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ワンバンクを運営する株式会社スマートバンクのメンバーによるブログです
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Claude Codeにドキュメントを読み込ませ、Issue分解から実装まで任せてみた
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こんにちは!サーバサイドエンジニアのtanihiroこと井谷です。 皆さん、Claude Code使っていますか?先日公開した委員会制度の記事でも触れましたが、SmartBankでは開発効率向上のための様々な取り組みを行っています。その一環として、6月よりエンジニアに対してClaude Maxプランを解放しており、私もその恩恵にあやかってClaude Codeを触り始めました。 今回は、通常の開発の中で「Claude Codeにドキュメントを読み込ませ、Issueの分解から実装までを任せてみる」というアプローチを試してみたので、AIエージェントを使った開発プロセスの1つとして紹介できればと思い…
4時間前

100人の壁を乗り越える “委員会制度” へのチャレンジ
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こんにちは!スマートバンクでEMをしているmitaniです!今年度から自分自身も一つのチームのエンジニアリングマネージャー(EM)として働きつつ、サーバーサイド部の部長としてEM陣をマネジメントしながら組織の改善に取り組んでいます! スマートバンクでは全社員数が50人を超え、組織化が進んできたことで縦割り構造や意思決定スピードの低下などの100人の壁が顕在化しつつあります。この記事では、100人の壁解消に向けて今年度からサーバーサイド部で始めた “委員会制度” という取り組みについて紹介します! 50 → 100人規模への会社の成長期のマネジメントや、新機能開発と保守運用を両立するための組織マ…
2日前

Rive で叶えるコードレスなインタラクティブアニメーション
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スマートバンクでモバイルエンジニアをしている yokomii です。 先日リリースされたワンバンクアプリの新機能「AI埋蔵金チェッカー」の実装を担当しました。 smartbank.co.jp 本機能では、ユーザーアクションに応じたインタラクティブなアニメーションを実現するため、新たに「Rive」というアニメーションツールを導入しています。 rive.app 🐶Rive導入の背景と目的🐶 AI埋蔵金チェッカーでは、以下のようなアニメーション要件がありました。 コードベースでは実装負荷が大きい、リッチなアニメーションの実現 ノーコードアニメーションとコードベースアニメーションの連動 iOS / A…
7日前

CREチームから顧客体験チームに生まれ変わりました
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こんにちは、nyancoです。 私の所属していたCREチームは2025年に「顧客体験チーム」へと生まれ変わりました。この記事では、その背景と現在の体制についてご紹介します。 現在CREチームに所属されている方やカスタマーサポートのみなさまにもぜひ読んでいただきたいです。 前提:そもそもCREチームができた理由は? CREチームの立ち上げメンバーであるtmnbさんのチーム振り返りブログに詳しく記載していますので、ご覧ください。 blog.smartbank.co.jp 生まれ変わった背景 これまで、カスタマーサポート部とCREチームという2つの組織が、似たミッションのもと、日々連携しながら業務を…
9日前

もう1度プロダクトエンジニアになりたくてスマートバンクに入社しました
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はじめに はじめまして。 スマートバンクでサーバサイドエンジニアとして働いているcoyoteです。 3月に入社してからあっという間に3ヶ月が経過してしまいましたが、ここまでを振り返って少し遅めの入社ブログを書こうと思います。 あえて時系列で入社から今までの出来事を書くことで、スマートバンクに入社したエンジニアが3ヶ月で体験することの一例を感じ取っていただけば幸いです。 スマートバンクに入社するまでの経歴 まずは私の経歴を簡単にお伝えします。 私が本格的にプログラミングを始めたのは第2新卒で入社した会社で、スマートフォン向け箱庭ゲームのバックエンドエンジニアとして主にGoを使って開発を行っていま…
15日前

upstream を頼りつつ破壊的変更を乗り越える: aws-activejob-sqs v1へのバージョンアップ対応記
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非同期処理してますか? Rails 界隈では Sidekiq や Resque がメジャーな選択肢ですが、スマートバンクではaws-activejob-sqsを使っています。aws-activejob-sqs は Amazon SQS をジョブキューとして使用するための gem であり、Ruby on Rails の ActiveJob アダプターを提供してくれます。 2024 年末にこの gem のメジャーバージョン v1.0.0 がリリースされ、我々も喜び勇んでメジャーバージョンアップデート対応に踏み込んだわけですが、v1.0.0 には解決のための手数が必要な破壊的変更がいくつか含まれてお…
22日前

プロダクト開発に熱狂的な環境を求めてスマートバンクに入社しました
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2025年4月からiOSエンジニアとして入社したmashimaです! 入社から2ヶ月ほど経過し、オンボーディングから新機能リリースまで一通り体験したので、転職のキッカケや入社後の感想などを振り返りながら共有したいと思います。 経歴紹介 まずは簡単に自分の経歴を。 新卒からSESや受託開発でモバイルアプリやサーバサイドの開発を携わった後に、2020年にルームクリップ社に入社し、iOSアプリエンジニアとして専任のキャリアに移行しました。 プライベートでは2023年7月に第一子が産まれ、育児とキャリアの両立の難しさを感じつつ、この2つを二者択一にせず両立させる方法を模索しながら働いております。 スマ…
23日前

Rails の隠れた堅牢性:SELECTクエリが自動リトライされる仕組み
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こんにちは、おはようございます、こんばんは、スマートバンクで顧客体験チームのエンジニアリングマネージャーをしている佐藤(@tmnbst)です。 Rails 7.1 以降 では、SELECTクエリが内部的に自動でリトライされる仕組みが導入されています。 このリトライ処理は、allow_retry という内部フラグによって制御されており、Railsが「これは安全(冪等)なクエリだ」と判断した場合に場合にのみ有効になります。 普段Railsを使っているだけではなかなか気づけないこの仕様ですが、ネットワーク切断やDBのフェイルオーバー時などの場面で効果を発揮します。 この記事では、Railsのコードを…
1ヶ月前

なぜスマートバンクを次のチャレンジの場として選んだか (capytan)
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こんにちは、株式会社スマートバンクのSRE部に所属している capytan です。2025年5月に入社して日々の業務を行っております。入社1ヶ月目が終わるタイミングなので、入社エントリを通してスマートバンクのどこに惹かれて入社したのかお伝えしようと思います。 これまでのキャリアについて 自己紹介としてキャリアについても簡単に記載します。私の学問のバックグランドとしては法学であり、法曹になろうと考えていました。残念ながら、金銭的な問題やモチベーションが維持できなかったこともあり法曹の道は断念してしまいました。 方向転換をして就職をする際、法律から計算機を駆使した問題解決に軸足を移すことは自身がや…
1ヶ月前

ホテルマンからFintechへ、スマートバンクの入社にたどり着くまで
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こんにちは! 2025年5月からスマートバンクのカスタマーサポートとして入社したTakaoです。 このブログでは私がスマートバンクに入社しようと思ったきっかけと入社後の感想をお伝えしようと思います。ぜひ最後まで読んでいただけると幸いです。 これまでのキャリアについて 私は新卒で外資系ホテルに入社し、主にフロント業務を担当しながら、世界中からいらっしゃるお客様の対応を行い接客の経験も積みました。ホテルでの勤務を通じて、ホテル業界にとどまらず、他の宿泊業にも携わってみたいと考えるようになりました。 そのような中、翌年に予定されていた東京オリンピックをきっかけに、当時はまだ一般的に知られていなかった…
1ヶ月前

Albaへの載せ替えと3.7で追加されたTraits機能の紹介
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こんにちは!スマートバンクでEMをしているmitaniです! この記事ではRubyのJSON Serializer gemの一つであるAlbaの3.7で追加されたTraits機能について紹介します!!
1ヶ月前

そのターゲットユーザー像、チームで"腹落ち"してますか?
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こんにちは! スマートバンクでプロダクトマネージャーをしているじょー(@jouykw)です。 みなさん、チームでプロダクトディスカバリーを進める際、迷子にならずに進められていますか? お恥ずかしい話、わたし自身は毎度チームでディスカバリーをする途上で何かしらの罠にハマり、少し迷子になってしまうような瞬間があります。 今回はわたしが実際に直面した罠の一例として、「腹落ちしないターゲットユーザー像」がチームのディスカバリーにもたらす影響と、その乗り越え方のヒントについてお話しできればと思います。 そのターゲット像、チームで “腹落ち” してますか? “腹落ち” していないとチームが迷子に!? 攻略…
1ヶ月前

人々が本当に欲しかったものをつくるために、スマートバンクに入社しました
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こんにちは!2025年5月からサーバサイドエンジニアとしてスマートバンクに入社した、tanihiroこと井谷です。 この記事では、私がなぜスマートバンクに転職をしたのかをお伝えします。会社の魅力や、実際に入社して感じたことなど、少しでもスマートバンクの雰囲気が伝わると嬉しいです。 これまでのキャリアについて まずは簡単な自己紹介をさせてください。 新卒で面白法人カヤックに入社し、受託事業部にて様々なキャンペーンサイトなどの開発に携わりました。 その後、会社を起業したり、フリーランスとして活動する期間を経て、直近は建築系のスタートアップでサービス立ち上げを経験しました。建築事例の検索プラットフォ…
1ヶ月前

細かな技術を駆使して CS 業務を効率化する
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こんにちは、SmartBank で開発に携わっている t0yohei です。 SmartBank が運営するワンバンク(旧 B/43)は、オンラインカジノ等のギャンブルサイトでの利用を制限しています。 support.onebank.jp この利用制限にあたり、該当する加盟店を登録しておく CS (カスタマーサポート)業務がありました。 その業務を細かな技術を駆使して効率化したので、その事例をご紹介します。 実際に CS 業務をされている方や、CS 業務の改善に携わっているエンジニア諸氏の参考になればと思います。 業務のフロー この CS 業務のフローは以下のようなものでした。 Redash …
2ヶ月前

株式会社スマートバンクにエンジニアとして入社しました (stefafafan)
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はじめまして、すてにゃんこと id:stefafafan です。2025年5月1日付で、株式会社スマートバンクに入社しました。 この記事では、私がスマートバンクへの入社を決めた理由や、選考を通して感じたこと、そして現時点での会社の印象について簡単にご紹介します。
2ヶ月前

Hack Space Sponsorの裏側をご紹介します🏕️ #rubykaigi
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こんにちは、nyancoです。 スマートバンクでは昨年に引き続きRubyKaigiに協賛させていただきました。 昨年はHydration Sponsor(ドリンクスポンサー)でしたが、今年はHack Space Sponsorとして協賛させていただきました。このブログではHack Space Sponsorを選んだ理由や実際にやったことについて書こうと思います。 なぜハックスペーススポンサーなのか? RubyKaigiのスポンサー概要にはこのようなことが書かれています。 RubyKaigi では、RubyKaigi を盛り上げる関連イベントを企画・実施していただくスポンサーを募集しています。 …
2ヶ月前

RubyKaigi 2025: Ivo Keynote良すぎた by osyoyu #rubykaigi
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こんにちは、osyoyuです。RubyKaigi 2025に行ってきました。 Day 2 Keynote "Performance Bugs and Low-Level Ruby Observability APIs" はプロファイラおたくの自分にとって実に心躍るセッションでした。地上最強のRubyプロファイラである ddtrace (Datadog) を作っているIvoが話してくれる!!!! Keynote Speakerが公開された瞬間の高まりをよく覚えています。当日ももちろんド最前で見てました。 最前すぎて右下が見切れてました 余談ですが、私の作っているプロファイラ “Pf2” も発表中…
2ヶ月前

RubyKaigi 2025 セッションレポート(後編) #rubykaigi
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スマートバンクRubyKaigi 2025 参加メンバーによるセッションレポート後編です! 前編はこちら mitani mitaniからはPENさんによる「Analyzing Ruby Code in IRB」についてレポートします! このトークでは、IRBのシンタックスハイライトやコード補完などの裏側で行われているコード解析や、それをRipperからPrismに置き換えたことによる効果についての発表がありました。 IRB内部のコード解析では、これまでRipper::Lexerを中心にRipper.sexpやRubyVM::InstructionSequence.compile、JRuby.c…
2ヶ月前

RubyKaigi 2025 セッションレポート(前編) #rubykaigi
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2025/4/16-18に愛媛県松山市で開催された RubyKaigi 2025 にスマートバンクはHack Space Sponsorとして協賛し、登壇者2名を含む計11人で参加しました。今回は参加エンジニアによるセッションレポートをお送りします! coyote coyoteからはtk0miyaさんが発表された「Introducing Type Guard to Steep」についてレポートします。発表内容についてより詳しく知りたい方は、発表スライドが公開されていますので御覧ください。 SteepはRBSの型検査機構ですが、バージョン1.10でType Guard for Union Typ…
2ヶ月前

RubyKaigi 2025でスマートバンクのメンバーとお会いしましょう #rubykaigi
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みなさんこんにちは、 nyancoです。いよいよRubyKaigiです!皆さん、準備はできてますか〜!? 今年は去年より1ヶ月早いこともあって、ほんとにもうはじまるのかとドキドキしています。 スマートバンクからは2名登壇、そしてHackSpace Sponsorとして協賛させていただきます! smartbank.co.jp 本日は今回のスポンサーに関するトピックをまとめて紹介いたします。 スマートバンクから2名登壇します osyoyuとohbaryeの2人が登壇します。ふたりとも昨年に続いて2年連続です。 それぞれの登壇情報については以下をご覧ください。 Benchmark and profi…
3ヶ月前

Unlock the Potential of Swift Code Generation | try! Swift Tokyo 2025
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こんにちは、株式会社スマートバンクでアプリエンジニアをしているロクネムです。 みなさんは、Annotation Processingをご存知でしょうか? Annotation Processingは、Javaにおけるコード生成の言語仕様で、これまでAndroidアプリ開発者の生産性を大きく向上させてきました。 iOSアプリ開発においても、Swift MacrosとSwift Syntaxを活用することにより、Annotation Processingのようなアノテーションベースのコード生成を再現できるようになりました。 本記事では、Swiftにおいてアノテーションに似た機能をどのように実現し、…
3ヶ月前

try! Swift Tokyo 2025 にrocknameが登壇します! #tryswift
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こんにちは、nyancoです。 いよいよ今日からスポンサーとして協賛させていただいているtry! Swift Tokyo 2025 が開催されます! 本日はtry! Swift Tokyo 2025 で登壇するスマートバンク社員のrocknameさんに登壇の意気込みや見どころについて聞いてきたのでブログにしてみます。 登壇タイトル:Unlock the Potential of Swift Code Generation 日時:Day3(2025/4/11) 14:25〜 rocknameさん、トーク内容の見どころを教えてください! 自分のトークでは、Swift MacrosとSwift Sy…
3ヶ月前

Devinを使ったモバイルアプリ開発 - Devinはマルチプラットフォーム対応の銀の弾丸になりえるか -
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こんにちは。 「ワンバンク」のAndroidアプリ開発に携わっている あんざいゆき(yanzm)です。最近iOSの開発も始めました。 スマートバンクではDevinを導入してさまざまな活用方法を試しています。このエントリーではAndroidアプリの開発にDevinを導入してみてどうだったかを紹介します。 Devinとは? Devinはコードの記述、実行、テストなどができる自律型AIソフトウェアエンジニアです。IDEに組み込まれたAIエージェントではなく、クラウド上に独立した開発環境(Workspace)があり、そこにリポジトリを紐づけて作業を依頼します。 Slackと連携させることでSlack上…
3ヶ月前

スマートバンクならではの、N1のユーザーが求める体験に向き合い開発する面白さ アプリエンジニアrockname【SmartBank Members#16】
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こんにちは!4月に入り、スマートバンクが協賛している国際カンファレンス『try! Swift Tokyo』の開催も目前に迫ってきました。 今回は、そんなtry! Swift Tokyoに登壇予定のエンジニア、rocknameさんにインタビューしました。 エンジニアとしてのキャリアや、スマートバンクでの働き方・やりがい、これから挑戦したいことなどお聞きしました。 岩名勇輝 / Yuki Iwana @_rockname 2018年4月に株式会社MIXIへ新卒として入社。家族アルバムみてねのiOS / Androidアプリの開発およびRuby on Railsによるバックエンドの開発に携わる。20…
3ヶ月前

CRE Meetup!ユーザー信頼性を支えるエンジニアリング実践例に登壇しました
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こんにちは、おはようございます、こんばんは、スマートバンクでCRE(Customer Reliability Engineering)チームのエンジニアリングマネージャーをしている佐藤(@tmnbst)です。 3月28日に、株式会社MIXI(みてね)、株式会社ログラス、弊社スマートバンクで「CRE Meetup!ユーザー信頼性を支えるエンジニアリング実践例」を開催しました。 mixi.connpass.com スマートバンクからは、CREチームの自分とotaka(@oh_minisera)が登壇してきました。本ブログでは各登壇内容のご紹介と印象に残ったこと・学び・気づきをレポートしたいと思いま…
3ヶ月前

戦略と実行を爆速でつなぐデータ活用の現在地
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こんにちは。サーバーサイドエンジニア, EMをしている @godgarden です。 この記事では、スマートバンクにおける データ活用の障壁とその課題にどのように向きあって対処しているか「データ活用の現在地を紹介」したいなと思います。 同じような課題と向き合っている人の少しでも参考になれば嬉しいです! 💭 データ活用、こんな課題ありませんか? 事業の立ち上げ当初は要求もシンプルなので、あまり気にならないんですが、事業・組織の拡大とともに複雑性を増して起こる課題ですね。 ボディブローみたいにジワ...ジワ…と判断のスピードと質が落ちていくんですね 背景と課題:成長とともにデータへの障壁が顕在化す…
3ヶ月前

エンジニア組織のチーム横断的な技術課題・運用タスクを回す仕組みづくり
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こんにちは、スマートバンクでサーバサイドエンジニアをしている nagasawa です。 本記事では、スマートバンクのエンジニア組織における、横断的なシステム運用タスクや技術課題に関するタスク管理の取り組みをご紹介します。 サービスが成長し、機能数やユーザー数が増加するにつれて、一つの開発チームだけでは完結しない多種多様なタスクが増えることは多くの組織にとって共通の悩みではないでしょうか。 横断タスクを適切に管理しないと、属人化や特定メンバーへの負荷集中などの問題が発生しやすくなります。 そうしたチーム間に生じる横断的なタスクをどのように管理・運用しているのか、私たちスマートバンクの事例をご紹介…
3ヶ月前

AI時代を生き抜く "人力Multiplatform芸人" の思索
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こんにちは。スマートバンクで iOS / Android エンジニアをしている nakamuuu です。 2023年以降、Jetpack のライブラリ群をはじめとするAndroidエコシステムでの Kotlin Multiplatform のサポートが加速する中で、マルチプラットフォームツールに関する議論が活発になっています。 Flutter / React Native なども含め、iOS / Androidアプリのコード共有技術はモバイルアプリ開発における主要トピックとして継続的に注目を浴びてきました。 android-developers.googleblog.com 一方でそのようなソ…
3ヶ月前

Hono + Deno で住所分割APIサーバーを2日で爆速実装する
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はじめに サーバーサイドエンジニアの mokuo です。普段はカード決済やあとばらいチャージに関連する機能の開発や運用を行っております。 本記事でお話すること 日本の住所を都道府県、市区町村、丁目番地、それ以降などに分割する方法の検討から技術選定、実際に動いているコード(ほぼそのまま)をお見せします。 想定読者 サーバーサイドエンジニアを主な読者として想定しています。 日本の住所を分割する機能の実装方法を知りたい方 Deno*1や Hono*2 の採用事例、実装例を知りたい方 はじめに 本記事でお話すること 想定読者 🤔 背景と課題 🎯 住所分割の方針検討 ✂️ 住所分割方法: normali…
3ヶ月前

ISUCONが業務に役立つ瞬間 - 決済処理時間の悪化を解決するまでの軌跡
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こんにちは。スマートバンクでサーバーサイドエンジニアをやっております、@moznionです。 Webアプリケーションのパフォーマンスに問題が起きている時、みなさんはどのようにアプローチしていますか? 私はISUCONで培ったテクニックを使うことが多いように思います。 今回はそのような「ISUCONで学んだ知見」が役に立ったパフォーマンスチューニング事例があったのでそのご紹介をできればと思います。 背景と課題 スマートバンクではカード *1 決済をサービスとして提供しており、この決済が快適に行なえているかどうかはサービスの品質を捉える上で重要な指標となります。 そこで我々はこの決済処理にかかる処…
3ヶ月前