虎の穴ラボ技術ブログ

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虎の穴ラボ株式会社所属のエンジニアが書く技術ブログです

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MySQLのVECTORデータ型とベクトル検索
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こんにちは、虎の穴ラボ FantiaエンジニアのT.Kです。 今回はMySQL 9.0で追加されたVECTORデータ型カラムと、それをもとにベクトル検索を試した結果を共有します。 ベクトル検索とは ベクトル検索とは、テキストなどのデータを数値ベクトルとして表現し、それらの類似度をもとに対象を検索できる機能のことです。 PostgreSQLでは拡張機能を用いることで以前から利用可能になっており、それにやや遅れてMySQLでも利用できるようになりました。 ただし今回試したのはCommunity版なので、ベクトル距離を測るDISTANCE関数は使用できません。そのため、距離計算はアプリ側で実施します…
3日前
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GeminiCLIでカスタムスラッシュ + VSCode(Gemini CLI Companion)
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こんにちは、虎の穴ラボのYFです。 今回は8月にリリースされたGeminiCLIのVSCode拡張機能Gemini CLI Companionを導入し、カスタムコマンドと組み合わせて使用してみました。 Gemini CLI Companion Gemini CLI Companionは、8月に発表されたばかりのVSCode拡張機能です。 差分表示、開いているファイル、エディタで選択した箇所の認識が可能になります。 developers.googleblog.com カスタムスラッシュコマンド カスタムスラッシュコマンドは、よく使う指示文(プロンプト)を短いコマンドとして登録できる機能です。 こ…
4日前
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GitHub Actions: developからfeatureブランチへ自動マージする仕組みを作ってみた
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こんにちは!虎の穴ラボの鷺山です。 Gitで複数の機能を並行開発するときは、developブランチから各機能のfeatureブランチを派生させて、開発が終わったらdevelopにマージするといったフローが一般的だと思います。 このとき、大規模な機能や複数の機能がマージされるとdevelopに多くの変更が入り、開発中のfeatureブランチに影響を与えたりコンフリクトを発生させたりすることがあります。定期的にdevelopをfeatureに取り込めばその影響を少なくできますが、その作業を毎回人手でやるのは少し面倒です。 そこで今回はこの課題を解決するため、GitHub Actionsを使ってde…
5日前
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隙間時間での Claude Code 活用:テストコード拡充
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テストコード拡充 こんにちは。虎の穴ラボの awamo です。 最近はAI コーディング支援ツール「Claude Code」を開発の隙間時間に活用し、自動テストの拡充を進めています。 本記事では、Claude Code を使ってテストファイルの叩き台を生成し、その過程で得られたメリットや現状の課題について共有します。 Claude Code とは ご存知の方も多いとは思いますが、Anthropic 社が開発した、ターミナル上で動作する AI コーディング支援ツールです。 自然言語での指示を理解し、コードベース全体を横断したコードの生成、バグ修正、テスト作成、Git 操作の自動化など、開発者の作…
6日前
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Fat Controller をなんとかしたい フォームオブジェクトでクリーンな Rails アプリ開発
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こんにちは、虎の穴ラボの awamo です。 息の長いプロジェクトに携わっていると、当初はシンプルだったはずのコントローラーが、改修を重ねるうちに複雑怪奇に肥大化している…そんな場面に出会うことがあります。 気づけばたった一つのフォームの裏側で膨大な条件分岐が書き連ねられていて、絶望的な気持ちになった経験、あなたにもありませんか? 今回は、そんな状況を改善する「フォームオブジェクトパターン」をご紹介します。 フォームオブジェクト自体は目新しいパターンではありませんし、解説記事も多く存在します。 なのでこの記事では、私が実際のプロジェクトでどういった時にフォームオブジェクトを利用したいと感じるの…
10日前
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Claude Code の個人的おすすめ設定 (settings.json)
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こんにちは。虎の穴ラボ エンジニアの S.A です。 みなさん Vibe Coding してますか? 虎の穴ラボでは Devin や Roo Code そして Claude Code など様々なAIツールを活用しています。 今回は Claude Code の設定ファイルである settings.json について、個人的におすすめな設定をご紹介したいと思います。 Claude Code の settings.json とは Claude Code の設定と言われると CLAUDE.md ファイルがまず浮かぶかもしれません。 CLAUDE.mdでは、例えば「会話は常に日本語で」などといったルール…
11日前
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AIコーディングは実務で使える?Claude Code活用術と注意点
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こんにちは、虎の穴ラボのH.Y.です。 今回は、2025年6~7月にClaude Codeを使って設計からテストまで一通り開発したので、その時の所感を話します。 Claude Codeとは Anthropic社が開発したCUIベースのAIコーディングツール Anthropic社が開発したCUI(コマンドラインインターフェース)ベースのコーディング開発支援ツールです。 Anthropic社のClaude Opus 4/Sonnet 4に最適化し、長時間・大規模タスク向けにチューニング済みのモデルを使用します。 デフォルトでは、学習されず業務でも使いやすいAIコーディングツールになっています。 C…
12日前
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GitHub Actions: 自動フォーマット後にCIが動かない問題を解決する方法
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こんにちは!虎の穴ラボの鷺山です。 「GitHub Actionsでソースコードを自動フォーマットして、その変更をGITHUB_TOKENを使ってPushする」ことは広く採用されている仕組みだと思います。 しかし、GitHub Actionsには「GITHUB_TOKENによるPushでは別のワークフローが自動起動されない」という制約があります。 GITHUB_TOKEN によってトリガーされたイベントでは (中略)、新しいワークフロー実行は作成されません。 ワークフローのトリガー - GitHub Docs そのため「自動フォーマットのPush後、別のビルド用ワークフローを自動実行させる」こ…
25日前
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【2025年版】エンジニアのDS検定合格体験記
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こんにちは、虎の穴ラボエンジニアの山﨑です。 先日、データサイエンティスト協会が主催する「データサイエンティスト検定™(リテラシーレベル)」(以下、DS検定)を受験し、無事合格することができましたので振り返りを兼ねて記事にまとめさせていただきます。 私自身、過去にG検定を取得済みで、大学では数学を専攻していたという背景があります。今回は、そんなWebエンジニアの視点から、DS検定の学習方法、G検定との違い、そして得られた知見についてまとめたいと思います。これから受験を考えている方、特にエンジニアの方の参考になれば幸いです。 DS検定™(リテラシーレベル)とは DS検定™は、データサイエンティス…
1ヶ月前
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【2025年版】エンジニアのG検定合格体験記
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こんにちは。 虎の穴ラボ株式会社の iwady です。 開発者の皆さん、Python してますか? 今回も Python の話題ではないので申し訳ないのですが、 この度 G 検定を受験し、無事合格しましたので、私なりの試験対策と振り返りをお届けできればと思います。 1. G 検定 とは G 検定 は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA) が実施する、AI・ディープラーニングを活用するために必要なリテラシーを習得するための検定試験です。 www.jdla-exam.org 2017年に始まった比較的新しい検定試験ですが、近年、ChatGPT やDevin など生成 AI の隆盛もあ…
1ヶ月前
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チームの結束力を高めるために輪読会をやってみた話
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はじめに こんにちは。虎の穴ラボのしゅうたろうです。 今回は、チーム内のコミュニケーションや結束力の向上を目的に、チームで輪読会を開催しましたので、その進め方や輪読会をやってみた感想を述べたいと思います。 輪読会で読んだ本 今回輪読会で読んだ本は「ふりかえりガイドブック」です。 www.shoeisha.co.jp 振り返りを行うことの重要性、振り返りのやり方と手法がイラスト付きで解説されています。 初めて振り返りを行う際や、振り返りの質を向上したい方にオススメの本です! 輪読会の目的 1.チーム内のコミュニケーションの強化 フルリモートワークということもあり、メンバー間の直接的なコミュニケー…
2ヶ月前
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【AWS】Elastic TranscoderからMediaConvertへ乗り換えよう!
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こんにちは!虎の穴ラボの鷺山です。 AWSの動画・音声変換サービス「Amazon Elastic Transcoder」が2025年11月13日にサービス終了します。 この日以降、当サービスは利用できなくなる予定です。 後継サービスとして「AWS Elemental MediaConvert」への移行がAWSから案内されています。 この記事ではElastic Transcoderを利用しているシステムをMediaConvertに移行するための方法を、サンプルコードを交えてご紹介します。 前提環境 環境情報 バージョン・値 Node.js 22.17.1 Node.jsライブラリ@aws-sdk…
2ヶ月前
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だまし絵を描かないための要件定義のセオリー
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夏をいかがお過ごしでしょうか?もっぱらの主食を蕎麦とする日々が続いているおっくんです。 今回は、赤俊哉著『だまし絵を描かないための要件定義のセオリー』を紹介します。 基本情報 項目 内容 タイトル だまし絵を描かないための要件定義のセオリー 著者 赤俊哉 発行所 リックテレコム株式会社 発行日 2018年5月22日 ISBN 978-4-86594-068-8 ページ数 276ページ 価格 2,750円(税込) リックテレコム - だまし絵を描かないための── 要件定義のセオリー きっかけ 最近、もっぱらの業務が実装よりも要件定義や設計にシフトしてきました。 特に、要件定義と設計はしているが、…
2ヶ月前
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エンタメ業界のリアルに迫るテックイベント『FAN+TECH NIGHT』を開催しました!
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皆さんこんにちは!虎の穴ラボのmisonoです。 今回は2025/07/04(金) 19:00〜 に開催された『FAN+TECH NIGHT』についてのレポートを書いていきたいと思います! FAN+TECH NIGHTとは? 「エンタメ業界に所属している会社だからこそ伝えられるエンジニアの”声”があるはず!」 そんな想いに共鳴してくださった、株式会社Gaudiyさん、株式会社ドワンゴさんとともにお送りする、エンタメ業界に興味を持っているエンジニア向けのイベントです! gaudiy.com dwango.co.jp イベント概要についてはこちら yumenosora.connpass.com 各…
2ヶ月前
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Devinで開発をスムーズに進める3つの秘訣
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こんにちは!虎の穴ラボ nagaです。 以前お伝えした通り、虎の穴ラボではAIエージェント「Devin」を導入しています。今回は導入から約3ヶ月経った今、Devinにうまく開発を進めてもらうために意識していることを3つ紹介します。 toranoana-lab.hatenablog.com 1. プロンプトを改善する Devinが想定した実装をしてくれない・・・と感じた時は、セッションの詳細画面から消費したACUとプロンプト改善の提案を確認するのがおすすめです。 まずは先日磯部さんが紹介していた節約Tipsにもある通り、10ACU以内の作業になっているかを確認してみましょう。もし10ACUを超え…
2ヶ月前
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虎の穴ラボで第一号!産後パパ育休を取得した話
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虎の穴ラボで第一号!産後パパ育休を取得した話 産後パパ育休を取得した話 「育休、特に産後パパ育休に興味はあるけど、会社で取得した人がいなくて不安…」 そんな風に考えているエンジニアの皆さん、こんにちは! 虎の穴ラボで働く、一児の父になったエンジニアの awamo です。 今回は、私が社内で第一号となった「産後パパ育休(出生時育児休業)」を取得した際の体験談をお話しします。 この記事を読めば、産後パパ育休のリアルな実態から、虎の穴ラボのカルチャーまで、きっと理解が深まるかも。 結論から言うと、不安もありましたが、本当に取得して良かったです! 「産後パパ育休(出生時育児休業)」とは? 「産後パパ育…
2ヶ月前
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Devin 節約Tips
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虎の穴ラボエンジニアの礒部です。 現在、虎の穴ラボではDevinを活用していますが、使用料金への対応が避けられない課題です。 今回は節約のために試している様々なTipsを紹介します。 Devinとは? Devinは、ソフトウェア開発タスクを自律的に実行できるAIエージェントです。コーディング、デバッグ、さらにはプロジェクト全体の計画立案まで、開発プロセスにおける多様なタスクを人間のようにこなす能力を持ち、開発の効率化に貢献します。 devin.ai 虎の穴ラボでも、試験的ではありますが導入を開始し、日々タスクの依頼を行なっています。 虎の穴ラボの直近のAI活用に向けたツール利用については次の記…
2ヶ月前
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LLM研究における"aha moment"について調べてみた
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虎の穴ラボエンジニアの米光です。 AIが生成する文章は日々洗練され、最近ではチャットAIとの対話で違和感を感じる機会も減ってきたように感じます。 そんな中、LLM研究において"aha moment" と呼ばれる、AIがまるで人間のような振る舞いを見せる現象について知る機会がありました。 AIがまるで「あっ、そうか!」とひらめいたかのように振る舞う、いわゆる「アハ!モーメント」。この現象がAI研究でどのように捉えられているのかを巡り、調査を行なってきたので共有します。 アハモーメントとは アハモーメント(Aha! moment)とは、元々は心理学の用語で、難しい問題の解決策が突然ひらめく体験のこ…
2ヶ月前
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奈良女子大学の講義に登壇!虎の穴ラボCEO・EMが語る現場のリアル
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こんにちは!虎の穴ラボ 採用担当白石です。 6/27(金)虎の穴ラボ CEO野田、EM松尾が奈良女子大学様の講義登壇をさせていただきましたので、ご紹介します! なぜ奈良女子大学で講義を? 虎の穴ラボは、「とらのあな通信販売」「Fantia」などのサブカルチャー関連サービスの開発・運用を担っています。 常に新しい技術を取り入れ、より良いサービスを提供することを目指す中で、次世代のエンジニア育成にも貢献したいという思いがありました。 そんな折、虎の穴ラボ社員との交流があった奈良女子大学様よりお声がけいただき、学生の皆様に実際の開発現場やプロジェクトマネジメントについてお伝えする機会をいただきました…
2ヶ月前
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サブカル業界Developers勉強会 vol.9を開催しました!
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こんにちは、虎の穴ラボ 磯江です。 今回は2025/6/6(金)に開催した「サブカル業界Developers 勉強会Vol.9」の開催レポートをお届けします。 今回のテーマは『沼にいざなう!サブカルプラットフォームの検索・レコメンド舞台裏』ということで、サブカルプラットフォームの運用に携わる各社のここでしか聞けない検索やレコメンドに関するサービスの裏側をお話しました。 オフライン会場としてviviONさんのオフィスで開催し、各セッションはオンラインでも配信しました。 セッション終了後は、各セッションスピーカーを中心とした懇親会を実施しました。 ▼イベント概要 subculturedev.con…
2ヶ月前
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【JavaScript】Deno についてのLT会 toranoana.deno #21 を開催しました【TypeScript】
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皆さんこんにちは、虎の穴ラボのY.Fです。 2025年06月18日 (水) に Deno についてのLT会 『toranoana.deno #21』を開催しました。 yumenosora.connpass.com
3ヶ月前
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VS Code の拡張機能「Dev Containers」を使いこなす!おすすめ設定10選
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こんにちは。虎の穴ラボのサカガミです。 今回は Visual Studio Code (以下 VS Code) で利用できる 拡張機能「Dev Containers」のおすすめ設定を紹介します。 Dev Containers とは? Dev Containers は、VS Code の拡張機能で、開発環境をコンテナ化することで、 開発者が統一された環境で作業できるようにするものです。 これにより、異なるマシンでの環境設定のばらつきを防ぎ、 プロジェクトの依存関係を一元管理できます。 Dev Containers を使用することで、開発者は簡単に環境を共有し、 プロジェクトに必要なツールやライブ…
3ヶ月前
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#技術書典18 ブース施策チームレポート
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こんにちは。虎の穴ラボのH.Kです。 6/1(日) 池袋サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)で開催された、技術書典18のオフラインイベントに出展しました。オンラインは2025/06/15(日)までなので、ぜひ気になる本を探してみてください! techbookfest.org 虎の穴ラボは技術書典18のゴールドスポンサーをしています。 イベント全体の詳細なレポートについては、また別途記事を公開していますので、こちらをご覧ください。 toranoana-lab.hatenablog.com 今回は、ブース施策チームとして、技術書典18で私たちがどんな施策を行ったのか、その裏側をご紹…
3ヶ月前
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#技術書典 18 オフライン参加レポート
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こんにちは!虎の穴ラボでエンジニアをしている S.A です。 先日の 2025年6月1日に技術書典18のオフライン開催がありました! 虎の穴ラボでは、スポンサーとして協賛ブースを出展しました。今回はその様子をレポートします! 技術書典18について 日時: 2025年6月1日 日曜日 場所: 池袋サンシャインシティ 文化会館 展示ホールD (文化会館ビル 2F) techbookfest.org 技術書典とは、技術をテーマにした同人誌の即売会で、技術者たちの「コミケ」とも言われるイベントです。 今回で18回目の開催となり、前回からさらに参加人数が増え、2,800人もの参加者が来場しました。 ▼当…
3ヶ月前
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FlutterとServerpodで始めるWeb開発入門
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こんにちは、とらのあなラボ Fantiaエンジニアの吉岡です。 今回はFlutterと強力に連携できるServerpodを用いて、ログイン機能付きのシンプルなメモアプリを開発する手順を解説します。 Serverpodとは Serverpodは、Flutter向けにDartで作られたオープンソースのwebフレームワークです。 事前準備 Serverpodを使うにはまずFlutterとDockerのインストールが必要です。 こちらは既にインストールされているものとして進めていきます。 Serverpodのインストール dartのpub コマンドからインストールが出来ます dart pub glob…
3ヶ月前
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Javaのライブラリ「SpringAI」を使ってMCPサーバー作成を試してみた!
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こんにちは、虎の穴ラボのH.Hです。 今回は現在開発が進んでいるSpringフレームワークの一部であるMCPサーバーを作成し、その挙動を調査した内容をまとめました。 ※2025/5現在開発中のライブラリを使用しているので、今後記述方法が変わる可能性があります。 前半がMCPの説明で、後半が実際のコードや設定方法となっています。 コードなどを確認したい方は「SpringAIのMCPサーバーサンプルについて」からをご確認ください。 SpringAIとは MCP(Model Context Protocol)とは USB-Cポートのようなものってどういうこと? エンジニアの方向け 非エンジニアの方向…
3ヶ月前
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Fantiaで実施したRuby / Ruby on Railsアップデート作業のご紹介
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虎の穴ラボでFantiaの開発を担当している Y.K です。 今回はFantiaで実施したRubyとRuby on Rails(以下Railsと表記します)のアップデートについて、どのような手順で実施したかについてご紹介できればと思います。 背景 虎の穴ラボでは言語やライブラリ、各種サービスで利用しているシステム(DBなど)について定期的にアップデートを行いサポート内かつ脆弱性がないバージョンを保つように日々対応を行っています。 今回はFantiaで利用しているRuby / Railsについてそれぞれ以下の期限でEOLを迎えることとなり、それぞれについてアップデートを行っています。 対象 バー…
4ヶ月前
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Kubernetesを取り巻くAIツールの紹介 〜k8sgpt〜
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こんにちは、虎の穴ラボのY.N.です。 昨今、AIを活用した技術が目まぐるしい発展をしています。 KubernetesでもAIを活用したツールがあります。 今回は、Kubernetesのトラブルシューティングに役立つAIツール k8sgpt を紹介します。 前提 本記事では下記環境を使用することを前提として記載します。 開発環境:Mac コンテナ:Docker Kubernetes:kind AIプロバイダ:OpenAI k8sgpt 何ができるの? k8sgptはAIを活用してKubernetes環境における問題の診断を行ってくれるツールです。 また、問題の自動修復も行え、Kubernete…
4ヶ月前
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技術書典18への協賛 && オフライン開催への参加を行います!
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こんにちは。虎の穴ラボのY.Kです。 虎の穴ラボは 2025年5月31日(土) ~ 2025年6月15日(日) の期間で開催される技術書典18にゴールドスポンサーとして協賛を行います! こちらの内容は既に以下のプレスリリースにて発表をさせていただいている内容ではございますが、改めてこちらのブログでもご紹介させていただければと思います。 toranoana-lab.co.jp 技術書典18について 技術書典18はオンライン・オフラインで開催されるイベントとなっており、開催日程はそれぞれ以下のようになっております。 オンライン開催 期間: 2025年5月31日(土) ~ 2025年6月15日(日)…
4ヶ月前
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5月🎏Fantia採用イベントをご紹介します!
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こんにちは!虎の穴ラボ 白石です。今回は5月開催の採用イベントについてお知らせします🎶 5月はFantia関連のポジションを対象として2つの採用説明会&相談会を開催します! ひとつは手軽に参加できるオンライン形式、もうひとつは少人数でじっくり話せるオフライン形式です👀 この記事では、これら2つのイベントのポイントをご紹介し、虎の穴ラボで働くことの魅力をお伝えします。 「好き」を仕事にしたい方、リモートワークに興味がある方、そして何よりFantiaというサービスにピンと来た方は、ぜひ最後までチェックしてください! 🦄Fantiaとは Fantiaは、イラスト、漫画、小説、音楽、コスプレなど、様々…
4ヶ月前