IVRyテックブログのフィード
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対話型音声AI SaaSのIVRy(アイブリー)を開発しているエンジニアのテックブログまとめです。
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Figma MCP を使って Production Ready な Flutter コードを生成する
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こんにちは。@shanonim です。デザインからコードを自動生成する技術は、太古の昔から試行錯誤が繰り返されてきた夢の技術ですが、生成AIとMCP (Model Context Protocol) の登場によって大きく進化しています。特に Figma が公開している Dev Mode MCPサーバー (以下、Figma MCP) は、Claude などのAIアシスタントと連携することで、高品質なコードを生成できる画期的なツールとして注目されています。Figma MCP公開当初は「意図した Widget 構造にならない」「命名が分かりにくい」といった課題があり、なかなか開発現場に浸...
8日前

Flutter Headless EngineによるバックグラウンドVoIPプッシュ通知処理
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Flutter Headless EngineによるバックグラウンドVoIPプッシュ通知処理 はじめに株式会社IVRyでソフトウェアエンジニアをしているamemiyaです。私たちは「アイブリー」というFlutter製のVoIP通話アプリを開発しています。VoIP(Voice over Internet Protocol)は、従来の電話回線ではなくインターネット回線を使って音声データを送受信する技術です。VoIP通話機能の実装にはTwilioを使用していますが、Twilio公式のFlutter SDKは存在しないため、Android SDKとiOS SDKをラップしたFlutt...
8日前

Flutterアプリ開発のツール管理をFVMからmiseに移行する
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こんにちは、IVRyのitochanです。IVRyのアプリ開発チームでは、Flutterアプリ開発に使うツールの管理をFVMからmiseに移行しました。本記事ではmiseをFlutterアプリ開発で使う利便性をご紹介します。 なぜFVMからmiseに移行するのかFlutterのバージョン管理といえばFVMがよく使われています。Flutterのバージョン管理に特化しているため、簡単なコマンド操作でFlutter SDKのダウンロード・バージョン固定が可能です。# Flutter 3.35.7を利用する$ fvm use 3.35.7# または、Stableの最新バージョンを利...
9日前

Firebase MCP × Claude Code Action で実現する Crashlytics エラーの自動修正ワークフロー
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こんにちは、株式会社IVRy のボルドーです。本記事では、社内イベント「AI Award」の一環として開発した「Firebase MCP と Claude Code Action による Crashlytics エラーの自動修正ワークフロー」について紹介します。!AI Award は組織単位・業務単位でAIを活用した効率化を推進するための社内イベントで、2025年7月〜9月の第1回開催では11件の AI 活用施策がエントリーされました。https://note.com/yueda256/n/n816d56f988ff?magazine_key=m4fc501fc23f5 モ...
9日前

Twilio Preflightで通話品質を "診断" する
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はじめにこんにちは!株式会社IVRy でソフトウェアエンジニアをしているtsutouです。VoIPで音声通話を実現している音声通話アプリにおいて「音声が聞こえない」「途切れる」といったユーザー問い合わせは、サポートチームにとって調査の難易度が高く大きな負担となります。!VoIP(Voice over Internet Protocol) は、従来の電話回線ではなく、インターネットなどのIPネットワークを介して音声をやりとりする技術です。特に、ネットワーク環境に起因する問題は、ユーザー自身では原因を特定することが困難で、結果として多くのサポート依頼につながっていました。そ...
10日前

障害は防げない。でも崩れない ― Playbook × 障害訓練 実践記
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こんにちは。株式会社IVRyでSREをやっている渡部です。ネパールカレーにハマりすぎて旅行先でもその土地の料理より先にネパール料理屋を探すようになってしまって久しくなります。私たちIVRyのSREチームは、「全人類が電話をかけてきても耐えられるサービスを目指す ~ 落ちても落ちない編 ~」をテーマに、日々サービスの信頼性向上に取り組んでいます。音声AIというリアルタイム性が求められる領域では、わずかな遅延やエラーでもユーザー体験に直結します。だからこそ、ただ強いシステムを作るだけではなく、落ちても素早く立ち上がれる運用体制が必要です。この記事では、IVRyで実際に行ったPlaybook...
25日前

「JEDAI Meetup! AI Readyへの道のり」のイベントレポート
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本記事は、2025年10月20日、東京都港区のIVRyオフィスにて開催された「JEDAI Meetup! AI Readyへの道のり」のイベントレポートをお届けします。主催側として会場をご提供したIVRyの松田(本イベントの一番目の登壇者)が当日の様子と主要トピックについてレポートさせていただきます。現地参加は30名以上、オンライン視聴は100名以上のご参加をいただき、大盛況のうちに終了しました。 イベントの概要日時: 2025年10月20日(月)18:30〜会場: IVRy オフィス(東京都港区)参加: 現地30名以上、オンライン100名以上テーマ: AI活用に向けた...
1ヶ月前

AI でデータ分析!Databricks Genie の活用事例
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本記事は #IVRy_AIブログリレー の 9 月 24 日(15 日目)の記事です。記事一覧は「IVRy AIブログリレー全記事まとめ」をご覧ください。 はじめに株式会社IVRy のアナリティクスエンジニアの wada です。IVRy では 2025 年 7 月に社内データ基盤を BigQuery から Databricks に移し、Databricks 上で新たに分析基盤を構築しています。本記事では、Databricks の AI/BI ツールである Genie を分析活動に活用するために行っていることを紹介します。 忙しい人のための本記事まとめ記事が長くなりそうな...
2ヶ月前

データウェアハウスでアプリ開発!? 新機能Databricks Appsで社内アプリを作った話
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はじめに本記事は、#IVRy_AIブログリレー の9月19日(13日目)の記事です。昨日は、デザイナーのtorimizunoさんが「AIと協業するデザイン実践──プロトタイピングで見えた変化」という記事を公開しました。ブログリレーの記事一覧はIVRy AIブログリレー全記事まとめをぜひご覧ください。こんにちは! IVRyのデータサークルでインターンをしている、おおしろはるきと申します!この記事では、インターンの期間中に取り組んだ「Databricks Appsを使った社内アプリ開発」について紹介します! 3行でまとめ2025年7月にやってきた新機能Databricks...
2ヶ月前

LLMの期待外れをプロンプトの継続改善で克服する
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「また期待した結果と違う...」LLMを使っていて、こんな経験をしたことはないだろうか。頭の中では明確なイメージがあるのに、それを言葉にして伝えると、なぜか微妙にズレた結果が返ってくる。何度か試行錯誤を重ねてようやく望む結果に近づけるものの、同じような作業を別の機会に行うときは、また同じ指示を出し直さないといけない。最近、この問題の本質は「プロンプトに必要な情報を込めきれていない」ことにあるのではないかと考えるようになった。きっかけは同僚の本を読んで、AI/LLMは魔法や銀の弾丸ではないし、何をプロンプトとして与えるかが大事なのだな、と改めて自戒した。https://note.co...
2ヶ月前

自然言語でのデータ分析を当たり前に:IVRyのDatabricks Genie運用の現在地(インターン視点)
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こんにちは!IVRyのDataサークルでインターンをしているMiyakeです。インターンとしてIVRyに参加して最初の1ヶ月間、私は「ビジネスサイドの戦略立案における意思決定のスピードを上げる」という狙いに対して、DatabricksのLLMであるGenieを活用して、誰もが自然言語でデータ分析を自走できる仕組みづくりに取り組みました。本記事はその実践記録です(2025/07/22〜2025/08/15での活動記録です)。IVRyでのインターンに興味がある方や、Databricks Genieについて知りたい方に読んでいただければ嬉しいです。本記事は、#IVRy_AIブログリレー ...
2ヶ月前

AI コーディングエージェントと協働する Design Doc 作成フロー - 実践から学ぶコンテキストエンジニアリング
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本記事は、#IVRy_AIブログリレー の 9 月 8 日(6 日目)の記事です。昨日は、インサイドセールスののすけさんが「若手3人が語る!成果を加速させるインサイドセールス×AI活用の最前線」という記事を公開しました。https://note.com/n0suke_/n/n61d69d08a3d5ブログリレーの記事一覧は「IVRy AIブログリレー全記事まとめ」をぜひご覧ください。 1. なぜ今 Design Doc x AI なのかみなさんご存知のように最近の LLM の進化により、エンジニアリングの現場は劇的に変化しています。Claude Code や Cursor、C...
2ヶ月前

生成 AI のアプリ構築を基礎から学べる書籍を出します
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この度、08/22 に共著という形で書籍を出版させていただくことになりました。 簡単な自己紹介普通の記事では、書く必要がないと思うのですが今回は自分語り的な要素も含まれているため、簡単に自己紹介をさせてください。私は、2021 年から、AWS のソリューションアーキテクトと呼ばれるポジションで活動をしており、主にスタートアップ向けの技術支援をさせていただいてました。中でも、生成 AI 関連の支援やヘルスケア周りの支援には力を入れており、対外的な発信や個別支援含めて大小さまざまにやらせていただいてました。その後、2025 年 6 月からは、株式会社 IVRy にて、AI エンジ...
3ヶ月前

Playwright × 生成AI でVRTのバグ報告を自然言語化してみたら実用的だった話
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こんにちは!IVRyのQAエンジニアの関(@IvryQa)です。IVRyでは2024年12月から Playwright[1] を用いた Visual Regression Testing(以下、VRT)[2] を導入し、約半年間運用してきました。ピクセル差分は拾えても これって本当にバグなのか? と判断するのに時間がかかったり、マスク設定やしきい値調整など地味なメンテ工数が積み重なっていました。そこで今回、画像を理解できる生成AIを使って差分をバグ報告として自然言語化し、Slackに通知する仕組みを試してみました。同じような悩みを抱えている方の参考になれば嬉しいです! 概要...
4ヶ月前

Datadog Inferred ServicesはLLM APIをお手軽に監視できて便利、という話
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LLM API監視におけるDatadog Inferred Services活用法株式会社IVRyでAIエンジニアとして働いているMoriyaです。弊社は、電話上で動くAI自動音声サービスを提供しています。ECSで動くApplicationからLLM APIを呼び、sidecarとしてDatadog Agentを使っています。弊社のようにLLM APIをリアルタイムで扱うサービスでは、latencyやerrorの把握が重要です。弊社では、色々なLLM API監視ツールを試しましたが、いろいろな課題がありました。本記事では、これらの課題を解決するために、Datadog Infe...
8ヶ月前

GitHubの権限とチームを整理してTerraform化した
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こんにちは。SRE 兼 Development Infrastructure の komtaki です。IVRy では、2024 年 4Q から開発者体験の整備の「Development Infrastructure」が発足しました。組織とプロダクトが急成長する成長する中で、CI/CD や各種開発基盤の整備は今後のプロダクト開発に大きく影響してきます。まだまだ人数が少ないので全員 SRE と兼務なのですが、CICD 以外にも AI コードエディターの Cursor の試験導入など、いろいろな改善が進んでいます。その一環として GitHub の整理をしたので紹介します。 導入の背景...
8ヶ月前

LLM APIを監視するために、OpenTelemetryをECSからDatadogに送れるようにしました
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背景株式会社IVRyでAIエンジニアとして働いているMoriyaです。弊社では、ECS上で動くapplicationからLLM APIを呼びだしており、sidecarとしてDatadog Agentを使っています。LLM APIの監視ツールとして、これまでDatadog LLM observability機能を使っていました。しかし、LLM observabilityだと、OpenAI以外のLLM APIを監視することができませんでした。そこで、さまざまなLLM APIを監視するツールとして、OpenTelemetryに則ったライブラリであるOpenLITの導入を検討し始めま...
9ヶ月前

Amazon Aurora PostgreSQLのパフォーマンスを引き出すためのCloudWatch Database Insights活用
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はじめにこんにちは。株式会社IVRyでSREをやっている渡部です。前職ではMySQLをやっていたのですがIVRyに来てからは専らPostgreSQLで色々な違いを楽しみながら学んでいます。本記事では、Amazon Aurora PostgreSQLのパフォーマンスをより引き出すための監視ツール、Amazon CloudWatch Database Insightsについてご紹介します。 概要Amazon Aurora PostgreSQLは、高性能でスケーラブルなリレーショナルデータベースサービスとして多くの企業に利用されています。しかし、そのパフォーマンスを最適化し、問題...
9ヶ月前

DatadogのSAML Group Mappingsの設定手順(Entra ID編)
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こんにちは、株式会社IVRyでコーポレートITをやっているまゆかずです。以前にOkta > DatadogのSAML Group Mappingsに関する設定手順を書きましたが、縁があってMicrosoft Entra IDでも同じ設定をする場面に遭遇したので、こちらも備忘録的に残しておきます。Oktaの設定手順は↓をご覧ください。https://zenn.dev/jyosysmiler/articles/b41d344551e75c 設定手順 Entra ID側の設定手順Microsoftの公式ドキュメントにも設定手順が記載されているので、その手順に沿って設定して...
9ヶ月前

SRE Kaigi 2025に参加しました
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はじめにこんにちは。株式会社IVRyでSREをやっている渡部です。入社して3ヶ月が経過しようとしており、そろそろプライマリーオンコールのローテーションに入れそうでワクワクする日々を送っています。先日、IVRyのSREチームのメンバーと一緒にSRE Kaigi 2025に参加してきました。本記事では、そのイベントの模様をレポートしたいと思います。 SRE Kaigiとはhttps://2025.srekaigi.net/SRE Kaigi 2025は、「More SRE !」をテーマに開催される、SREを中心として知見の共有と参加者との交流を楽しむ技術カンファレンスです。現...
10ヶ月前