。 Google CloudのCloud Run上にMCPサーバをホスティング ホスティングされたMCP サーバでCloud Runを操作する きっかけは、このGoogleのテックブログでして、CloudRun×MCPを触ってみようと思いました cloud.google.com MCP(Model Context Protocol)とは MCPはアプリケーションがLLMにコンテキストを提供する方法を標準化するオープンプロトコル(anthropic…
11日前

CIVILIOSにおけるOIDCの活用方法
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こんにちは、スマートソサエティセンター サステナビリティソリューション部の田口和駿です。 本記事では弊社の自社サービスCIVILIOSにおけるOpenID Connectの活用方法を紹介します。 なお、本記事でご紹介する情報は2025年5月時点のものとなります。 CIVILIOSとは 弊社が開発した都市OSであるCIVILIOS(シビリオス)は、そこに暮らす人に軸足を置きつつ、それぞれの自治体の環境にアジャストした最適なデータ連携基盤を提供する無二のソリューションです。 CIVILIOSの特徴として以下のようなものがあります。 内閣府「スマートシティリファレンスアーキテクチャ」に準拠 オープン…
11日前

【DB入門】PostgreSQLの基礎を体系的に学ぶ
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こんにちは。 金融IT本部 PSユニット 融資ソリューション2部の武田です。 この記事では、OSS-DB技術者認定試験の概要や勉強方法、業務・資格試験を通じて得られた気づきなどをまとめております。 DBやSQLについてこれから知りたいなという方やOSS-DB Silverの受験を検討している方の参考になれば幸いです。 1.OSS-DB技術者認定試験(OSS-DB Silver)とは 1.1 OSS-DB 試験の概要 OSS-DB技術者認定試験は、オープンソースのデータベースである「PostgreSQL」に関する知識とスキルを認定する資格試験です。主催はLPI-Japanで、PostgreSQL…
11日前

Azure DevOpsを用いたSnowflakeへの自動デプロイをやってみた
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初めまして。エンタープライズ第三本部、2年目の松田知洋です。 本記事では、用いたSnowflakeの自動デプロイの仕組みを紹介します。Azure DevOpsを用いる事で、ソースコードの一元管理、バージョン管理に加え、パイプラインによる人的ミスが少なく、再現性の高い運用が出来ます。実際普段の業務でもこういった仕組みを利用していますが、勉強を兼ねて改めて整理したのが本記事になります。 以下はSnowflakeとAzure DevOpsに関する簡単な説明です。詳細に関してはリンクの弊社ブログ及び公式ドキュメントをご覧ください。 Snowflakeについて Snowflakeは、クラウド上で提供され…
14日前

40代開発マネージャの継続的アップスキリング(AWS全冠→2年連続Japan All AWS Certifications Engineers選出)
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はじめまして。金融IT本部 融資ソリューション2部 大澤弘和です。 継続的なアップスキリングの一環で、AWSの学習を続けてきた結果、2024 Japan AWS All Certifications Engineersの選出に続き、今年2025年の応募クライテリアも達成し、2年連続で選出のご連絡を先日受領しました。 これまで累計15の認定資格に合格しましたが、必要な試験時間は約37時間、出題問題数はおよそ1,000問であり、改めて振り返ると、長い道のりでした。なお、「受験は試験センターで受ける」の一択。 AWS認定履歴 最初に学習し始めたのはまだコロナ渦だった2021年。当時はAWSのみならず…
18日前

システムライフサイクルプロセスにおけるセキュリティ
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こんにちは。 夏が来るたび、日本の暑さに戸惑っています。 金融IT本部でお仕事をさせていただいております、新卒入社3年目の青井です。 今回は、情報処理安全確保支援士のオンライン研修(2年目)で学んだ中から、システムライフサイクルプロセスにおけるセキュリティについて少しお話ししようと思います。 セキュリティのフレームワークやガイドラインについて実業務で少し考える機会があったので、紹介します。 セキュリティに興味がある若手SE(興味なくてもトレンドとしておさえるべき??)、電通総研に興味がある学生(実際どんな仕事してるの?)向けに、できるだけライトに書いているので、「ふーん。」くらいで読み流してい…
18日前

速報版:Gemini CLIを業務で使う際のポイント
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電通総研、スマートソサエティセンターの飯田です。 Gemini CLIがリリースされて話題になっていますね。 Developers, builders and creators: Bring the power of Gemini 2.5 Pro directly into your terminal with Gemini CLI, our new open-source AI agent with unmatched usage limits. Available now in preview — at no charge. pic.twitter.com/D576uqjfJG— Goog…
22日前

IntelliJプラグイン開発の始め方~ラインマーカー編~
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こんにちは。電通総研ITの寺尾です。 プラグイン開発の機能実装について、今回はラインマーカーの実装についてお話します。 前回はこちら:IntelliJプラグイン開発の始め方~アクション機能編~ ラインマーカーとは エディタ画面上のガター(行番号の表示される列)に表示されるアイコンを、IntelliJではラインマーカーやガターアイコンと呼びます。 インタフェースの実装や、オーバーライドメソッドの実装先へのジャンプで、アイコンをクリックする方も多いのではないでしょうか。 アクションによるファイルジャンプとは別に、今回はラインマーカーによるファイルジャンプ機能の実装をご紹介します。 公式ドキュメント…
23日前

入社3年目社員の業務内容と社内の学習環境
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こんにちは。 製造エンジニアリング本部エンジニアリングクラウド技術部の竹田です。 普段の業務では自動車会社様向けに CAEのクラウド環境構築・運用保守 を担当しています。 パブリッククラウドである AWS、Azure、OCI といったクラウドベンダーを活用し、お客様のCAE解析業務を支援しています。 この記事では、電通総研に入社して3年目社員 である私がこれからエンジニアリング本部に配属される新人や、電通総研に興味を持っている就活生の方向けに、 部や社内の学習環境、担当業務、そして電通総研の強みについて紹介したいと思います。 👉 弊社CAE教材 目次 はじめに 業務をする上での学習環境と海外出…
24日前

AWS AppConfigとLambdaとNext.jsを用いてFeatureFlagを実装してみた
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みなさんこんにちは。エンタープライズ第一本部の鈴木です。 この記事では、以前記事にまとめたFeature Flag(フィーチャーフラグ)を取り入れたアプリケーションを、勉強を兼ねてAWS上に構築してみたため、記事にまとめていきます。 Feature Flagについては、以前私がまとめた以下のリンク先の記事を参考にしていただければ幸いです。 Feature Flagという開発手法についてまとめる 1.はじめに 2.AWS AppConfigについて 3.構築内容 3-1.アプリケーション 3-2.AWS Lambda AppConfig 4.動作検証 5.まとめ 1.はじめに 今回は、以下2つの…
25日前

IntelliJプラグイン開発の始め方~アクション機能編~
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こんにちは。電通総研ITの寺尾です。 前回ご紹介したプラグイン開発環境構築に続き、今回から実際に機能実装についてお話していきます。 本記事でご紹介する機能はアクション機能です。 前回はこちら:IntelliJプラグイン開発の始め方~環境構築編~ アクション機能とは IntelliJにおけるアクションとは、メニューやショートカットで呼び出せる機能全般を指します。 普段IntelliJを使う際に、ショートカットキーによるファイル検索、Gitウィンドウでの操作、Runメニューからのデバッグ起動などをすることはないでしょうか。 実はこれらも、IntelliJ上ではアクションとして実装された機能となって…
1ヶ月前

IntelliJプラグイン開発の始め方~環境構築編~
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こんにちは。電通総研ITの寺尾です。 前回に続き、以前ご紹介したIntelliJ向けプラグイン「Doma Tools」の開発経験を基にした、プラグイン開発方法についてお話していきたいと思います。 前回はこちら:IntelliJプラグイン「Doma Tools」のご紹介~OSSなプラグイン開発~ まず今回は、環境構築からリリースまでの大まかな流れをご説明します。 ※Gradle、GitHubの基本的な知識があると本記事の内容が理解しやすくなります ※記事内のGitHubリポジトリのリンクは、本記事作成時点での最新のコミットをリンクしています IntelliJプラグインを作ってみよう 日本国内から…
1ヶ月前

IntelliJプラグイン「Doma Tools」のご紹介~OSSなプラグイン開発~
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はじめまして。電通総研ITの寺尾です。 本記事では、私が開発に携わったJetBrainsのIntelliJ向けのプラグイン「Doma Tools for IntelliJ」(以下、「Doma Tools」と表記)についてご紹介します。 「Doma Tools」とは Domaとは? 主要機能紹介 ファイルジャンプ コード検査 DAOメソッドに紐づくSQLファイルチェック 未使用の引数チェック 不正なバインド変数チェック コード補完 SQLフォーマット(プレビュー機能) さいごに 「Doma Tools」とは 「Doma Tools」は、IntelliJ IDEA上でDomaを用いた開発を支援する…
1ヶ月前

Geminiによるナレッジグラフの抽出とGraphRAGの簡易実装
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こんにちは、スマートソサエティセンターの飯田です。 はじめに NotebookLMでは、文章をアップロードすると、マインドマップ形式で内容を可視化することができます。 この機能により、情報の整理や関連性の把握が容易になります。 デジタル庁が公開している ChatGPT 等の生成 AI の業務利用に関する申合せ(第2版)を入力してみると下記のような結果が得られます。 NotebookLMでこのような見せ方ができるということは、Geminiでもナレッジグラフ生成ができるのでは?と思い、Geminiをつかって、どこまでナレッジグラフを抽出できるかを試してみてみました。 そして、抽出した結果をGrap…
1ヶ月前

入社1年が経過した若手の電通総研での働き方
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はじめまして。製造エンジニアリング本部 SPDM技術部の冨永です。 本記事では、2024年4月に新卒で電通総研に入社してから約1年、部署に配属されてから半年が経過した私の現在の業務内容や働き方を中心に紹介したいと思います。あくまで私が所属している部署の話にはなりますが、読者の皆様には本記事を通して、電通総研での業務内容や働き方について少しでもご理解いただければ幸いです。 1. 電通総研の志望理由と入社の決め手 2. 現在の業務について 2.1. 業務内容 2.2. 業務のやりがいや難しさ 2.3. 今後の野望 3. 働き方 3.1. 1日のスケジュール 3.2. こだわり 4. 最後に 1. …
1ヶ月前

Firebase Studioでアイデアを最速でカタチにする
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スマートソサエティセンターの飯田です。 突然ですが、今回のエントリーでは、 コードを1行も書かずに、アイデアを形にする衝撃 をお伝えします。 前回のブログでお見せしたGeminiと音声通話を連携させるデモ実装、実はソースコードを1行も書いていません tech.dentsusoken.com デザインのクオリティも問題ない、さらにはGeminiのような生成AIの組み込みまでが、コーディング作業なしにできちゃう世界になってきてます。 これまでは、「こんなサービスが欲しい」というアイデアを思いつくと、下記のようなステップで最初のMVP(Minimum Viable Product)を制作していました…
1ヶ月前

コールセンター業務をAIで効率化:音声通話をGeminiでDX / Twilloと連携など
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はじめに スマートソサエティセンターの飯田です。 Googleの生成AI「Gemini」を音声通話と組み合わせ、電話対応の負担を抑えるプロトタイプを作ってみました。 本記事では、その取り組みと、そこから見えてきた生成AI活用の具体的な可能性についてご紹介します。 背景:深刻化する電話業務の負担と、DXによる解決への期待 顧客からの理不尽な要求や迷惑行為は、近年深刻な社会問題となっています。 従業員の精神的な負担増大や離職率の上昇を引き起こし、企業経営にとって看過できない問題となっています。 このような状況を受け、各企業には電話業務軽減への具体的な対策強化が急務となっています。 厚生労働省も対策…
1ヶ月前

Visual Studio Code で GitHub Copilot と Remote Development を併用した場合 MCP サーバーはどこで実行されるのか
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こんにちは。クロスイノベーション本部クラウドイノベーションセンターの柴田です。 この記事では Visual Studio Code で GitHub Copilot の agent mode と Remote Development を併用した場合に MCP サーバーがどこで実行されるのかをご紹介します。 はじめに GitHub Copilot とは Remote Development とは 前提条件 MCP サーバーはどこで実行されるのか おわりに 参考資料 はじめに GitHub Copilot とは GitHub Copilot は GitHub が提供するコーディングアシスタントです…
1ヶ月前

Visual Studio Code で MCP サーバーの実行に必要な資格情報をパラメーター化する
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こんにちは。クロスイノベーション本部クラウドイノベーションセンターの柴田です。 最近 Model Context Protocol (MCP) が注目を集めていますね。 一部の MCP サーバーは実行に資格情報を必要とします。例えば以下は https://github.com/makenotion/notion-mcp-server の設定例です。環境変数 OPENAPI_MCP_HEADERS に Notion の integration secret を設定する必要があります。 { "servers": { "notionApi": { "command": "npx", "args": …
2ヶ月前

Databricksで実現するデータ名寄せ【確率的マッチング編】
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こんにちは。エンタープライズ第三本部 マーケティングIT部の熊倉です。 このブログでは、高速に動作する分散処理エンジン「Apache Spark」とオープンテーブルフォーマット「Delta Lake」を基盤としたレイクハウス環境を構築できるDatabricks上で管理しているデータセットに対して、名寄せ処理を行うアプローチについて紹介します。 実際のノートブックの処理についても紹介しようと思っていますが、想定よりも内容が多くなってしまったので、名寄せの概要を紹介する「概要編」、ソースコードなど具体的な名寄せ処理の具体的な内容を紹介する「決定論的マッチング編」「確率的マッチング編」の三部作にしよ…
2ヶ月前

Databricksで実現するデータ名寄せ【決定論的マッチング編】
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こんにちは。エンタープライズ第三本部 マーケティングIT部の熊倉です。 このブログでは、高速に動作する分散処理エンジン「Apache Spark」とオープンテーブルフォーマット「Delta Lake」を基盤としたレイクハウス環境を構築できるDatabricks上で管理しているデータセットに対して、名寄せ処理を行うアプローチについて紹介します。 実際のノートブックの処理についても紹介しようと思っていますが、想定よりも内容が多くなってしまったので、名寄せの概要を紹介する「概要編」、ソースコードなど具体的な名寄せ処理の具体的な内容を紹介する「決定論的マッチング編」「確率的マッチング編」の三部作にしよ…
2ヶ月前

Databricksで実現するデータ名寄せ【概要編】
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こんにちは。エンタープライズ第三本部マーケティングIT部の熊倉です。 このブログでは、高速に動作する分散処理エンジン「Apache Spark」と オープンテーブルフォーマット「Delta Lake」を基盤としたレイクハウス環境を構築できるDatabricks上で管理しているデータセットに対して、名寄せ処理を行うアプローチについて紹介します。 実際のノートブックの処理についても紹介しようと思っていますが、想定よりも内容が多くなってしまったので、名寄せの概要を紹介する「概要編」、ソースコードなど具体的な名寄せ処理の具体的な内容を紹介する「決定論的マッチング編」「確率的マッチング編」の三部作にしよ…
2ヶ月前

Feature Flagという開発手法についてまとめる
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みなさんこんにちは。エンタープライズ第一本部の鈴木です。 この記事では、Feature Flag(フィーチャーフラグ)を用いた開発手法についてまとめていきます。Feature Flagは昔からある開発手法の一つですが、調査する中で面白い手法だと思ったため、改めてまとめたいと思います。 1.はじめに 2.メリット/デメリット 2-1.メリット リリースサイクルとデプロイの分離 安全なデプロイ 本番環境での容易な検証と実験 2-2.デメリット コードベースの乱雑化とテスト(CI)の複雑化 未使用のFeature Flagがコードベースに残ることで、技術負債を抱える可能性がある 3.Feature …
2ヶ月前

Terraform MCP Server を使ってみた
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はじめに こんにちは、クロスイノベーション本部エンジニアリングテクノロジーセンターの徳山です。 この記事は、2025年5月20日に公開されたばかりの Terraform MCP Server をGitHub Copilot in VS Code ( 以降、Copilotと記載 ) で使用してみた体験談です。Terraform MCP Server の導入前のコード生成状況から導入内容、導入後のコード生成結果までを紹介します。 Terraform MCP Server は、 LLM (大規模言語モデル) の AIエージェントへ Terraform のプロバイダーとモジュールの検出やプロバイダーの…
2ヶ月前