mediba テックブログのフィード
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KDDIグループの株式会社medibaのエンジニアが運営するテックブログです。 メディア事業やソリューション開発で培った技術的知見や、AI活用、開発プロセスに関する情報を発信します。
フィード

「言われた通りに作る」から脱却する。BrSEが実践した、オフショアチームを自走させる「裏テーマ」とAAR(事後振り返り)
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1. はじめにオフショア開発において、「言われた通りのものしか上がってこない」。BrSE(ブリッジSE)やオフショア開発のマネジメントに関わったことのある人なら、一度はぶつかる壁ではないでしょうか。現在、私はBrSEとして日々の開発業務を回していますが、少し前までチームの「受け身の姿勢」と、それに伴う「品質の伸び悩み」に頭を抱えていました。仕様書に書いていないことは一切考慮されない。バグが出ても「仕様書に書いてなかったから」で終わってしまう。「言語の壁だから」「オフショアだから」と諦めて、ひたすらBrSE側で詳細すぎる仕様書を書き、マイクロマネジメントでカバーするのも一つの手...
4日前

Nuxt.js から Next.js へ ── フロントエンド技術リプレイスにおけるハーネスエンジニアリングと理解負債
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はじめに株式会社 mediba でフロントエンドエンジニアをしている中畑です。弊社では Nuxt.js から Next.js への技術リプレイスプロジェクトが進行中です。この記事では、 Claude Code を活用した技術リプレイスの現状と課題をお伝えします。!要約ハーネス(ルール・コンテキスト・フィードバック・スキル)を整備し、開発フローをスキル化して Claude Code による技術リプレイスを進めている移植精度の向上や高速化、属人化の防止というメリットがある一方、技術負債の移植や開発者の「理解負債」というデメリットが生じている現行システムに実際に触れる、モッ...
11日前

Cloudflare OSを触ってみた - 財務省の予算案PDFで雑に試してみる
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はじめにこんにちは。バックエンドエンジニアの山口です。私が所属しているチームでは、日頃からClaude Codeを利用して開発をしています。コードを書く・レビューする・調査するといった作業はかなり任せられるようになってきた一方で、課題に感じている部分があります。「情報とナレッジの同期」です。設計・コーディングといった開発業務であれば、ハーネスとGitと組み合わせて、かなり効率化されます。一方で、コーディング自体をAIに任せられるようになるほど、ボトルネックはより上流——企画や要件定義、部門をまたいだ合意形成に移ってきている実感があります。ただ、ビジネス活動のライフサイクルに...
19日前

TiDB Cloudへの移行記録
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はじめに現在、運用しているアプリケーションの老朽化や今後のコスト最適化・拡張性の確保を背景にシステム全体のリプレイスを進めており、その一環としてデータベースは現在のAmazon AuroraおよびDynamoDBからTiDB Cloud(Dedicated)への移行を進めています。本記事では、このデータベース移行を進めるにあたって調べた内容や実際にハマったポイント等々を紹介したいと思います。 前提現在の構成Amazon Aurora MySQL(4クラスタ)DynamoDB移行後の構成TiDB Cloud Dedicated(1クラスタ)TiDBサーバ...
1ヶ月前

その施策は効果があったのか。エンジニア・PdMのための効果検証とt検定
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1. はじめにこんにちは。株式会社medibaでエンジニアをしている野口です。突然ですが皆さんは、良かれと思って行った業務改善やプロダクトの施策で、 「で、それって結局どれくらい効果があったの?」 と聞かれて言葉に詰まった経験はありませんか?少し前の話になりますが、私は社内の「障害レポート」の運用を大きく刷新する業務を担当しました。それまでは手動でデータを集計し月に1回更新していたものを、GAS(Google Apps Script)を用いて日次で自動集計・更新されるシステムへと作り変えたのです。「これで運用コストも下がったし、毎日最新の障害情報やKPIが見られるようになった...
1ヶ月前

AI導入で変わったのは実装速度ではなく、開発プロセスだった
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はじめに最近は、AIエージェントを開発に取り入れる事例をよく見かけるようになりました。私たちのチームでも、比較的規模の大きいシステム刷新プロジェクトでAIエージェントを本格的に導入し、約2か月実際の開発で活用しています。導入前に期待していたのは、「AIを使えば大量のコードも短期間で移行できるのではないか」ということでした。実際にやってみると、コード生成のスピードは期待以上でした。一方で、AIを安定して活用するためのルール整備や、品質を担保するためのレビュー・修正には、予想以上の時間がかかりました。振り返ってみると、一番大きな変化は実装速度ではありませんでした。AIと一緒...
1ヶ月前

AIを活用してHTTPヘッダー付与用のChrome拡張機能を自作した話
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はじめにChrome拡張機能は便利な反面、利用する拡張機能によってはセキュリティや運用面を考慮する必要があります。今回、社内で利用するHTTPヘッダー付与ツールが必要になったため、この機会にAIと対話しながらChrome拡張機能を自作してみることにしました。本記事では、「AIを活用してどのように改善を重ね、実運用できるツールへ育てていったか」を紹介します。 作ろうと思ったきっかけHTTPヘッダーを付与するChrome拡張機能は数多く公開されています。しかし、社内で継続的に利用するツールとして考えると、必要以上に多機能である外部拡張機能に依存することになる将来的な...
2ヶ月前

【短納期×大規模】AIにロジック実装もテストコードも丸投げするための「8ステップAI駆動開発ワークフロー」
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はじめにこんにちは。株式会社medibaでフロントエンドエンジニアをやっているyu_ariです。この記事は、現在も絶賛開発が進行している新規事業プロジェクトにおいて、「仕様がブレやすく、納期が短い大規模開発をどう成功させるか」を模索した結果、たどり着いた開発フローの話です。結論から言うと、AI(主にClaude Codeなど)のパワーを120%引き出すことで、ロジックのコーディングはもちろん、億劫になりがちなテストコード(UT/IT/E2E)に関しても、自分で書くことは「ほとんどゼロ」になりました。このフローを導入したことで、開発効率が飛躍的に向上しただけでなく、非エンジニア...
2ヶ月前

オンプレADからEntra IDオンリーへ。Microsoft「Road to the Cloud」から考えるオンプレAD脱却へのフェーズ
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はじめにこんにちは。medibaでコーポレートIT等を担当しているnagiです。現代のコーポレートITにおいて、多くの組織や担当者が直面している課題のひとつが「オンプレミスActive Directory(以下、オンプレAD)無くせない問題」ではないでしょうか。近年、多くの企業がクラウドをベースとしたIT環境へ移行して久しいと感じますが、その中でも例外的に、いにしえのオンプレADのドメインコントローラー(DC)だけが移行できない……。そんな課題を持っている方も多いかと思います。オンプレADは古くから企業のID管理基盤として根付いており、積み重ねられた歴史があります。しかしその...
2ヶ月前

オフショア開発で品質を担保するために実践している3つのこと
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オフショア開発で品質を担保するために実践している3つのことこんにちは。自社運営webサイトでPMを担当しているPPです。昨今、ベトナムの関連企業へスポットで開発を依頼する機会が増えています。ベトナム開発チームは非常に高い技術力と圧倒的なスピード感を持っており、こちらの要求に臨機応変に応えてくれる非常に心強い存在です。しかし、海外リソースとの連携において多くの担当者が直面するのが「コミュニケーションと品質の壁」ではないでしょうか。特に私たちが頭を悩ませたのが、ベトナム開発チームの「確認をせず、思い込みで勝手に先走って進めてしまう」という特性でした。良かれと思っての行動なのですが...
2ヶ月前

簡素にAIの環境を提供するためCloudflare AI Gatewayを検証してみた
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はじめに株式会社medibaの横断システム部のずーんです。弊社では今までGitHub Copilotを社内のエンジニア向けに提供していましたが、エンジニア以外もClaude Codeなどを利用する機会が増えてきています。GitHub Copilotはツールを配布するときに必要な監査ログの収集や認証周りなどが備わっていますが、利用に際しては今年6月の料金体系変更によって実質従量課金になったもののシート単位での契約が必要で利用量を問わずシートごとに月額費用が掛かってしまいます。代替策としては普通にAmazon Bedrock経由で従量課金で利用することも考えられるわけです。しかし...
3ヶ月前

海外旅行で体感する各国のITインフラ。自分が「想定外の利用者」になってみる!
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はじめに私は海外旅行が好きで、アジア圏から欧州圏を中心にさまざまな国を訪れています。旅行の楽しみといえば歴史や文化、食事などはもちろんですが、個人的には「その国の社会インフラや決済、ITサービスがどのようなものかを体感すること」も大好きです。今回は、旅先で外国人旅行者として体験した「お国柄による仕組みの違い」を通じて、各国のITインフラ事情と、日本のサービスを振り返ったときの視点について書いてみたいと思います。 経済圏やITインフラにはローカル色があるインターネットは世界中で(おおむね)利用できますが、それでも地域による差はあり、さらにサービスの面でいえば、主要なサービ...
3ヶ月前

AI初心者がAI活用に関わってやってよかったこと
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はじめにとあるプロジェクトで手動運用業務をAIを活用して効率化したいという背景で参入、すでに複数の自動化ツールを作成しましたその経緯で学んだことをまとめてみます。 本記事のテーマAIを活用した業務効率化を担当することになり、本格的に生成AIを学び実践してきました。その中で最も重要だと感じたのは、「AIが回答しやすい・考えやすい環境を作ること」プロンプトの工夫ももちろん大切ですが、求めている回答を引き出すには、前提となる「潤沢な背景情報」が不可欠もしAIに渡す情報が足りているか不安なときは、「今の指示で足りない情報はありますか?」とAI自身に聞いてみるのも1つの手だと思...
3ヶ月前

AIに見積もりを任せてみた話
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はじめにこんにちは。medibaの山本です。エンジニアとしてSES企業でさまざまな開発を渡り歩いた後にmedibaに入社し、受託開発案件のBE・インフラ領域でリーダー業務に携わってます。普段の開発業務のなかで、「見積もり」に膨大な時間を取られて頭を悩ませることはありませんか?今回は、思い切って見積もり作業の一部をAIに委任してみた試行錯誤の記録と、そこから見えてきた課題・今後の方針について共有します。 AI見積もりの導入の背景と目的開発組織において、見積もりは常に「重い課題」としてのしかかります。私たちのチームでも、以下のような課題を抱えていました。調査コストが...
3ヶ月前

「AI版の自分」を自作したら、自己理解が深まった話
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medibaでCTOをしている下地(@primunu)です。AI版の自分を実装してみたのでその経緯等をまとめてみました。 きっかけ:「自分らしいAI」を実装してみる昨今、生成AIを活用して「自分の分身」を作る事例が注目されています。そうした流れの中、私自身も思い立ちました。「学習も兼ねて、自分の思考・価値観を反映したAIを実際に作ってみよう」社内メンバーがGeminiを活用し「AI上司Gem」のプロンプトを公開していたので、それをベースに実装を開始しました。ツール自体はすぐに動作しましたが、「自分らしさ」の精度を高める調整に、結果として15時間以上を費やすことになりまし...
4ヶ月前

AI主導の次世代開発とは? AWS「AI-DLC」ワークショップ参加レポート
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先日、AWSの「AI-DLC(AI-Driven Development Lifecycle:AIネイティブなソフトウェア開発ライフサイクル)」ワークショップに参加してきました。「AIを使って開発を効率化したいけれど、いまひとつブレイクスルーを感じない」という方に向けて、AI開発の最前線と、実際にワークショップでシステムを構築した体験談を簡単にまとめます! 1. なぜ「AI-DLC」が必要なのか?現在主流となっているAI活用のアプローチには、実はそれぞれ限界があります。AI-Managed(AIが全て自律実行)の限界:人間の介入がないため、複雑なロジックで誤ったり、組織固...
4ヶ月前

AIに本番DBを消される前に。「Human on the loop」という生存戦略
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はじめにはじめまして。株式会社medibaで開発組織のマネージャーを担当している成田です。普段の業務領域では、主にテスト工程や品質管理(QA)にかかわる領域を担当しています。昨今、AIによる開発支援は、すでに「便利な補助ツール」という段階を超えつつあります。コードを書く、テストコードを修正する、エラーを調査する、設計案を出す、既存コードを読んで改善案を提案する。特にコーディング領域におけるAIの能力はすさまじく、人間の作業速度や探索範囲を大きく上回る場面が増えています。一方で、「AIに任せればすべてうまくいく」という話でもありません。国内外のコミュニティでも議論され始めていま...
4ヶ月前

オフショア開発の「品質問題」で疲弊しないために
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はじめにこんにちは。medibaの原です。mediba入社後、エンジニアを経て、現在はSysDir / TCL として、主にブリッジ体制でのベトナムの開発会社を利用したオフショア開発に携わっています。エンジニアから現在の立場になり、いくつかのプロジェクトを俯瞰して見る中で、スムーズに進行するケースと、いわゆる「品質問題」に直面して現場が疲弊してしまうケース、その境界線がどこにあるのかを考える機会が増えました。今回は、私が社内でのヒアリングや実務を通じて感じている「オフショア開発におけるインプットの重要性」について、等身大の視点でお話しできればと思います。 上手くいくプロ...
4ヶ月前

リファクタリングのすすめ
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はじめにこんにちは。株式会社medibaでバックエンドエンジニアをしております井上です。日々のプロダクト開発において、新機能の追加やユーザーへの価値提供のスピードは非常に重要です。特に事業をグロースさせるフェーズでは、スピード優先で開発を推し進めるべき時期もありますよね。決してそのスピードを落としたいわけではないのですが、走り続ける中でどうしても後回しになりがちな「既存コードの見直し(リファクタリング)」について、今回は少しだけお話しさせてください。今回は、長く運用しているシステムで起こりがちな「あるある」なシチュエーションを例に挙げながら、**「時には少しだけ立ち止まって、...
4ヶ月前

「ガードレール?道路のアレ?」から始めるクラウド統制入門
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はじめに「ガードレール」、最近インフラやセキュリティ系の話題でよく目にする単語です。私も普段からAWSやGoogle Cloudを触っており、IAMの権限管理やネットワーク設定の基本は理解しているつもりでした。しかし、社内クラウド環境への「ガードレール導入プロジェクト」を担当することになった時、最初に頭に浮かんだ率直な感想はこれでした。「ガードレール? 道路にあるアレですか?」各クラウドサービスの機能は知っていても、組織規模での「ガードレール型の統制」という概念がどういうものなのか、すぐにはピンときませんでした。そこで今回は、ガードレールという考え方の概念や従来のセキュリ...
5ヶ月前