ENGINEER TECH BLOG
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ウイングアーク1stのエンジニアによるテックブログです。 アーキテクトを担うITエンジニアメンバー(社員)が、かわるがわる「ものづくり」のナレッジやそのソース、TechのHowToを発信します。
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チャットアプリの開発でデータ件数が多い場合に発生する問題を解決した話
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みなさん、こんにちは。ウイングアーク1stの いしま です。私のチームでは react でクロスプラットフォームのチャットアプリを開発しております。このチャットアプリの開発ではデータ件数が多い場合の表示に問題があり試行錯誤を重ねて、最終的に解決できました。データ件数が多い場合の表示の問題は、様々な開発で直面する課題と思いますので、その内容についてご紹介します。当記事は reactでの開発経験やデータの仮想化表示などの知識が前提の内容になっています。続きをみる
17日前

NGINXのKeepAliveについて
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はじめに最近は寒暖差が激しく体調崩しやすい時期ですよね。みなさんも無理せず、体調には気をつけてくださいね。さて、今回はNGINXでのKeep Aliveについての動作を調べることがあり、せっかくなので内容を共有したいと思います。続きをみる
24日前

PostgreSQLのRow Level Security機能でマルチテナントデータを安全に管理する
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概要クラウドサービスなどで複数テナントのデータを管理する際は、安全性を最優先に考慮する必要があります。一方で、アプリケーションの開発や運用における利便性も重要です。続きをみる
1ヶ月前

SVFで全プリンター機種の性能を測る
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こんにちは!ウイングアーク1st ソフトウェアプロセス&品質改善部の伊藤です。突然ですが「ソフトウェアにJISマーク」という言葉を聞いたことがありますか?実はソフトウェアにもJISマーク(JIS X 25051)が付く時代になりました。弊社ではこの流れを受けて、ウイングアークを代表する製品であるSVFにおいてJISマークを取得することができました。詳細は以下の投稿をぜひご覧ください。 ソフトウェアがJISマーク認証される時代に!アジャイル時代のQAマネージャー#9medium.com 続きをみる
1ヶ月前

行政事務標準文字とDWPI明朝フォントを見てみた
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デジタル庁で地方公共団体の基幹業務システムデータにおいて共通に使う文字が定義された行政事務標準文字(MJ+、GJ)、この行政で住民票などに用いられるとされる約7万文字は、IPAmj明朝フォントでも文字が足りず、MJでカバーされない行政事務標準文字(文字情報基盤外文字)と非漢字(仮名、英数字等)が定められています。続きをみる
1ヶ月前

Try Go(Golang) Terraformの定義情報を解析して出力
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こんにちは、皆さん!今回はGo言語を使ってTerraformの設定を管理するツールについてご紹介します。このツールは、TerraformのHCL形式のファイルを解析し、設定情報を抽出してExcelやJSON形式で出力するものです。クラウド環境のインフラストラクチャをコードとして管理する際に役立つと思いますので、ぜひ参考にしてください。続きをみる
1ヶ月前

Javaの難デコンパイル化用ClassLoader をJARの署名に対応させる
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少し期間があいてしまいましたが、今回は以前に投稿したJavaの難デコンパイル化用ClassLoaderを元に、JARの署名に対応させて行きたいと思います。続きをみる
2ヶ月前

JenkinsのPipelineからGithubのREST APIを実行する
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SCMはGithub、CIにJenkinsという組み合わせで使っている方は多いのではないでしょうか。我々も最近オンプレBitbucketからGithubに移行して、上記の組み合わせで運用しています。今回は、JenkinsのPipelineからGithubのREST APIを実行する方法を紹介します。背景続きをみる
2ヶ月前

再考:serialVersionUID
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こんにちは。今回は、Java でシリアライズを扱うときに登場する serialVersionUID について深堀りしてみます。シリアライズについては公式にドキュメント⁽¹⁾もありますが、詳細まで追いかけている方は意外と少ないかもしれません。そこで、本記事では Java 21 を前提としつつ、 serialVersionUID を中心にシリアライズの仕組みや注意点について記載してみます。続きをみる
4ヶ月前

明けましておめでとうございます!
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はじめに 何の因果か、2025年一発目のブログ記事を担当することになりました。よろしくお願いします。 2025年の今年は蛇年ですね。私は近所の博物館に行って飼育員さんの指示の下、生まれて初めて蛇(アオダイショウ)を触らせて貰いました。キレイにならんだ鱗肌はスベスベ、横にならんだ白いお腹の鱗はとってもなめらかで、よく見ると可愛いお顔をしています。今年は蛇年、蛇は縁起が良い…ということで今年一発目のテーマはスネークケースについて思ったことを書いてみます。続きをみる
4ヶ月前

生成AIのWebAPI料金比較 【2024年12月版】 ~新機能と価格改定で変わるLLM活用の形~
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みなさん、こんにちは。WingArc1stでエンジニアをしている🗻🌸(ふじさくら)です。最近、生成AIの世界では毎週のように新しい発表が行われていますね。特に料金面での変化が大きく、サービスを検討する上で重要な判断材料になってきています。前回5月に投稿した料金比較記事から、わずか半年でこんなにも状況が変わるとは予想していませんでした。続きをみる
5ヶ月前

GDIについて
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はじめに前回に引き続き、SVFに関連した話題として今回はGDIについて取り上げます。SVFでは、Windows上での帳票描画や、ドライバー経由での印刷処理においてGDI技術を活用しています。続きをみる
5ヶ月前

電子帳簿保存法とタイムスタンプ
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みなさん、こんにちは。はせちです。気がつけば、次週は、もう師走ですよね。改正後の「電子帳簿保存法(以下電帳法と略す)」の本格的な運用が1月から始まった事が、遠い過去に感じます。続きをみる
5ヶ月前

仮想基盤 KVM の運用はどうする?
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みなさん、こんにちは。わっくぼです。2024年も11月になり寒くなってきた今日この頃です。今年は、寒暖の差が大きいため体調の管理が難しい日々です。前回は他の仮想基盤から KVM の移行について続いて、運用について書いてみたい思います。続きをみる
6ヶ月前

Windowsアプリ、どの言語で書く?
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私は現在、クラウド製品のインフラ側の作業を主に担当しています。仕事としてWindowsアプリケーションを新規に作成することはありません。そのため、最近のWindowsアプリケーション開発がどのように行われているのか、完全に浦島太郎状態です。久しぶりにWindowsアプリケーションを書くとしたら?というお題で最近の開発環境を調べてみようという回です。結論を先に書くと、C#(F#)か、Python、またはJavaしかなさそうでした。日常的にWindowsアプリケーションを書いている人からすると「何言ってんの?」って感じでしょうが、とりあえずお付き合いください。続きをみる
6ヶ月前

Web3は哲学です!?Web3とは何だったのか
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覚えていますか、Web3のこと?いなくなってしまった技術たちのこと、時々でいいから・・・思い出してください。いや、まだ異界送りされていない。世間はAIの話題ばかりで、ほとんど聞かなくなりましたが、たぶん完全にいなくなってしまうこともない。ただし、一般層へ普及するかは今が正念場という気がします。来るかもしれない未来に備えて、あるいは自分(あなたも含めて)がその未来を作るために、Web3の今後について考えてみよう。続きをみる
6ヶ月前

分散処理環境について考えた事(レガシーな機械学習ジョブとの共存)
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はじめまして!ウイングアーク1st の ehal と申します。日頃、お客さんに生成・識別 AI を透過的に活用してもらう方法について考えております。AI モデルをのチューニングをされた事はありますか?最近の AI ベンダー各社から提供されているサービスでは、使用するモデルのドメイン適応したいデータをアップロードして、良しなにしてもらう方法が有りますので、それを活用して使用したい方面に特化したモデルを作り上げて便利に使用されている方もいらっしゃると思います。その際に使用するデータは、目的によって様々ですが、対象モデルの学習規模に見合ったデータ量が必要になるので大抵の場合でビックデータが対象になります。今回はそのモデル学習に使用するビッグデータを効率的に処理するために必要な「分散処理」基盤について触れたいと思います。私が従来型の処理システムで経験してきた事を振り返り、現在主流となっている Apache Spark の活用について考えてみますのでお付き合いください。続きをみる
7ヶ月前

社内マニュアルの迷子を解消するAIチャットボット:開発からテストまでの道のり
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はじめに業務効率を改善するために、生成AIを導入する企業が増えていますが、皆さんの会社ではどのように取り組んでいますか?業務が複雑化する中で、手作業での対応に限界を感じていませんか?生成AIは、そのような課題を解決する強力なツールです。生成AIはさまざまな業務で有効に活用されています。続きをみる
7ヶ月前

Python3.13で登場したGIL無効化オプションを試してみた
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概要Python3.13からはGILを無効化してマルチスレッドプログラムが複数のコアを使用して動くモードが試験的に導入されています。続きをみる
8ヶ月前

New Relicで発生したMGIの対応について
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はじめに私の関わるサービスでNew Relicを利用しているのですが、そこでMGI(Metrics Grouping Issue)が発生し、その対応を行うことがあったので、その時の事をお伝えしようと思います。続きをみる
8ヶ月前

bluez-dbus を使って BLE デバイスを利用してみる
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Bluetooth Low Energy (以下、BLE と略記します)のセンサーや機材からデータを取得することは多いのですが、今まで敢えて選択してこなかった Java を使っての実装機会があり bluez-dbus というライブラリを使いました。若干、悩ましいポイントがありましたので、使う上でのポイントを書きたいと思います。続きをみる
9ヶ月前

改行とプロダクト品質について
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こんにちは。watahiroです。今回はソースコードの改行について書きたいと思います。ソースコードの改行でまず思い浮かぶのはコーディング規約です。最近ではLinterやFormatterなどを活用してコーディング規約を自動的に適用することも多くなってきました。ソースコードの改行はコード品質、特にコードの可読性の観点で語られることが多いように思います。可読性は人によって読みやすい書き方が異なるため、「適切に改行して読みやすく」という曖昧な表現ですと人によるブレが大きくなりがちです。そこで、コード品質ではなくプロダクト品質に直結する観点で、改行が有効なケースについて、サンプルコードを交えながら紹介したい思います。プロダクト品質に直結する観点として着目するのは、スタックトレースからの原因特定のしやすさです。最初からバグのないプログラムを書ければ良いのですが、不可能に近い目標であることは明白です。ですので、発生した問題をいかに早く原因特定し、修正できるか。と考えた場合に、スタックトレースから原因を特定しやすくしておくことは品質に直結します。続きをみる
9ヶ月前

Git LFSのやめ方
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このたび全社的にGitHubが使えるようになったため、プロダクトで使っているGitリポジトリをBitBucketからGitHubへ移行しました。契約や認証まわりはおんぶに抱っこで、私自身はリポジトリの移行自体に集中することが出来たのですが、その際 Git LFSをどうするかが大きなトピックの1つになりました。続きをみる
9ヶ月前

今日から使えるJava 9以降の新機能
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Java 8は2014年3月にリリースされました。ラムダ式やStreamなど、それまでのプログラミングスタイルが一変するような数々の機能追加が行われた刺激的なバージョンでした。時は流れて、2024年。その間、リリースモデルも定期リリースサイクルに大きく変わり、3月末にはJava 22がリリースされました。続きをみる
10ヶ月前

Apache Commons VFS のすすめ (5)
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はじめに今回は、独自のファイルシステムにアクセスする Commons VFS のプロバイダーの作成手順を紹介します。続きをみる
10ヶ月前

サードパーティSDKを使用したiOSアプリのプライバシーマニフェストの話
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みなさん、こんにちは。ウイングアーク1stの いしま です。2024-5-1から、iOSアプリのプライバシー要件が変わり、サードパーティSDKを使用している場合にプライバシーマニフェストが必要になりました。 リマインダー:アプリ提出時のプライバシー要件が5月1日から適用されます - 最新ニュース - Apple DeveloperApp Storeは、全世界のユーザーが安全に何百万ものアプリを見つけて入手できるよう設計されています。Appldeveloper.apple.com 続きをみる
10ヶ月前

OpenAI*Fast API*Renderで社内業務を効率化しようとした話
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はじめにはじめまして。ウイングアークでプリセールスを担当している田代です。普段は当社のサービスをお客様に提案する際の、技術面の要件整理やサポートを行っています。今回は、いつもの業務からちょっとだけ離れて、よくある(と思われる)社内オペレーションの課題に対して技術を使った解決策を模索した経験についてお話ししたいと思います。続きをみる
10ヶ月前

ローカルLLMでメモ検索試してみた
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はじめに巷ではどこもかしもこ生成AIの話題で盛り上がってます。私の部署でもLLMを利用していきたいという話が上がりこれから準備を進めていく流れになってます。私自身ChatGPTやGithub Copilotを軽く触った程度しかなく踏み込んだ使い方は全然わかっていないので、今回はLLMを用いて社内文章検索(PC内にある自分のメモファイル検索)をやってみようと思います。続きをみる
10ヶ月前

セキュリティ事故
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はじめに 今月私の誕生日を迎えた翌日、大手出版企業において、ランサムウェアの感染を含む、大規模なサイバー攻撃の被害があったとのニュースがありました。 詳細はここでは記載しませんが、影響範囲としては一部の社内システムと有名サービスを含む顧客向けのサービスが停止した大規模なものでした。 3日で障害を受けたサービスに置き換わる新バージョンをリリースした開発チームに称賛したいと思う反面、自社の複数のサービスが停止にまで至り、復旧も1ヶ月以上かかるという被害にはぞっとしてしまいました。 今回のニュースを通し自分が過去に経験したセキュリティに関する問題を思い出したため、その時のことを書こうと思います。続きをみる
1年前

D.E.BASEエントランスの自動ドア認証システムを見てみる
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はじめにはじめまして、ウイングアーク1stのぺいと申します。今回はD.E.BASEのエントランスにある自動ドア認証システムを見てみたいと思います。社内メンバーと協力して面白い仕組みを作成しましたが、発信の機会が中々なかったのでこの場をお借りして紹介させていただきます。続きをみる
1年前

Java21で正式リリースされた Virtual Threads に触れる
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はじめまして!ウイングアーク1stのとむです。普段の業務ではJavaでWebアプリケーションの開発をしています。初めての記事投稿ということで、最近Javaに正式追加された Virtual Threads について書きたいと思います。続きをみる
1年前

生成AIのWebAPI料金を比較してみた ~OpenAI、Anthropic、Google、Cohereの料金体系とコンテキストサイズを解説~
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【2024年12月更新情報】この記事をご覧いただきありがとうございます。最新の情報については、以下の記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。続きをみる
1年前

GS1 QRコードについて
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はじめに前回に引き続き、SVFに関連した話題を記載したいと思います。SVFは各種バーコードを出力できますが、その中でもGS1規格に準拠したQRコードについて触れてみたいと思います。続きをみる
1年前

invoiceAgent文書管理の10年の足跡
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ウイングアーク1st20周年みなさんこんにちは、はせちです。先日invoiceAgent文書管理の開発初期の写真がないかと尋ねられました。探してみましたが、なかなか見つからないものですね。お酒が入った宴席でのふざけた写真は出てくるものの、そもそも日々の開発中に写真をとる機会はほとんどなかったので写真がないのは当然です。続きをみる
1年前