Spectee Developers Blogのフィード
https://zenn.dev/p/spectee
"危機"を可視化するをミッションとし、危機管理サービスを提供しているSpecteeの技術ブログです。
フィード

AI開発でいつ、どこまでコードを理解するか
Spectee Developers Blogのフィード
!概要AIが書いたコードをすべて同じ深さ・タイミングで理解する必要はない。設計的な不可逆性や障害発生時の影響度、即答を求められる場面かどうかを踏まえ、その時点で求められる最低限の理解に到達していて、なぜその理解度で十分かまで説明できれば良い。AIに実装を任せて自分の理解が追いついていない状態、いわゆる「認知負債」を抱えてでも短期的な開発速度を取るのか、その場合にいつ負債を支払うのかは意識する必要がある。基本は、影響が大きく戻しにくい箇所ほど先に理解し、それ以外は後回しにする。テストなどの仕組みで品質を決定論的に制御できるほど、後回しにできる範囲は広がる。 設計の時間が増え...
1日前

「スクラムマスターって何してるんですか」ときかれたので答えます 〜新チームでSM兼開発をやった8ヶ月〜
Spectee Developers Blogのフィード
半年ほど前、チームのレトロスペクティブでこう聞かれました。スクラムマスターって何してるんですか?開発兼任の私が「開発があまりできていない」と相談したときのことです。「じゃあ何をしているかを教えてもらえれば負担を減らせるかも」という文脈でした。その場で、うまく答えられませんでした。スクラムマスターとしての自分の活動をふりかえる時間を、あまり取れていなかったからです。この記事は、遅ればせながらのその回答であり、私自身のふりかえりでもあります。記事は次の構成です。意識していたこと(🧠 何を考えていたのか)と、実際にやっていたこと(🔧 何をしていたのか)を書き出し、スクラムガイド...
1ヶ月前

ゼロから学ぶDNSとRoute 53
Spectee Developers Blogのフィード
Amazon Route 53 とは?AWS公式ドキュメントの日本語訳は以下のように説明しています。Amazon Route 53 は、可用性と拡張性に優れたドメインネームシステム (DNS) ウェブサービスです。そして、次のように続きます。Route 53 を使用すると、ドメイン登録、DNS ルーティング、ヘルスチェックの 3 つの主要な機能を任意の組み合わせで実行できます。私はこれを読んで、Route 53 = DNS = ドメイン登録 + DNS ルーティング + ヘルスチェック初学者にこのような誤解を与えかねない文章だなと思いました。Route 53は、一般にDN...
2ヶ月前

議事録はほしい。でも時間はかけたくない。ほぼスキル発動だけで必要十分な議事録を手に入れた
Spectee Developers Blogのフィード
議事録は欲しい。でも、時間はかけたくない。そこで Claude Code のスキルを作成して自動化させました。使いながら改善を積み重ね、形になったと感じたので現時点での到達点を紹介します。この記事は、こんな人向けです。文字起こしからAIに議事録を作ってもらっているけど、もっと楽に作成したいチーム内の議事録の必要性は高くないから作成していないけど、労力ほぼ0ならあってもよいかも打合せの後に、「何すればよいんだっけ?これだけだっけ?」という不安を解消したい記事の後半に、必要な設定とスキル記述のエッセンスを置いています。筆者の環境はGoogle Meetの文字起こし、Clau...
2ヶ月前

文字起こしからClaudeに議事録もIssue作成・更新も任せて中身の議論(Why、What、How)に集中している話
Spectee Developers Blogのフィード
みなさん既にやられていて新鮮味はないかもしれませんが、議事録やIssueの作成・更新を、打合せの文字起こしからやらせている実践レポートです。「文字起こしをClaudeに渡したら楽できないかな」とやってみたら、想像以上の効果がありました。書く作業から手が離れて、打合せでは中身の議論(Why・What・How)に集中できています。そのために試行錯誤し気づいたことを共有します!どんな効果があったかを最初に読みたい人はこちらへ飛んでください:「導入して変わったこと」。環境はGoogle Meetの文字起こし、Claude、GitHub ProjectsでのIssue管理、Notion、S...
2ヶ月前

AIにコードを書かせた後、チーム開発で詰まるのはループ設計だった
Spectee Developers Blogのフィード
最近個人でCodexを試してますが、直近のClaude Codeに比べるとレスポンスが体感で倍以上は速く、開発が捗ります。デスクトップアプリでセッション管理からレビューまで完結する点も気に入ってます。(Claude Codeもできますが)処理の定期実行ができるので、事前整理したIssueを /goal スキルで複数渡し、調査→実装→検証→PRまで作ってくれるようになってきました。コーディングが高速化することで、これまで以上に次のような場所が気になり始めました。Codexのセッションを複数Issueで使い回すと、適切にワークツリーを分離してくれないことがあるデプロイ先や検証環境が...
2ヶ月前

【JS/TS】throw を式にしてコードを美しくする【小ネタ】
Spectee Developers Blogのフィード
1. はじめにJS / TS で値が undefined の場合にエラーを投げたいとき、皆さんはどのように書くでしょうか。例えば fetch した結果が undefined だったらエラーを投げたい場合などです。一番ベーシックな(?)書き方は以下のような感じだと思います。(自分はこう書いてた)const user = await fetchUser(userId);if (user === undefined) { throw new Error("user not found");}console.log(user);ただ、この if 文って美しくないですよ...
3ヶ月前

開発フローをClaude Codeスキルにしたら、チーム全員のカレーが毎回おいしくなった 〜レシピを1行直すと、全員の開発フローが進化する〜
Spectee Developers Blogのフィード
チーム全員のカレーが、毎回同じおいしさで出てくるようになりました。——とはいっても、料理の話ではありません。開発フローの話です。少し前まで、チームの開発フローは「自己流のカレー」でした。リンゴを入れた日、にんじんを入れ忘れた日、鶏肉も牛肉も入れたら格段に美味しくなった日。それぞれおいしい(稀に味を一から立て直すことも…)。ただ、工程も気をつけるポイントも、人ごと日ごとに少しずつ違っていて、毎回同じおいしさにはなりませんでした。タスクを進めるときに Claude Code へ「Issueを確認して」「ブランチを切って」「実装して」「PRを作って」「レビュー依頼して」と1個ずつ指示し...
3ヶ月前

むしろ--dangerously-skip-permissionsの方が安全かも? Claude Codeのhooksで危険コマンドを止める
Spectee Developers Blogのフィード
Claude Codeを並列で5つ立てて、次々タスクを投げる。返ってくる実行確認にYes、Yes、Yes。気が付くと確認せずにYesを押している自分がいました。「これ、rm -rf /が来てもYesって押すんじゃないか?」その瞬間、背筋が凍りました。この記事では、チームで--dangerously-skip-permissionsを安心して使うためにPreToolUse hooksを導入した経緯と、88のテストケースで検証した実装の詳細を紹介します。 Yes連打の恐怖自分のチームではClaude Codeを業務全般で活用しています。文字起こしからバックログ作成、実装、レビュー...
4ヶ月前

Auth0 再入門 #1: なぜ「認証は自分で作らない」が常識になったのか
Spectee Developers Blogのフィード
この連載「Auth0 再入門」では、Auth0の仕組みを体系的に学び直していきます。初回となる本記事では、Auth0の話に入る前に、認証が外部サービスに委ねられるようになった歴史的な経緯を整理します。 Auth0とは、IAMとはAuth0はIAMの機能を提供するサービスです。認証と認可を合わせて「誰が、いつ、何にアクセスできるか」を統合的に管理する仕組みのことを、IAM(Identity and Access Management)と呼びます。現代のIAMに求められる機能は多岐にわたります。機能具体例ログイン画面の提供ユニバーサルログイン、ブランディング...
5ヶ月前

DSPyでSnowflake Cortex上のLLMモデルの移行を試してみた ~環境構築からプロンプトの最適化まで~
Spectee Developers Blogのフィード
!この記事は2026年3月にDSPy3.0ベースで書いています。DSPyの更新は非常に早く、1~2年単位でメジャーアップデートがされています。その為、コードが動かない場合はインストールしたDSPyのバージョンや公式ドキュメントを参照すると解決策が見つかるかもしれません。 先に結論Snowflake Cortex上でLLMモデルを移行する際、DSPyを用いることでプロンプトの最適化と精度評価を自動化できます。それにより、移行作業の信頼性を担保できます。今回の実験では、Amazonレビューの感情分類タスク(positive/negativeの判定)を対象に、以下の構成で検証し...
5ヶ月前

ハサミで肉を切らないためのポリゴン選定ガイド ~Pixi×DuckDBによる実務で使える世界の行政区域オープンデータの徹底比較~
Spectee Developers Blogのフィード
!【ご利用上の注意】本記事に掲載しているライセンス情報は2026年3月時点の調査結果に基づいています。オープンデータのライセンスは将来的に変更される可能性があるため、商用プロジェクト等で実際にデータを利用される際は、必ず提供元の最新のライセンス条項を各自で確認してください。本記事により生じた損害について、筆者は責任を負いかねます。!この記事の読者はGIS経験者を想定しています。ベクタやラスタ等の概念がよくわからないという方はMIERUNEさんのブログを見ていただくとブログの内容がより理解しやすいと思います。 先に結論!ESRIやGADMの高精度のポリゴンのオープンデー...
5ヶ月前

Claude Code活用を社内で1ヶ月推進した際の備忘録
Spectee Developers Blogのフィード
はじめに前回の記事「「AI駆動開発チームの作り方・育て方」を読んで」の続きです。1ヶ月間、手を挙げて社内のClaude Code導入推進リーダーを務めました。ミッションは「Claude Codeを活用したエンジニアの開発速度を向上させるプロセスの構築」です。それまで社内ではDevinやCopilotを活用したAI支援開発を行っていましたが、コーディングサポートにとどまっていました。Claude Codeの導入により、開発プロセス全体をAI駆動に転換することを目指しています。目標は「Claude Codeを使っていこうという社内の雰囲気を作ること」。実際に触ってみる機会を増...
6ヶ月前

Snowflake×Terraform入門 ~IaC化による基盤保守コストの低減を目指して~
Spectee Developers Blogのフィード
データエンジニアチームの前田です。Specteeではデータ分析基盤にSnowflakeを採用しています。私自身、先日 『Snowflake Squad 2025』に選出されたこともあり 、社内でもSnowflakeを活用する機会がますます増えてきています。Snowflake Squadの一員として、これまで以上に情報共有を頑張っていきます。それに伴い、Snowsightでの手作業による運用に限界を感じる機会も増えてきました。そこで、運用を効率化するためにチームでTerraformを用いたIaC(Infrastructure as Code)化を実施したので、その内容を共有します...
6ヶ月前

「AI駆動開発チームの作り方・育て方」を読んで
Spectee Developers Blogのフィード
社内でClaude Codeを使い始め、活用推進リーダーに手を挙げて約1ヶ月のプロジェクトを進めています。AI前提の新たな開発スタイルを模索する中で、先日発売されたAI駆動開発チームの作り方・育て方 生産性20倍アップのソフトウェア開発という本を読んだので紹介します。著者の主張は一貫して「AIツールを導入するだけではチームの生産性は上がらない。チーム構造そのものを再設計する必要がある」というものです。他にも、今まさに自分が意識しているヒントが詰まった一冊でした。 個人の生産性向上 ≠ チームの生産性向上特に納得感があったのは「個人がAIで速くなるだけでは、チーム全体の生産性は...
6ヶ月前

SnowPro Associate: Platformに2週間で合格した話
Spectee Developers Blogのフィード
はじめに業務でSnowflakeを触ることになり、Snowflake公式のウェビナー「Snowflake Ascent - Platform Training」に参加しました。想像以上に充実していて、しかもバウチャーまでもらえたので、そのままSnowPro Associate: Platformに挑戦することに。この記事では、ウェビナーの内容と勉強方法をまとめます。 Snowflake Ascent - Platform Trainingが最高だったSnowflake公式の半日研修で、初学者向けにSnowflakeの基本をハンズオン形式で学べます。Snowflake No...
6ヶ月前

【TS】業務で使っているテクニック紹介
Spectee Developers Blogのフィード
はじめに業務で実際に使っている TypeScript のテクニックを簡単な理由と共に紹介します。それぞれの項目の詳細については既に分かりやすい解説記事があると思うので、この記事はインデックス的に使っていただけたらと思います。簡単に取り入れられるものも多いので、ぜひ参考にしてみてください。 テクニック紹介 1. イミュータブルイミュータブルは「変わらない」や「変更不可能な」といった意味を持つ単語です。プログラミングの文脈では、一度作成された値やオブジェクトが後から変更できないという性質を指します。TypeScript のオブジェクトと配列は const で定義しても...
6ヶ月前

データサイロ化解消の為にS3にあるデータをSnowflakeに格納してみた
Spectee Developers Blogのフィード
データエンジニアチームの前田です。Specteeではデータウェアハウス(以下DWH)としてSnowflakeを活用しています。SnowflakeをDWHとしてうまく活用するにはSnowflake側にAWS等のクラウドストレージにあるデータを移行する必要があります。幸い移行処理自体はシンプルかつ公式ドキュメントが充実しているのであまり問題ないのですが、一度処理をすると長い事触らず忘れがちなので、その方法を改めてまとめることにしました。基本的にSnowflakeの公式ドキュメントのオプション1と同じ内容ですが、過去自分が作業時に詰まったところもまとめています。!各章のタイトルのリ...
7ヶ月前

VSCodeが異常に重い時の対処法
Spectee Developers Blogのフィード
表題のとおりCPU使用率が異常に高くなる現象に遭遇し、IDE設定の最適化で劇的に改善できたので対応方法をまとめました。参考までに、筆者の環境では以下の改善が見られました。ホスト(Mac)のCPU使用率:約85%→20%前半AWS CDK(IaC)のcdk synthコマンド:30分→5分 結論アクティビティモニタを確認してCodeHelperプロセスによるCPU使用率が高かったり、rgというプロセスが大量に生成されていたりしたら、このケースに該当するはずです。ライブラリ等が生成するファイル群が検索インデックスの作成対象になっており、ファイルが頻繁に追加・更新されるこ...
8ヶ月前

dbt Coalesce on the road Tokyo 2025 参加レポート
Spectee Developers Blogのフィード
はじめにデータエンジニアチームの前田です。Specteeではデータウェアハウス(以下DWH)としてSnowflakeを用いています。効率化の為、snowpipe以外でDWHにデータを入れるツールを探していた関係で、情報収集の一環として、dbt Labs主催のdbt Coalesce on the road Tokyo2025に参加してきましたので、その中で学んだ内容を簡単に共有します。!dbtに関しては超初心者なのと発表を聞きながらメモを取っていた為、誤りがある可能性があります。 dbtとは(超ざっくり)dbt認定エンジニアは2200人以上で、コミュニティは10万人以上...
8ヶ月前