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生成AIに「機能追加」できる?Claude + AWSで実現する拡張可能な会話アーキテクチャ
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こんにちは、クラウドエンジニアの長谷部・三﨑です。 今回は生成AIの話題に触れながら、「Bedrock + Function Calling + Lambda」で構成する拡張可能なAIアーキテクチャについて紹介します。 生成AIと会話するだけでなく、「外部の機能を追加して連携させる」ことで、その可能性は大きく広がります。 最近では、AWS Lambda MCP Server (Multi-Capability Prompting Server) のような、こうした連携をより高度に、そして効率的に行うための仕組みも登場し始めています。MCPの普及・発展によって、生成AIに機能を追加するための便利…
1ヶ月前
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Edge AIの未来と自動車業界への影響
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こんにちは。クラウドネイティブ技術部の野中です。 2025年3月12日から3月14日にかけて開催されている AISC2025 に現地で参加していました。 近年、AI技術の発展が加速する中で、クラウドベースのAI処理だけでなく、エッジデバイスでのAI処理、いわゆる「Edge AI」が注目を集めています。 本記事では、NXPのプレゼンテーションを基に、Edge AIの概念と自動車業界へ影響について記載いたします。 1. Edge AIとは? Edge AIの利点 Edge AIとは、デバイス自体でAI処理を行う技術のことを指します。主なメリットは以下の通りです。 リアルタイム処理: インターネット…
1ヶ月前
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Webエンジニアなら知っておきたいレンダリング方式4選
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フロントエンドフレームワークにおいて2025年現在はTypeScriptで記述することが多いと思います。しかし、どんなウェブアプリケーションも最終的にはブラウザが解釈できる形、つまりHTML/CSS/JavaScriptをユーザーに届けていることになります。TypeScriptをブラウザが解釈できる形に変換し表示する手法について、Next.jsなどのフレームワークは、常に新しい方法を探求し、開発者に提案し続けてきました。 現在主流となっているのは以下の4つです。CSR(クライアント・サイド・レンダリング)SSR(サーバー・サイド・レンダリング)SSG(スタティック・サイト・ジェネレーション)I…
1ヶ月前
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サーバーレスのウェブアプリケーションを構築する ハンズオンでハマった落とし穴と解決策
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はじめに こんにちは、インフラ担当の清水です。 AWS Amplify を用いた構成を実際に試してみたかったため、公式のハンズオン『サーバーレスのウェブアプリケーションを構築する』に取り組んでみました。 この記事では、AWS Amplifyのハンズオンで私が実際に遭遇し、解決に苦労した点とその解決策を共有します。 同じように困っている方の助けになれば幸いです。 構成 AWS Lambda、Amazon API Gateway、AWS Amplify、Amazon DynamoDB、および Amazon Cognito を使用した構成となっております。 構成図 (AWS公式ハンズオンより引用) …
1ヶ月前
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Lambdaのイベントソースマッピング(SQS)は、どのタイミングで関数を起動するのか調べてみた
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はじめに SQSとLambdaを組み合わせて処理を実行する場合、イベントソースマッピングを設定することができます。 イベントソースマッピングには、イベントポーラーというコンピューティングユニットがあり、このイベントポーラーがSQSメッセージを取得します。イベントソースマッピングはLambda関数にメッセージを渡し、関数を起動します。 イベントソースマッピング内では、イベントポーラーと呼ばれるリソースが新しいメッセージをアクティブにポーリングし、関数を呼び出します。(AWS公式ドキュメントより) SQSキューにメッセージが入った後、Lambda関数はどのタイミングで起動するのだろうと疑問に思った…
2ヶ月前
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Web エンジニアなら知っておきたいキャッシュの活用法
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Web エンジニアの友村です。 「Web エンジニアなら知っておきたい」シリーズでということで、今回は「キャッシュの活用」について紹介します。 キャッシュとは? Web 開発において、パフォーマンスはユーザー体験を大きく左右する重要な要素です。 ページの表示速度が遅いと、ユーザーはストレスを感じて離脱してしまい、最悪の場合はサービスを利用しなくなるかもしれません。 最高のプロダクトを作るために、いかに高速にコンテンツを提供できるかは重要なポイントになります。 そこで登場するのが キャッシュ(Cache) という技術です。 キャッシュとは、取得したデータを一時的に保存し、次回以降のアクセス時に再…
2ヶ月前
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タグで停止対象を判別するAuroraの自動停止・起動をCloudFormationで作成してみた
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こんにちは、インフラエンジニアの川島です。 Auroraの自動停止・自動起動をCloudFormationで作成したので紹介したいと思います。 AWSでコスト削減をしようとすると目に付くのはやはりAuroraだと思います。 Auroraは起動している間、料金が発生し続け、EC2と比べてもとても高いです。 開発環境では常時起動は必要ないため一時停止しようとしても、手動では最大でも7日間しか停止することは出来ず、停止したと思ってたのにいつの間にか起動して料金がすごい事になっていた、なんてこともよくあることと思います。 Amazon Aurora DB クラスターの停止と開始 - Amazon Au…
3ヶ月前
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Webエンジニアなら知っておきたいIaC
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インフラ担当の川島です。 「Webエンジニアなら知っておきたい」ということで、今回は「Infrastructure as Code (IaC)」 について紹介いたします。 本ブログではIaCの中でも特にクラウド環境を構成するためのIaCについて紹介いたします。 IaCとは IaCとは、手動のプロセスや設定の代わりに、コードを使用してインフラストラクチャの管理とプロビジョニングを行うことを言います。インフラの構成や設定をコード化するため、手動設定によるエラーを減らし、一貫性を確保できます。 またコードで管理することにより、バージョン管理のしやすさや再現性が向上し、インフラの変更や展開がより迅速か…
3ヶ月前
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2024年のDeepRacer月間リーグに出場しました
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はじめに こんにちは。GIMLEチームの三﨑です。 今更ですが、今年の4月と5月に参加したDeepRacarの月次リーグについてまとめていこうと思います。 DeepRacer とは DeepRacerとはどのようなサービスでしょうか。 公式ドキュメントの説明を引用します。 AWS DeepRacer は、「強化学習」によって駆動される完全自律型の 1/18 スケールのレースカーです。これは次のコンポーネントで構成されます。 AWS DeepRacer コンソール: シミュレートされた自動運転環境で強化学習モデルをトレーニングし、評価する AWS Machine Learning サービスです。…
4ヶ月前
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Web エンジニアなら知っておきたいクライアントサイドストレージ
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こんにちは。フロントエンド担当の原田です。 「Web エンジニアなら知っておきたい」ということで、今回は 「クライアントサイドストレージ」 について紹介いたします。 クライアントサイドストレージとは クライアントサイドストレージは、データをブラウザ内に保存する技術です。 これにより、データを長期保存したり、サイトや文書をオフラインで使用するために保存したり、サイトのユーザー固有の設定を保持したりと、さまざまなことが可能になります。 主要な技術として、Cookie、SessionStorage、LocalStorage、IndexedDB があります。 Cookie サーバーからブラウザに対して…
4ヶ月前
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良いシステムを設計するには
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これはフェンリル デザインとテクノロジー Advent Calendar2024 25日目の記事です。 こんにちは、インフラ・バックエンド担当の森井です。 アドベントカレンダーのテーマに沿った話を書きたいなといろいろ思い悩んだ結果、技術におけるデザイン(設計)についてなら書けるかもしれないと思い立ちました。 今回は良いシステムを設計するための考え方をまとめてみたいと思います。 システムを設計するということ 根本に立ち返って、デザイン(設計)がどういう行為なのかを確認します。 デザイン(英語: design、中: 設計[1])は目的設定・計画策定・仕様表現からなる一連のプロセスである[2][3]…
5ヶ月前
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キャリアの大半は偶然によってできている
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これはフェンリル デザインとテクノロジー Advent Calendar 2024 24日目の記事です。 インフラ担当の柴田です。今年もAdvent Calendarの季節がやってきました。昨年は何を書くか悩んで「会社のブログに駄文を公開する技術あるいは自分を説得する技術」という記事を投稿しました。 今年はエンジニアっぽいことを書きたいなと思っていたのですが、ネタはおりてこず、社内で話したことのあるキャリア形成に関する理論を紹介します。 キャリアについて考えていますか さて、皆さんはキャリアについて普段何か考えていたり、目標を持っていたりしますか。 エンジニアの場合は大きく分けて、「マネジメン…
5ヶ月前
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Webエンジニアなら知っておきたいNoSQL
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Webバックエンド担当の湯川です。 「Webエンジニアなら知っておきたい」ということで、今回は「NoSQL」について紹介いたします。 RDBとの違いやNoSQL自体の種類、選定ポイントなどを簡単に説明したいと思います。 RDBのIndexやトランザクションあたりを把握したうえで読んでいただくと、より分かりやすいかと思います。 NoSQLってなに? MySQLやPostgreSQLといったRDB(リレーショナルデータベース)とは異なるアプローチで、データを保存・管理するデータベースの総称です。 RDBと比べるとスケーラビリティが高いので、大量のデータを扱いたいときに使われることが多いです。 RD…
5ヶ月前
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NILTOのFastly導入〜業務で初めてRustを使った話〜
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これはフェンリル デザインとテクノロジー Advent Calendar2024 23日目の記事です。 こんにちは!NILTOチームでインフラエンジニアをしている太田です。 先月、NILTOの開発の中で、FastlyというCDN1を導入しました。Fastlyでは、エッジサーバー2で動くプログラムをRustというプログラミング言語で書くことができます。 個人的にも(そして、おそらく会社的にも)初めてRustを業務で利用した事例ですので、少しでもその経験をアウトプットしておきたいと考え、今回の記事のテーマとしました。…とはいうものの、趣味で個人的にRustを書いていたこともあり、それを業務で活かせ…
5ヶ月前
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野中のre:Invent 2024 4 日目: Amazon Bedrock Knowledge Bases を使用してスケーラブルなRAGアプリケーションを構築する
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こんにちは。クラウドネイティブ技術部の野中です。 2024年12月2日から12月6日にかけて開催されている re:Invent 2024 に現地で参加しております。 今回は、生成 AI 関連のサービス Amazon Bedrock Knowledge Bases に焦点を当てたセッションに参加しました。 このセッションを選んだ理由は、現在担当している RAG(Retrieval-Augmented Generation)を活用した社内文書検索システム構築のプロジェクトにおいて、 Amazon Bedrock Knowledge Bases の採用を検討しており実務にも活かせられればと考えたから…
5ヶ月前
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Androidエンジニアが普段考えるアプリのUI・レイアウトデザイン
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これはフェンリル デザインとテクノロジー Advent Calendar2024 10日目の記事です。 前置き この記事の目的は、Android/iOSのデザイン、開発に従事しているデザイナーや技術者を主軸に、職業紹介として開発に従事していない一般の皆様にも読んでいただけることとしています。 Androidに特化した専門用語等は使わず、ラフにつらつらとタイトルについて書いたつもりなので、気兼ねなくお読みいただけたら幸いです。 背景 よくあることかもしれませんが、通勤通学やお買い物などで少し街に向かい、様々な広告やディスプレイを目にする際、例えばオーナメントの配置やテクスチャの表現、配色や全体感…
5ヶ月前
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re:Invent 2024のEQ関連セッションの紹介
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本記事は「Japan AWS Ambassadors Advent Calendar 2024」の18日目の記事です。 インフラ担当の柴田です。今年もAWS AmbassadorのAdvent Calendarに参加できて嬉しいです。 昨年は「テクノロジーだけじゃないre:Invent 2023 - Amazonのイノベーション文化」と題して、イノベーションとEmotional Intelligence (EQ)の記事を書かせていただきました。 今回も、re:InventとEQに関連した内容を紹介したいと思います。 re:Invent 2024でEQ関連のセッション Emotionally i…
5ヶ月前
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【レポート】Deep dive into Amazon Aurora DSQL and its architectureに参加しました!
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この記事はJapan AWS Top Engineers Advent Calendar 2024の5日目の記事です。 こんにちは、AWS re:Invent 2024 に現地参加していた森井です。 「Deep dive into Amazon Aurora DSQL and its architecture」というセッションに参加してきましたので、今回はその概要をご紹介します。 新発表サービスの情報にいち早くアクセスできるのは、re:Inventに現地参加する醍醐味ですね。 アーカイブが公開されているので、より詳細に知りたい方はこちらをご覧ください。 本記事のスクリーンショットはすべてこの動…
5ヶ月前
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だれでもわかる、たのしいGoogle Maps API
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これはフェンリル デザインとテクノロジー Advent Calendar2024 16日目の記事です。 まえがき はじめまして。NILTOのバックエンドエンジニアの小西です。入社してまだ二ヶ月ですが、面白い企画があると聞きつけて、今回フェンリルのアドベントカレンダーに参加しました。技術系の記事を執筆するのは初めてのことで緊張していますが、何卒よろしくお願いいたします。 さて、アドベントカレンダーと言えばクリスマス。 大人になってしまった今はクリスマスに何の感情も抱きませんが、幼い頃はサンタさんのプレゼントを楽しみに待ったものです。ワクワクできたあの頃は良かった。 記事のネタを考えていた私はひら…
5ヶ月前
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野中のre:Invent 2024 3 日目: 生成AIの最新アップデートと活用例
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re:Invent 2024 で発表されたアップデートは含まれてませんのでご注意下さい。 こんにちは。クラウドネイティブ技術部の野中です。 2024年12月2日から12月6日にかけて開催されている re:Invent 2024 に現地で参加しております。 今回、生成AIの最新情報や実際の活用事例を取り上げた日本語セッションに参加しました。 このセッションを選んだ理由は、現在担当しているRAG(Retrieval-Augmented Generation)を活用した社内文書検索システム構築のプロジェクトにおいて、ここで得た知見を何かしら活かせられればと考えたからです。 1. 生成AI活用の最前線…
5ヶ月前
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野中のre:Invent 2024 2 日目:Dive deep on Amazon S3
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こんにちは、クラウドネイティブ技術部の野中です。 2024年12月2日から12月6日に開催される re:Invent 2024 に現地参加しています! Dive Deep on Amazon S3 のセッションに参加しました。 このセッションを選んだ理由は、現在進行中の案件でS3を主軸としたアプリケーションを構築しており、その中で扱う膨大なデータ量やS3の卓越したデータ処理能力について、より深く理解したいと思ったからです。 S3の内部構造や設計思想を掘り下げることで、より効率的な運用や設計のヒントを得られると期待しています。 今回は、S3の内部アーキテクチャに関する内容となります。 セッション…
5ヶ月前
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Aurora DSQLが発表されたので早速試してみる!
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こんにちは、AWS re:Invent 2024 現地参加中の森井です。 本日、Matt GarmanのKeynoteにてAmazon Aurora DSQLが発表されました。 Introducing Amazon Aurora DSQL | AWS Database Blog 個人的にはここ数年で一番アツいアップデートだったので、ホテルに帰って早速試してみました。 Aurora DSQLとは? Aurora DSQLは、下記の特性を持ったSQLサービスです。 事実上無限のスケーラビリティ インフラ管理必要なし 99.999%のマルチリージョン可用性 強い整合性 PostgreSQL互換 Ke…
5ヶ月前
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野中のre:Invent 2024 1 日目:DynamoDBデータモデリングのポイント
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こんにちは。クラウドネイティブ技術部の野中です。 今年の12月2日から12月6日にかけて開催される re:Invent 2024 に現地参加しています! このイベントには以前から参加したいと思っていたので、ついに念願が叶い、ワクワクが止まりません。 今回は、DynamoDBデータモデリングに関するセッションを受講しました。このテーマを選んだのは、実際の案件でもDynamoDBを採用している中で、自身の知識不足を感じる場面があったためです。セッションを通して得た内容を振り返りながら、皆さんと共有していきたいと思います。 1. DynamoDBとは? DynamoDBは、AWSが提供するNoSQL…
6ヶ月前
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Webエンジニアなら知っておきたいイベント駆動アーキテクチャ
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Webエンジニアなら知っておきたいイベント駆動アーキテクチャ インフラ担当の柴田です。「Webエンジニアなら知っておきたい」シリーズです。 今回はイベント駆動アーキテクチャ(Event-Driven Architecture: EDA)について紹介します。 私がAWSをよく使うので、AWSを例にしています。 イベント駆動アーキテクチャとは? EDAは、イベントの発行、検出、消費といった、イベントへの反応を中心としたアーキテクチャです。 イベントとは、状態の変化や更新を表します。EDAでは、個々のシステムコンポーネントがイベントを介した疎結合になることで、敏捷性や回復力、拡張性が向上するとして注…
6ヶ月前
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GitHub ActionsでAmazon ECR でのリモートキャッシュを利用してみた
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はじめに こんにちは。インフラ担当の平田です。 とある案件でGitHub Actionsを利用しているのですが、PHPのDockerイメージをビルドする際に時間がかかってしまうという課題がありました。レイヤーキャッシュが利用されていないことが要因だったため、Amazon ECRでのリモートキャッシュを利用して、ビルド時間を短縮する方法に取り組みました。 課題もありますが、紹介させていただきます。 構成 GitHub Actionsの構成 GitHub Actionsの流れは次のとおりです。 Github Actionsで実行すること ソースコードを対象ブランチにpushまたはマージする PHP…
6ヶ月前
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Web エンジニアなら知っておきたい DevTools の世界
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はじめに こんにちは。フロントエンド担当の鯉田です。 この記事では Google Chrome の DevTools(検証ツール)について解説します。 検証ツールは Web 開発において欠かせないツールであり、デザイン確認、デバッグ、ネットワーク状態、パフォーマンスなどの改善に役立ちます。 本記事ではある程度は検証ツールを使用したことがあるエンジニアに対し改めて便利な機能を解説します。 この記事内で各要素の知っているようで知らなかった機能について、軽く触れているものとなっております。 詳細を知りたい場合は公式ドキュメントにてご確認ください Elements Elements は現在のページ内容…
7ヶ月前
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React Developer Toolsを用いたコンポーネント設計
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ウェブエンジニアの堀内です。 Reactが今日のフロント開発に欠かせない存在になっており、多くのエンジニアがReactを学習し利用しています。 しかし、初心者にはどのようにコンポーネントを分割すればよいか正しいアプローチがわからないこともあるでしょう。 正しくコンポーネントが分割できていないと不要な再レンダリングが発生する可能性がありアプリケーションのパフォーマンスが低下することがあります。 そこでこの記事では「React Developper Tools」というReactの拡張機能を活用してReactのコンポーネント設計を効率的に行う方法をご紹介します。 対象読者 Reactの機能はなんとな…
7ヶ月前
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AWS Ambassador Global Summit 2024 参加レポート
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インフラ担当の柴田です。 2024年9月にシアトルで開催された「AWS Ambassador Global Summit」に参加してきました。 セッションの詳細はNDAの関係で書けないため詳しく紹介できませんが、私が感じたことや全体の雰囲気をお伝えします。 参加者の集合写真 AWS Ambassador Global Summitとは? AWS Ambassador Global Summitは、その名の通り世界中のAWS Ambassadorが一堂に会するイベントです。 日中は、AWSのプロダクト責任者クラスの方々が最新のサービスやAmazonの文化について共有してくれます。 一方的な情報提…
7ヶ月前
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Global AcceleratorのALBはInternalがおすすめ!
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はじめに こんにちは。インフラ担当の平田です。 先日案件で初めてGlobal Accelerator + ALBの構築を行いました。 Global AcceleratorにALBを紐づける際の構成で学んだことをまとめたいと思います。 AWS Global Acceleratorとは AWS Global Acceleratorは、AWSグローバルネットワークを使用して、アプリケーションのネットワークパフォーマンスを最適化させるサービスです。 世界中のユーザーがアクセスするインターネットアプリケーションに対して、最適なルートでトラフィックを誘導し、遅延を低減します。 クライアントに最も近いリージ…
8ヶ月前
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AWS X-Rayにサクッと入門する
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はじめに こんにちは。バックエンド/インフラ担当の森井です。 業務でログの改善をしてからというもの、オブザーバビリティにお熱をあげている昨今です。 ログ改善については下記のブログにまとめているのでご興味があればご覧ください。 engineers.fenrir-inc.com さて、オブザーバビリティやっていくぞという気持ちが高まっているなか、やはりトレース、そして特にAWS環境においてはX-Rayを避けては通れないだろうということで、サクッと試してみました。 X-Rayとは X-Rayとはどのようなサービスでしょうか。 公式ドキュメントの説明を引用します。 AWS X-Ray は、アプリケーシ…
8ヶ月前