RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
https://tech-blog.rakus.co.jp/
株式会社ラクスのITエンジニアによる技術ブログです。
フィード

人はIssueとPRで判断するだけ — 自律AIループで回す開発プロセスの設計
47
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
■ 目次 目的は少ない人数でリリースの量を上げること 使う側から見た1件の流れ ready を付けると、トリアージが始まる 仕様書が PR で届く 実装も PR で届き、いつも通りレビューしてマージする 迷わないための工夫 構造: 状態ラベルとループ 人の判断の置き場所 承認ゲートは2つに絞る チェックシートは AI が下書きし、人が確定する 安心して任せられる理由 指示・手順で頼むことと、コードで強制することを分ける 迷ったら止まり、どこからでも再開できる 何が変わったか まだ甘いところと、これから
3日前

仕事を進めるだけでは、仕事しか進まない。木こりのジレンマを Claude Code で解いた5ヶ月の記録
244
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
朝、森を歩いていた旅人が、木を切っている木こりを見かけました。夕方、同じ道を戻ると、木こりはまだ同じ木を切っています。見ると、ノコギリの刃はぼろぼろに欠けていました。 旅人が声をかけます。「木こりさん、ノコギリの刃を研いだらどうですか」。木こりは答えます。「木を切るのに忙しくて、研いでいる暇なんてないんだよ」。 『7つの習慣』の「刃を研ぐ」の文脈でよく引かれる寓話です。初めて聞いたとき、私は笑えませんでした。私のことだったからです。 こんにちは。KNDです。 仕事を進めるだけでは、仕事しか進みません。自分の仕事の仕方やスタンスをチェックして、調整して、次の行動を決める。この「自分自身への PD…
5日前

AIで引ければいい、から始めた運用ナレッジ
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
はじめに 楽楽販売を担当している梶です。 運用の知識をAIから引ける(AIが検索して参照できる)ようにして、開発フローの概要設計に運用影響の確認を組み込むところまで来たので、その経緯を書きます。最初から全体を設計していたわけではなく、気づきのたびに一段ずつ足してきた記録です。 運用への影響は、できるだけ設計の段階で拾っておきたいと考えています。サービスを利用するお客様の業務を止めないため、そして、そのための運用を無理なく続けるためです。 「運用のことは、あの人に聞かないと分からない」という状況に心当たりのある開発者や運用担当の方に、読んでいただけたらうれしいです。 はじめに 設計の段階で、運用…
8日前

Claude Codeのルーティンを利用した開発フローの自動化
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
目次 はじめに サマリ 人間はタスクを完全には並列処理できない 以前にも承認待ちの課題は存在していた 作った仕組みと設計上の工夫 issueの選定条件を明確にする 1回の実行で1 issueだけ扱う 複数のリポジトリを横断してコンテキストを集める まとめ 参考文献
19日前

Kubernetesの「境界」と「粒度」を引き直す 〜社内プラットフォームの設計判断〜
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
■ 目次 はじめに このブログの概要 対象読者と前提知識 1. なぜ、そうなっていたのか? オンプレミスという前提 Kubernetes導入で得られたもの 残った4つの課題 「境界」と「粒度」 2. 境界をどう引き直したのか? Namespaceの割り当て先 Tenant境界の導入 セルフサービスでの環境発行 エコシステムのテナント分離 論理的な境界の積み重ね 3. リソースの粒度をどう変えたのか? k8sリソースの粒度の問題 マニフェスト抽象化OSSの選定 PlatformAppの記述例 拡張性とガードレールの両立 4. 今後の課題 まとめ
22日前

新卒2年目の社員が挑んだ、楽楽勤怠へのAIチャットボット導入プロジェクト
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
今回は、楽楽勤怠に組み込まれたAIチャットボット機能の開発を担当した、楽楽勤怠開発課の黒田さんに話を聞きました。 黒田さんは新卒2年目。事業部・デザイナー・インフラ担当など多くの関係者を巻き込むこの開発を、ほぼ一人で任されています。 楽楽勤怠とは 楽楽勤怠のAIチャットボットとは何か なぜこの機能を作ったのか 開発の話:工夫した点、難しかった点 実装より大変だった、社内の情報連携 当初試していたRAGの課題と方針転換 回答精度のチューニングと、こだわった速さ 今後の展望 おわりに
25日前

メール配信のノウハウを、AIでHTMLメール作成につなげる。楽楽メールマーケティングのAI機能開発
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
楽楽メールマーケティング開発課では現在、「AI-HTMLメール生成機能」の開発に取り組んでいます。8月26日には一部のお客様向けにβ版を先行リリースし、12月には全てのお客様へβ版をリリースする予定です。 本記事では、開発を担当する垣内繁直さんに、取り組みの背景や工夫した点、開発を振り返って感じたことをお聞きしました。 楽楽メールマーケティングとは なぜこの機能を作ることになったのか AI-HTMLメール生成機能とは、どんな機能なのか 開発で難しかったことは何か スピードと品質は、どう両立させたのか 今後、どう進化させていきたいのか
1ヶ月前

AIに「アクセシビリティを改善して」と頼んだら、lintエラーだけが消えたコードが返ってきた
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
こんにちは。ラクスのフロントエンド推進課の亀ノ上です。 Webアクセシビリティは、2022年のチームの課題棚卸しで私が挙げたテーマです。その後もR&Dの取り組みとして続けてきましたが、期日のある機能開発と並べると優先順位は後ろになり、着手には至っていませんでした。 今回、エンドユーザー向けの公開画面を持つ機能の開発で、Webアクセシビリティが要件になりました。対応を進める中で作ったのは、Webアクセシビリティを向上させる仕組みではありません。「どこが直せるのかを、プロダクトに手を入れずに知る」ためのレポート作成ツールでした。 この記事は、ツールの設計判断と、AIにどこまで任せられるのかが見えた…
1ヶ月前

楽楽明細における、障害対応時の動き方の話
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
こんにちは。楽楽明細の開発をしている者です。 運用目線での顧客視点として、障害対応の話を書こうと思います。 障害が起きたとき、私が頭の中でどういう順番で何を判断しているのか。それを文章にしてみます。 はじめに 前提になる楽楽明細の事情 私の動き方 まず騒ぐ 何が起きているかをざっと把握する 顧客への影響を見極める 止血が要るかで動きを分ける 原因調査で意識していること そのケースがなぜ起きたかを追う 仮説を複数立ててから動く AI との分業 属人化させないために
1ヶ月前

Claude Code Routinesを用いてIssueを自動で解消する仕組みを展開した話
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
はじめまして。昨年新卒として株式会社ラクスに入社し、現在はHRソリューション開発部楽楽勤怠開発課でバックエンドエンジニアをしているmurosyoです。普段は楽楽勤怠の機能開発を担当しています。開発本部が掲げる『顧客に価値を高速提供できるAIネイティブな開発組織への変革』というビジョンのもと、ClaudeのSkillsやAgentsなどを整備・展開しています。 今回は、私がチームに導入を試みた「Claude Codeを用いたIssueの自動解消」の取り組みについて、構成の全貌や、実際にやってみて直面した「AIネイティブな開発ならではの壁」について、包み隠さずお話ししたいと思います。 はじめに 背…
1ヶ月前

AIに12機能を書かせたら、レビューに5営業日かかった
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
前提:楽楽明細とは別のアプリとして作った 起きたこと:12機能を1本のプルリクにまとめた 原因:4層の名前までしか決めていなかった 対策:機械に判定させる範囲を広げ、人が見る範囲を絞る 実例:レビューで通せなかった箇所 次にやるなら:プルリクの切り方から変える チェックリスト:着手前に決めておく項目 編集後記:インタビューを終えて ラクス技術広報です。 開発本部では、各部署のAI活用の取り組みを技術広報がインタビューし、記事にしています。今回は電子請求書発行システム「楽楽明細」の新しいオプション機能を、AIにほぼ実装させて約2か月でリリースした事例です。 本記事は、AIを使って順調に機能開発が…
1ヶ月前

スキルを43個作っても越えられない、仕様駆動開発の4つの壁
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
こんにちは、ラクス技術広報です。 開発本部では、各部署でのAI活用の取り組みを技術広報がインタビューし、記事としてお届けしています。今回お話を伺ったのは、楽楽請求開発部でバックエンド開発を担当する吉元和仁さんです。 楽楽請求のバックエンドチームは、昨年度の下期から仕様駆動開発(Spec-Driven Development、以下SDD)の導入を進めてきました。掲げた目標は「AIによる実装の完全自動化」です。 半年ほど回してみて、実装そのものは速くなりましたが、速くなったのは個人の作業で、チームとして再利用できる資産は積み上がっていませんでした。 この記事は成功事例の紹介ではありません。SDDを…
2ヶ月前

フロントエンドがUI設計を担う 〜価値提供スピードを高めるための役割の引き直し〜
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
こんにちは。『楽楽請求』でフロントエンドを担当しているtakenamiです。 『楽楽請求』では立ち上げ当初から、要件定義から画面仕様の作成までを設計チームが担い、開発チームがそれを実装するという分担で開発を進めてきました。2024年10月のリリースから約1年半が経った2026年4月、顧客への価値提供スピードをさらに高めるための部の方針として、UI設計をフロントエンドが担う体制へと移行しています。 実際に担ってみると、実装を担当していた頃には見えていなかった景色と、いくつもの壁にぶつかりました。この記事では、この体制に至った背景・進め方と、現時点で向き合っている課題をお伝えします。 1. 前提と…
2ヶ月前

Working Backwardsを給与計算オプションの開発に取り入れ、AIで上流工程を効率化した話
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
目次 はじめに 前提:私たちのチームの開発の進め方 Working Backwardsに着目した理由 「機能リリース概要」という形にアレンジした 課題は、文章を書く手間 AIで上流工程を効率化する まとめ
2ヶ月前

「動いた」で終わらせないAI機能開発 ── 検証から本番運用までの4ステップ
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
はじめに LLMのAPIを叩いて何かを作ること自体は、ずいぶん手軽になりました。プロンプトを書いて実行すれば、それらしい出力が返ってきます。 ただ、「手元で動くもの」と「お客様に提供できる機能」の間には、かなりの距離があります。手元では良い感じの出力が出ていたのに、いざ幅広いデータで試すと精度が安定しない。精度は出たけれど処理が遅すぎる、あるいはコストが見合わない。本番のコードに載せ替えたら、なぜか検証時と結果が変わってしまう。このあたりで足踏みした経験のある方も多いのではないでしょうか。 そこで本記事では、LLMを使った機能開発を進める際の「何から手をつけて、どういう順番で進めるべきか」とい…
2ヶ月前

仕様が固まらない案件だからこそ、概要設計書をAIに書かせた
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
【目次】 AIが入っていない場所を探したら、上流工程が残った なぜ「概要設計書」を選んだのか 「書き直させる」前提で、最初からAIに書かせた つまずいたのは、スライドのデザインとUIのデザインの混在 ツール選定に、20分以上かけない 体感で2〜4倍。ただし数値化はこれから 生まれたバッファは、顧客の声を拾う時間へ まとめ こんにちは、ラクス技術広報です。 開発本部では、各部署でのAI活用の取り組みを技術広報がインタビューし、記事としてお届けしています。今回お話を伺ったのは、経費・請求・販売管理などのクラウドサービスを展開するラクスで、販売管理クラウドサービス「楽楽販売」の開発を担う 楽楽販売開…
2ヶ月前

【2026新卒研修】自分が LGTM した理由を20分以上調べ直した話
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
こんにちは。2026年4月にラクスに入社し、楽楽精算開発部に配属された木村です。 この記事では、入社してから実務に入るまでの約4ヶ月間に受けた研修の内容と、配属後の研修中に学んだことを書きます。ラクスのエンジニア職に興味がある方のご参考になれば幸いです。 研修の内容は年次によって変わる可能性があるため、ご注意ください。 なぜラクスを選んだか 入社から実務に入るまでの流れ 新入社員合同研修 技術研修 配属後研修(楽楽精算) 配属後研修で得た気付き おわりに
2ヶ月前

AIの判定は"毎回同じ"にできるのか — 問い合わせをAIエージェントに任せた保守開発チームの話
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
こんにちは!楽楽精算開発部 の yamaguchi877 です。 「保守開発チーム」と聞くと、障害発生時の地道な調査やお客様からの問い合わせ対応に追われる姿を想像される方が多いかもしれません。 ですが私たちのチームでは問い合わせの切り分けと一次調査をAIエージェントに任せる仕組みを構築・運用し始めています。 本記事では、その仕組みづくりで直面した 「AIの判定を毎回同じにするにはどうすればいいのか」 という壁を紹介しつつ、 私たちなりの答え(固定ルーブリック+回帰テストという設計)とあわせて、構想から運用までの試行錯誤をご紹介します。 抱えていた課題 — 問い合わせ対応と開発時間の綱引き 全体…
2ヶ月前

アーキテクチャの意思決定プロセスを AI で効率化する ― 思考の流れを分解してSkills化する
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
こんにちは、楽楽販売開発課のdon (頓花)です。 あるサブシステムをゼロから設計する機会があり、ADR(Architecture Decision Record/アーキテクチャ上の意思決定を記録するドキュメント)を書く場面が一気に増えました。 そこで Claude Code を検討プロセスそのものに組み込んでみたのですが、最初に作った仕組みは、実際に走らせてみるとひどいものでした。エージェントが 1 体で 約60分 動き続ける。工程の境界でユーザー確認が 20 回近く飛んでくる。レビューが 3 巡目に入ってもう何も新しい指摘が出ない。 この記事は、そこから何を直したかの記録です。 この記事で…
2ヶ月前

ループとグラフは別物じゃない — 「検証の積み木」でエージェント設計を整理してみた
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
はじめに 先に用語を固定します 結論から:これは「検証の積み木モデル」です 第1層:LLM単発推論 — 検証がない世界 第2層:ReAct — 「できたか」を自分で確認する 第3層:ループエンジニアリング — 合否判定を、作った本人の外に出す これ、人間がやってた作業ですよね ただし、1つの成果物の中では判定できないものがある 第4層:グラフエンジニアリング — 目的適合の検証と、ループ同士の配線 なぜ抽象度が上がっていくのか 自己流の判断基準 まとめ 参考
2ヶ月前

仕様駆動開発、導入半年。「本当に速くなってるの?」にデータで答える
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
こんにちは、ラクス技術広報です。 2026年7月15日、主催イベント「RAKUS AI Conference 2026 Summer」を開催しました。本記事では、楽楽精算 開発3課の平川裕多さんが発表した「仕様駆動開発、導入半年。『本当に速くなってるの?』にデータで答える」について、技術広報がレポート記事でご紹介します。 この記事はこのような方におすすめです AI活用で実装は速くなった気がするのに、なぜか設計やレビューの負荷が増えていると感じているエンジニアの方 仕様駆動開発(SDD)の導入を検討している、あるいは導入したものの効果を数字で説明できずに悩んでいる方 「AIネイティブな開発」を、…
3ヶ月前

楽楽精算AIエージェントを支える、LLMOpsとインフラの選択肢
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
こんにちは、ラクス技術広報です。 2026年7月15日に開催した主催イベント、「RAKUS AI Conference 2026 Summer」の5本のセッションのうち3本目に登壇したのが、AIエージェント開発課の竹田舜さんです。 テーマは「PoCから本番へ―楽楽精算AIエージェントを支える、LLMOpsとインフラの選択肢」。 CTOや役員による組織戦略の話に続き、現場のエンジニアが実際に何を判断してきたのかという、解像度の高い知見が語られたセッションでした。竹田さんが語ったのは、「AI専用の特殊なものというよりは、慣れているもの、知見のあるものを優先して素早く構築しました」という意思決定です…
3ヶ月前

顧客の声から生まれた『AI返信補助機能』の開発プロセス
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
2026年7月15日、オンラインイベント「RAKUS AI Conference 2026 Summer」を開催しました。本記事では、その中の1セッション「顧客の声から生まれた『AI返信補助機能』の開発プロセス」(登壇:楽楽自動応対AI開発課 四方大輔さん・今井陸斗さん)の内容を、技術広報がレポート形式でまとめます。 「作ったのに使われないAI機能」、心当たりはありませんか 半年間、精度を上げ続けてもお客様の声は変わらなかった 顧客に直接聞いて分かった、担当者が本当に困っていたこと 「メール作成AI」から「メールアシスタント」への方向転換 ドキュメントではなく「動くもの」でお客様と議論する あ…
3ヶ月前

AIを載せることはゴールではない。ラクスCTOと開発副本部長が語った、組織とプロダクトの変革
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
2026年7月15日、ラクスは自社イベント「RAKUS AI Conference 2026 Summer」を開催しました。オープニングは、CTO 兼 開発本部長の「公手 真之」と、執行役員 兼 開発本部 副本部長の「矢成 行雄」による2つのセッションです。 一方は「AIネイティブな開発組織をどう作るか」という組織の話。もう一方は「複数のプロダクトにAIをどう実装するか」というプロダクトの話。扱う対象は違いますが、2人が最後に置いた結論は同じでした。AIを載せること自体はゴールではない、というものです。 「SaaS is dead?」にどう答えるか 組織の話:ツールを導入すれば、AI駆動開発は…
3ヶ月前

Claude Codeのスキル設計で効く4つのポイント —— 「AIへの仕事の任せ方」を意識した設計
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
こんにちは、菊池(akikuchi_rks)です。 私の所属するチームではClaude Codeを開発フローに取り入れており、私自身も設計書のレビューや定型調査の自動化など、さまざまな業務でスキル(Agent Skills)を作成してきました。 スキルを書き続けていて特に感じるのは、「とりあえず動くスキル」と「安定して業務に組み込めるスキル」は別物だということです。同じスキルなのに実行のたびに結果の形が変わる、自分は使えるのにチームメンバーが動かすと品質が落ちる、という悩みに心当たりのある方も多いのではないでしょうか。 私はこの差を分けるのは、AIにどう仕事を任せるかをしっかり設計できているか…
3ヶ月前

「楽楽精算」AIエージェント実装で立ちはだかった3つの壁と突破の裏側
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
こんにちは!AIエージェント開発課です。 近年、生成AIの進化スピードは凄まじく、単なるテキストの要約やドラフト生成の枠を超え、自律的に判断してタスクを実行する「AIエージェント」が大きなトレンドとなっています。 このような技術的な潮流の中、私たちのチームは2025年5月に「AIエージェント開発課」として産声を上げました。累計導入社数 約20,000社以上の顧客基盤と、16年以上にわたって蓄積された膨大な業務データ(ドメイン知識)というラクスの強みを活かし、バックオフィス業務の「完全自動化」という未来へ向けて、日々泥臭く開発を続けています。 私たちがメインで取り組んでいるのは、主力プロダクトで…
4ヶ月前

梅田で「Claude Codeの使い方・育て方」を語り合ってきました! ── Claude Code Meetup Osaka 登壇レポート
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
こんにちは、ラクスでバックエンドエンジニアをしている斉田真也(GitHub: shinya / X: @saita_shinya)と申します。業務のかたわら、Markdownエディタ Bokuchi を個人で開発していて、仕事でも個人開発でも、いまやClaude Codeはすっかり相棒になっています。 先日大阪の梅田で開催された Claude Code Meetup Osaka に参加し、LT枠でも登壇してきました。AIは失敗する。でもその失敗を"使い捨て"にせず記録して次に読ませれば、二度目から同じつまずきを繰り返しにくくなる ── 私が登壇で話したのは、そんな「Claude Codeの育て…
4ヶ月前

「使われる」機能を、2週間で届けるまで — AI時代の顧客志向開発
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
「自分が時間をかけて作った機能、ちゃんと使われていますか?」 エンジニアだったら、たぶん一度は胸の奥に刺さる問いだと思います。仕様書通りに作って、テストも通って、リリースして。でも数か月後にログを見るとあまり利用されていない。そういった経験があるかと思います。 この記事では、冒頭の問いに対して「ちゃんと使われている」と言える機能を開発できた事例を紹介します。AIを活用することで2週間でベータ版提供までこぎつけ、楽楽自動応対の翻訳機能が最終的に「この機能の導入前にはもう戻れない」と顧客に言ってもらえるまでの裏側です。 実際の業務フローをヒアリングすることで機能への解像度を上げた 社内の認識合わせ…
4ヶ月前

同じAWS Summit、でも去年とは全然違った — 自社開発1年目の視点
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
「勉強のため」から「持ち帰るため」に変わった アウトカムを意識するようになった 将来の自分たちが楽になるかどうかで見ている レベル300のセッションが「ちょうどいい」と感じた AI一色、そしてフィジカルAIの存在感 まとめ
4ヶ月前

【Devin活用】Spring Boot 3系 → 4系 へのメジャーバージョンアップの影響調査
RAKUS Developers Blog | ラクス エンジニアブログ
1. はじめに この記事で書くこと この記事で書かないこと 前提 2. バージョンアップ作業フロー Step 1:メジャーバージョンアップによる影響調査 Devin の Playbook を作成する Devin の Playbook を実行して一覧化する Step 2:対応が必要かどうかの判断と方針検討 Step 3:更新作業 3. AI 活用の所感 影響度判定の精度評価 良かった点 微妙だった点・反省 4. まとめ 5. 今後の展望 参考文献
4ヶ月前