LegalOn Technologies Engineering Blog

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LegalOn Technologies 開発チームによるブログです。

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IngressでもGateway APIでもなかったWebフロントエンド向けゲートウェイ再構築
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はじめに こんにちは、SRE&プラットフォームチームの和田です。 今回は、「Google Cloud Next 2025」の発表ではお伝えしきれなかった、アプリケーションプラットフォームのグローバル化プロジェクトの詳細をご紹介したいと思います。 「Google Cloud Next 2025」の弊社の発表内容についてはこちらをご覧ください。 www.youtube.com グローバル化プロジェクトでは、2024年にリリースした「LegalOn(旧製品名 LegalOn Cloud)」のアプリケーション基盤をベースに、グローバル向けサービス「LegalOn Global」との基盤統合を目指したマ…
9日前
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GeminiでAIの「ブラックボックス」を解明!実装 Tipsとプロンプト全公開
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はじめに こんにちは。Data Analyst の Alicia です。 この記事をお読みいただく前に、まずは下記の記事でプロジェクトの全体像をご覧いただくことをお勧めします。2本合わせてお読みいただけると嬉しいです。 tech.legalforce.co.jp 今回は、その続編として、前回の記事でご紹介した「MQL ファクター」の技術的な裏側を深掘りして解説していきます。 皆さんの現場でも、こんな課題を感じたことはないでしょうか? AI の予測結果が「ブラックボックス」で現場が使ってくれない SHAP 分析の結果は専門的すぎてエンジニア以外に伝わらない この記事では、 Geminiを活用して…
11日前
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AI がセールスを変革!「見込み顧客の予測」から「なぜ有望か」の解説までを実現した話
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はじめに こんにちは。Data Analyst の Alicia です。 多くの企業の営業現場では日々、「どの顧客が有望なのか?」「なぜその顧客が有望なのか?」という 2 つの問いに直面することが多いのではないでしょうか。 私たちは、この 2 つの問いに納得感をもって答えられるように、予測 AI と生成 AI を融合させた新しい仕組みを開発・導入しました。 予測AI (上図左側):顧客のメタ情報と行動データを基に、「商談化の可能性」をスコアリングし、スコアが高い有望顧客を特定。 生成AI (上図右側):「なぜその顧客が有望なのか」という有望の根拠を、分かりやすい自然な日本語で生成。 この「スコ…
11日前
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12月16日『AI Engineering Summit Tokyo 2025』で登壇発表します。
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はじめに こんにちは。AIセクションでソフトウェアエンジニアをしている藤田です。 12月16日(火)に開催される「AI Engineering Summit Tokyo 2025」に、LegalOn Technologiesはゴールドスポンサーとして協賛し、登壇発表・ブース出展を行います。 イベントの詳細は、こちらの公式ページをご覧ください。 ai-engineering-summit-tokyo.findy-tools.io 本日は、登壇セッションの内容や、私の所属するチームについて簡単にご紹介できればと思います。イベント当日、ぜひ会場に足を運んでいただけると嬉しいです。
15日前
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プレイブックに基づく契約書レビューにおけるLLMの性能検証
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こんにちは、株式会社LegalOn TechnologiesのAIセクションチームです。LegalOn Technologiesでは、日本の法務分野における自然言語処理(NLP)のための包括的なベンチマークデータセット、LegalRikaiを作成しています。LegalRikaiは日本法に特化したさまざまなタスクを含むベンチマークデータセットで、法務NLPベンチマークデータセットの現状における重要なギャップを埋めることを目的としています。 この記事は、前回公開した記事の続編として、プレイブックに基づく契約書レビュータスクを紹介し、本タスクに対するモデルとPromptの性能検証を紹介します。
25日前
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新卒採用、始めます。~AI時代が生む勝者と敗者の分かれ道~
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はじめに こんにちは。CTOの深川です。 だいぶパンチのあるタイトルを設定してしまいましたが、新卒採用始めます!というポジティブなブログです(笑)。 LegalOn Technologiesは、2027年卒からエンジニアの新卒採用を本格的に始める意思決定をしました。これまでも一部のポジションでインターンの受け入れからの新卒採用は行なっていましたが、基本的にはキャリア採用が中心だった私たちが、なぜ今、新卒採用に踏み切るのか。CTOとしての視点からお伝えできればと思います。
1ヶ月前
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第9回「LegalOn」誕生の裏側:品質編
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はじめに LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしています。 ラストを飾る今回は、「LegalOn」の品質作りに焦点を当て、プロジェクト開始からリリース、リリース後の品質への取り組みを振り返ります。QAチームがどのよ…
2ヶ月前
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第8回「LegalOn」誕生の裏側:検索編
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はじめに LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしていきます。 第8回となる本記事では、「LegalOn」の中核を担う検索システムの開発に焦点を当て、その立ち上げから運用、そして未来への展望までを、CTOオフィスリー…
2ヶ月前
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第7回「LegalOn」誕生の裏側:バックエンド編
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はじめに LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしていきます。 第7回となる本記事では、「LegalOn」のバックエンドアーキテクチャと技術選定に焦点を当て、当時の意思決定の背景や、これまでの成果・課題について、CT…
2ヶ月前
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第6回「LegalOn」誕生の裏側:フロントエンド編
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はじめに LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしていきます。 第6回となる本記事では、「LegalOn」のフロントエンドアーキテクチャと技術選定に焦点を当て、当時の意思決定の背景や、これまでの成果・課題について、C…
3ヶ月前
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第5回「LegalOn」誕生の裏側:インフラ編
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はじめに LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしていきます。 第5回となる本記事では、「LegalOn」を支えるインフラストラクチャに焦点を当て、その設計思想、採用された技術、そしてリリース後に見えてきた課題と今後…
3ヶ月前
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「QAプロセスAI支援ツールキット」〜コマンド一つでテスト業務を加速する〜
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はじめに こんにちは!! 株式会社LegalOn TechnologiesのSET(Software Engineer in Test)のhikimochiです。普段は自動テストの推進やQA部門横断の施策に取り組んでいます。 今回は、QA業務をAIで効率化する「QAプロセスAI支援ツールキット」についてご紹介します。 このツールキットは、シンプルなコマンド入力だけでテスト関連業務を生成AIにより加速させることを目的に開発しています。 Notion / Atlassian (JIRA) / Playwright / Figma等のMCPサーバとの連携により、実務のワークフローへ自然に組み込めるこ…
3ヶ月前
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第4回「LegalOn」誕生の裏側:全体アーキテクチャ設計と技術選定編
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はじめに LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしていきます。 第4回となる本記事では、「LegalOn」の全体アーキテクチャと技術選定に焦点を当て、当時の意思決定の背景や、これまでの成果・課題について、以下の3名に…
3ヶ月前
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第3回「LegalOn」誕生の裏側:1年で約300機能を追加!リリースから1年半の振り返りと、今後の展望
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はじめに LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしていきます。 第3回となる本記事では、「LegalOn」のリリース後に焦点を当て、厳しいスケジュールの中でいかにプロダクトの成長に繋げたか、そして今後の展望について、…
3ヶ月前
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第2回「LegalOn」誕生の裏側:不可能を可能にした「爆速」開発プロジェクトの全貌
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はじめに LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしていきます。 前回の記事では、2022年末に始まった製品戦略プロジェクトの背景と「LegalOn」誕生の経緯を、CEOの角田とCPOの谷口へのインタビューを通じて紹介…
3ヶ月前
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PdMがCursorと向き合った本音。「AIで爆速!」と一筋縄にいかない、プロダクト開発の「理想と現実」
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はじめに こんにちは!LegalOn Technologiesでプロダクトマネージャーを務めている天野です。 CTOオフィスの時武が、先日以下のブログで宣言した通り、私たちはAI駆動開発を取り入れて日々プロダクト開発に取り組んでいます。 tech.legalforce.co.jp 今回は開発だけでなく、プロダクトマネージャーの視点からCursorをどう活用しているか、リアルな事例をシェアしたいと思います! 世の中にはたくさんの素晴らしい活用例がありますが、正直なところ、AIツールは期待通りに動かないこともしばしば…あると思います。 成功事例ばかりではなく、私たちが実際に直面している「理想と現実…
3ヶ月前
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開発組織の北極星を示すコンパス:LegalOn Technologies Developers Compassの作り方
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はじめに こんにちは。株式会社LegalOn TechnologiesでSoftware Engineer(Frontend)として働いている川島です。 突然ですが、組織が急成長するに伴ってメンバーの多様性が増し、以前のような阿吽の呼吸が通用しなくなったり、価値観や考え方の食い違いによる衝突が頻発した際にどう対処したらいいかわからなかったり…。こうした課題に直面している企業は多いのではないでしょうか。 私たちLegalOn Technologiesにおいても、開発組織のメンバーが2025年7月現在で200名を超え、上記の課題に直面しています。この課題を乗り越え、全員が同じ方向を向いて開発に邁進…
4ヶ月前
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第1回「LegalOn」誕生の裏側:なぜ「LegalOn」開発は始まったのか
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はじめに LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしていきます。
4ヶ月前
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日本法務分野のためのNLPベンチマークデータセットLegalRikaiの追加実験報告
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はじめに こんにちは、株式会社LegalOn Technologiesでソフトウェアエンジニアをしている藤田です。LegalOn Technologiesでは、日本の法務分野における自然言語処理(NLP)のための包括的なベンチマークデータセット、LegalRikaiを作成しています。LegalRikaiは日本法に特化したさまざまなタスクを含むベンチマークデータセットで、法務NLPベンチマークデータセットの現状における重要なギャップを埋めることを目的としています。 この記事は、前回公開した以下の続編になります。 tech.legalforce.co.jp 今回の記事では、当時まだ公開されていなか…
4ヶ月前
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CAIO Reflections - Evaluation, Benchmark and Product Metrics
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はじめに Hi, I’m Joe, Chief AI Officer at LegalOn Technologies. Since joining the company in 2023, I’ve been leading our AI initiatives. Internally, I’ve been sharing a series called “CAIO Reflections”, where I regularly write about my thoughts and observations on AI. After receiving requests from colle…
5ヶ月前
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条件付き文書ラベリングをスマートに解く - Structured Outputsでラベルの組み合わせ爆発を回避する方法
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はじめに こんにちは、株式会社LegalOn Technologies で検索・推薦チームに所属している福田と申します。 わたしたちのチームでは、LLM (大規模言語モデル) を用いて文書をラベリングし、そのラベルを検索や推薦のサービスで役立てています。 この記事では、LLMを使って文書をラベリングする際、付与されるラベル同士の制約がある場合に、どうやってLLMに制約を満たすような出力を強制させるかについて説明します。特にラベルの組み合わせ数が多い場合、Structured Outputs (Geminiで言うところのControlled generation) を利用した際にAPIで定められ…
6ヶ月前
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GeminiでdbtのDescriptionを自動補完したら、2,000件以上のメタデータ整備が1分以内で完了した話
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はじめに 株式会社LegalOn Technologiesでアナリティクスエンジニアをしている鈴木です。 データ活用の現場では、メタデータの品質が分析や開発の効率を大きく左右します。特に、データベースのカラム定義(description)は、データの意味や使い方を理解する上で重要な役割を果たしています。 今回は、Gemini(生成AI)を活用してBigQueryのテーブルdescriptionを半自動補完する取り組みについてご紹介します。この施策により、データの可視性・可読性が向上し、チーム全体のデータ活用効率が改善されました。
6ヶ月前
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Kubernetes ネイティブなポリシー制御!Validating Admission Policy で開発者の操作を制限してみた
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はじめに こんにちは、株式会社LegalOn Technologies で SRE をしている加藤です。私たちのチームでは、主に GKE (Google Kubernetes Engine) 上でサービスを構築・運用しており、 日々 Kubernetes クラスターと向き合っています。 本記事では、私たちが利用している GKE 環境におけるセキュリティとガバナンスの強化を目的として、特定の Namespace における開発者の Pod 操作を制限したいという課題に対し、Kubernetes v1.30 で GA となった Validating Admission Policy を活用して解決し…
6ヶ月前
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AI-powered Development Center of Excellence (AID CoE) 発足!AI駆動開発で LegalOn Technologies の開発を加速する
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こんにちは、2025年2月から発足した CTO オフィスでリーダーをしている時武です。 LegalOn Technologies ではこの度、開発組織全体の生産性向上を目指す CTO オフィス主導のもと、「AI-powered Development Center of Excellence (AID CoE)」を新たに立ち上げ、初期的な活動として「Cursor」と「Devin」を全社に導入しました。本稿では、その背景、目的、そして私たちが AI 駆動開発にかける想いについてお伝えします。
6ヶ月前
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データ移行のテストに私たちはどう向き合ったか
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はじめに こんにちは! 株式会社LegalOn TechnologiesのSET(Software Engineer in Test)のhikimochiです。普段は自動テストの推進やQA横断の施策を実施しています。 LegalOn Technologiesでは昨年、企業における法務業務を包括的にサポートするAI法務プラットフォーム「LegalOn Cloud」をリリースしました。 リリース後、様々な機能追加が行われる中、弊社の他製品で契約書の内容を自動レビューするAIレビューサービスの「LegalForce」、AI契約管理システムの「LegalForceキャビネ」からのデータ移行を行うための…
7ヶ月前
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Pub/Sub で正常処理したメッセージが Dead Letter Queue に入る原因と対策
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はじめに こんにちは、株式会社LegalOn Technologies (検索・推薦チーム) の佐藤 (maomao905) です。 私たちのチームでは、Google Cloud の Pub/Sub 経由で受信したリクエストを元に、LLM (大規模言語モデル) を用いて情報抽出を行い、その結果を検索エンジンに保存するパイプラインを運用しています。 この記事では、Pub/Sub で正常に処理されたメッセージが Dead Letter Queue に送られる問題の原因と対策を解説します。LLM を利用するなど、メッセージ 1 件あたりの処理時間が長いケースで発生しやすい現象であり、一度に処理するメ…
8ヶ月前
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LegalRikai: 日本法務分野のためのNLPベンチマークデータセット
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こんにちは、株式会社LegalOn Technologiesでソフトウェアエンジニアをしている高橋です。 LegalOn Technologiesでは、日本の法務分野における自然言語処理(NLP)のための包括的なベンチマークデータセット、LegalRikaiを作成しています。LegalRikaiは日本法に特化したさまざまなタスクを含むベンチマークデータセットで、法務NLPベンチマークデータセットの現状における重要なギャップを埋めることを目的としています。
8ヶ月前
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Developers Summit 2025に登壇してきました
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検索・推薦チームの浅野です。 2/13~2/14 に開催された Developers Summit 2025(通称デブサミ)に公募枠で登壇させていただきました。発表資料は以下です。 このブログでは、登壇に至った経緯や、発表で伝えたかったこと、さらにコミュニケーションについて学びたい方向けの書籍などをご紹介します。
9ヶ月前
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新規機能開発におけるユビキタス言語のパワー
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ハッ(笑顔)ということで・・・ はじめに 株式会社LegalOn TechnologiesでEngineering Managerを務めているYoshiokaです。2024年7月の入社からまだ半年ですが、様々なプロジェクトに携わり、多くの学びを得ています。 本記事では、ドメイン駆動設計(DDD)における重要な概念「ユビキタス言語」に焦点を当てます。この概念は私にとって特に印象深く、日々の業務で早速活用できているため、その実践方法と、我々がヘビーユースしているNotionを活用した具体例を紹介したいと思います。
9ヶ月前
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【後編】「50以上のマイクロサービスを支えるアプリケーションプラットフォームの設計・構築の後悔と進化」の書き起こし #CNDW2024
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こんにちは、株式会社LegalOn TechnologiesでPlatform Engineerをしている杉田(@toshi0607)です。 先日、CloudNative Days Winter 2024で「50以上のマイクロサービスを支えるアプリケーションプラットフォームの設計・構築の後悔と進化」と題し、LegalOn TechnologiesにけるPlatform Engineeringの取り組みについてお話してきました。前編では、「LegalOn Cloud」を短期間でリリースするために行った工夫と後悔を紹介しました。この記事では、Platform Engineering Advent …
1年前