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AWSのコストを45%削減した話 その3 - CloudWatch編
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こんにちは、SRE Gの渡邉です。Tech Blogは今回で4回目になります AWSのコストを45%削減した話 その3 色々なAWSサービスでの「節約系の積み上げ」、今回はCloudWatchについて書こうと思います。 その1を書いた頃に、30 MINUTES SISTERS を始めて、気づいたらアクリジョンが70色程度さらにU-35まで揃ってきてしまいました。 今回の対象 CloudWatch Metrics と CloudWatch Logs が対象です。 CloudWatch Metrics Metricsですがカスタムメトリクスはほとんど使っていないので取得系の費用が主な対象となります…
24日前
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AWSのコストを45%削減した話 その2 - S3編
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こんにちは、Datadogでメトリクスを眺めるのがとにかく大好きな SRE Gの渡邉です。Tech Blogは今回で3回目ですね 前回の AWSのコストを45%削減した話 の続きになります。 今回からは色々なAWSサービスでの「節約系の積み上げ」の詳細になります。で、今回はS3について書こうと思います。 何をどうするのか? S3のコストといえば、ユーザがアップロードするコンテンツや、ビッグデータ系のデータが定番ですが、Coincheckではサービスの性格上ユーザがアップロードするコンテンツはほとんどなく、またビッグデータ系も他のシステムを利用しているので、これらはほとんどありません。 その代わ…
2ヶ月前
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XRP Ledger: Reservesと宛先タグの解説
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1. はじめに こんにちは、セキュリティ部コールドウォレットグループと決算システム・リスティング部クリプト入出金開発グループを兼務している山崎です。昨年12月から新たにコールドウォレットグループの開発にも携わることになり、いわゆるブロックチェーンに関わる開発を色々とやらせていただいています。 過去にPolkadotのアドレス形式とリプレイプロテクションに関して記事を執筆しましたが、今回のテーマはXRP Ledger(以下、XRPL)です。XRPLはその独自性と、他のブロックチェーン技術との比較において興味深い特徴を持っています。この記事では、XRPLの基本的な概念から始め、特にPolkadot…
2ヶ月前
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認可ロジックのパッケージ化 - モジュラーモノリスを採用してpackwerkを導入した話
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はじめに こんにちは。アプリケーション基盤グループでエンジニアをしている草間です。 SECによるビットコイン現物ETF承認や、ビットコイン半減期の接近などの大きなテーマにより、暗号資産市場は盛り上がりを見せているように感じます。そんな中コインチェックでは、「新しい価値交換を、もっと身近に」のミッションに基づき、2024年に入ってからも実現損益チェッカーやCoincheckリワード、Coincheck OnRampなど、数々の新しいサービスをリリースしてきています。 コインチェックでは2014年に暗号資産取引サービスを開始して以来、様々なサービスが誕生してきました。多くのプロダクションコードが生…
2ヶ月前
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AWSのコストを45%削減した話 その1
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こんにちは、最近 30 MINUTES SISTERS にはまっている、SRE Gの渡邉です。今回で2回目になります。 昨今、AWSのコスト削減が流行っていたりするみたいですが、弊社も時流に遅れることなく?AWSのコスト削減を行ったので、その話を何回かにわけて書いていきたいと思います。 まずは成果から 絶対値はあれなので、数字はないですが、どん AWSのコストエクスプローラー、償却コスト、サービス別より 5月から12月で、およそ 45% の削減となっております。ってタイトルに既に書いていましたね。 なお、Reserved InstancesやSavings Plansで2、3月に期限が切れるも…
2ヶ月前
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Ruby 3.2のYJITを有効化してみた
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はじめに YJITとは YJITを有効化するための準備 YJITの有効化 パフォーマンスの確認 まとめ 終わりに はじめに こんにちは、NFT・メタバース事業部の牟田です。 この記事では、RubyKaigi2023でも発表(Optimizing YJIT’s Performance, from Inception to Production - RubyKaigi 2023)のあったYJITの有効化によるパフォーマンスの変化についてご紹介します。 Coincheck NFT(β版)のバックエンドではパフォーマンスにシビアな処理も多く、YJITの恩恵にあずかることを期待して試してみました。 結果…
9ヶ月前
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2023年のコインチェックモバイルアプリのアーキテクチャー
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MobileグループでiOSアプリの設計と実装を担当している山口と申します。 今回は2021年にリニューアルを行なったモバイルアプリのアーキテクチャーをリニューアルの過程を踏まえてご紹介したいと思います。 リニューアル前 リニューアル前の課題 2021年以前のCoincheckアプリは、MVVMライクなアーキテクチャーを採用していましたが、以下の点を課題として抱えていました。 各ViewModelごとに責務が異なっていて凝集度が低い API通信部分や複雑なロジックを持つ部分はManagerクラスに分けるなど大まかな責務の分離は整備されていたもののシステムアーキテクチャーは導入されていないため明…
10ヶ月前
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RubyKaigi2023で紹介された gvl-tracing を Webサーバで試してみた
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はじめに こんにちは、トレーディングシステム開発運用部の宮下です。今回初めて RubyKaigi2023 に参加しました。 このブログでは、個人的に一番おもしろかったセッション Understanding the Ruby Global VM Lock by observing it について実際にコードを動かして深掘っていこうと思います。 セッションについて 今回ご紹介するセッションは Datadog の Ivo Anjo さんのセッションとなります。 Ruby には 以下のような機能を提供するために Global VM Lock(以下 GVL) という機構が存在します。 Mutex Con…
10ヶ月前
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【モバイルアプリ】テスタビリティ向上にむけ暗号資産購入画面を再設計しました
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Mobileグループ 竹内と申します。主にモバイルアプリの設計とAndroidの実装を担当しています。 弊社販売所モバイルアプリ(以下、アプリ)の暗号資産購入画面(以下、購入画面)を、少し前にリファクタリングしました。本記事ではそのプロセスを、実装例とともにご紹介します1。 コードを本記事中に埋め込んでおります。量はやや多めですが、読み飛ばしていただいても本記事の趣旨は把握いただけると思います。 想定した読者像は「一般的なモバイルアプリのアーキテクチャ・設計・テスト手法について書籍などでひととおり学習したが、それらがどのように取り入れられているのか実例を知りたい方」になります。 アプリのアーキ…
1年前
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iOS ネイティブでも Web3 Wallet アプリが作りたい!【後編】
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こんにちは!モバイル グループで Coincheck iOS アプリを作っています高橋です。 前回に引き続き今回も Web3 Wallet の作成となります! まだ前回の記事を読んでいない方は、前編から読んでいただけるとこれ以降の内容もよりスムーズに理解できると思います! tech.coincheck.blog 実装前の注意! 今回の記事で利用している実装はあくまでも Web3 Wallet の仕組みや作り方を理解するための実装であり、製品として耐えうるようには設計されていません。 あくまでも参考としてご覧いただき、サンプルコードを製品としてそのまま組み込むことはご遠慮いただけますようお願いい…
1年前
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iOS ネイティブでも Web3 Wallet アプリが作りたい!【前編】
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こんにちは!Mobile グループで Coincheck iOS アプリを作っています高橋です。 今回は前々から興味を持って個人で勉強していた Web3 Wallet の作り方についてテックブログで出してみてはどうかとご提案をいただけたので稚拙ながら解説していこうと思います。 オープンソースのライブラリを利用しながら最低限の機能を持った Web3 Wallet を作成しようと思います! 実装前の注意! 今回の記事で利用している実装はあくまでも Web3 Wallet の仕組みや作り方を理解するための実装であり、製品として耐えうるようには設計されていません。 あくまでも参考としてご覧いただき、サ…
1年前
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Fake Depositという脆弱性と取引所の対策
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1. はじめに こんにちは、ウォレット開発運用部アプリケーション開発グループの山崎です。今回で5回目のテックブログ執筆となります。 今回はブロックチェーンの世界でたまに話題に上がるFake Depositという脆弱性と、それに対する取引所の対策手法について一例をあげて解説していきたいと思います。これを書くモチベーションとして英語では以下のDEPOSafeというFake Depositを検知するツールの論文など、Fake Depositについて解説している素晴らしい文献が存在するのですが、日本語では私が知る限りいい記事を見つけられなかったので、それなら自分で書いてしまおう!と思ったことにあります…
1年前
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WorkatoのLicense Optimizationアクセラレーターの検証
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はじめに この記事はQiita:Workato Advent Calendar 2022 20日目の記事です。 はじめまして、サービス運用開発部・業務改善Gの永井です。普段は、業務改善推進チームのメンバーとして主にコーポレート部署の業務改善対応、またその中でのWorkatoのレシピ構築などの業務を行っています。 検証の経緯 どの会社でも社内のSaaSの利用ライセンス数を最適化したい、管理を自動化したいといったニーズはあると思います。当社では一定期間SaaSの利用がなかったアカウントに対して、該当するライセンスを削除する一連のオペレーションをWorkatoを使って自動化しています。 Workat…
1年前
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Workato Automation Pro認定コースを受講してみた
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この記事はQiita:Workato Advent Calendar 2022 21日目の記事です。 こんにちは、鳥山です。2022年9月にコインチェック株式会社に入社し、業務改善グループという部署で働いています。主にコーポレート部門の業務効率化要望のヒアリングから、要件整理、自動化による改善施策の検討を担当しています。 私が入社したときにはWorkatoは既に導入されていました。私自身の課題として、これからさまざまな部署の業務効率化を考えていく際に、Workatoで何ができるのかを自分自身で知っておく必要があるなと考えていました。 そんな時にWorkatoのご担当の方からAutomation…
1年前
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「ブロックチェーン領域に異業種転職したエンジニアたちの近況報会」登壇レポート 〜Web2.0のエンジニアはWeb3.0で活躍できるのか?〜
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1. はじめに こんにちは、ウォレット開発運用部アプリケーション開発グループの山崎です。今回で4回目のテックブログ執筆となります。今回は2022年11月16日に行われた株式会社Ginco主催『ブロックチェーン領域に異業種転職したエンジニアたちの近況報告会』に登壇させていただいたので、登壇レポートを書かせていただきます。 prtimes.jp 「Web3.0に興味はあるけれど、話を聞く機会や場がなかった方」「周りにWeb3.0関連のサービスに関わっている知人がいなかった方」「Web3.0の開発に挑戦したいけど、Web2.0での経験しかなく不安な方」「とにかくブロックチェーン技術の話を聞いてみたい…
1年前
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(暗号資産×金融トレード)トレーディングシステム開発運用部ってなに?
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はじめに トレーディングシステム開発運用部とは? 部のミッション 開発プロダクト・開発フロー 組織図 トレシス部 関連部署その1 マーケティング部 関連部署その2 マーケット部 トレシス部各グループの業務(2022年12月現在) 販売所開発グループ 取引所開発グループ トレシス部の魅力 暗号資産×金融という複雑なドメイン領域の開発 開発に理解のある他部署のサポートが手厚い 24時間365日サービスが動いており、常にグローバルマーケットを感じながら開発が出来る。 部の目標と課題 目標 課題 最後に はじめに はじめまして! トレーディングシステム開発運用部(通称: トレシス部)のエンジニアリング…
1年前
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元パティシエがプリンのNFTを作ってみた🍮
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プリンNFT はじめに 読者のみなさまGM、NFT開発Gの西澤です。普段Coincheck NFTの開発を行っています。 実はわたくし、エンジニアになる前はパティシエだったんです!ある日会社にイタリアンプリンを作っていったところ、同僚に一言いただきました。 「せっかくNFT開発GなんだからNFTでもプリン作ったらどう?」 ここからNFT作成が始まりました。 作ったイタリアンプリン 構想を練る NFTマーケットプレイスに携わっておきながら自分でNFTを作ったことないというのはいかがなものでしょう。クリエイターの目線に立って考えられるよう、そして、理解を深められるようぜひとも作ってみようではないか…
1年前
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エンジニア採用認知が低いという問題を解決するために取り組んだ採用広報施策【CTO室通信 #1】
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こんにちは。マーケティング部広報Gで採用広報・マーケティングを担当している都丸(@shoheitomaru)です。 2022年8月からエンジニア採用の強化を目的とした採用広報を担当しています。 以前はデジタルマーケティングを担当してましたがジョブチェンジしました。 この記事では、以下について紹介していきます。 これまでの採用広報の取り組み ファネルで考える採用広報とは なぜエンジニア採用において採用広報が重要になってくるのか(そもそもなぜエンジニア採用をするのか) 採用広報の側面からエンジニア採用強化を考えている方の参考になれれば幸いです。 エンジニア採用って難しい これまで取り組んできたこと…
1年前
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CREグループのオンボーディングでやったこと
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はじめに まず始めたこと 入社前に行ったこと 入社してから行ったこと オンボーディングの振り返り 最後に はじめに CREグループの衛藤です。今回で3回目の投稿となります。今年の9月からプロダクト開発運用部の部長になりました。最近スプラトゥーン3を買ったのですがまだプレイ出来てなくて、子供がやっているのを見守っています。 昨年末くらいから力を入れてカジュアル面談を行ったり採用面接を行っていたのですが、今年の4月くらいからありがたいことに内定を承諾して頂けることとなりました。結果としてCREグループで3名、グロースハックグループで1名内定承諾頂きまして、7月1日の入社となりました。 内定承諾につ…
2年前
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GitHubのIssueやPull requestsにアップロードした画像の削除
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はじめに サイバーセキュリティ推進部の吉田です。普段は、CSIRTメンバーとしてAWS環境や各種端末のモニタリング、セキュリティインシデント対応、社内からのサイバーセキュリティに関する相談対応などの業務を行っています。 2023/05/10 追記 GitHubのアップデートによって、プライベートリポジトリのIssueやPull Requestsに新たにアップロードされたファイルは、権限を持たない外部からは参照できなくなったようです。詳細につきましては、以下のGitHubのブログをご確認ください。https://github.blog/changelog/2023-05-09-more-secu…
2年前
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Polkadotのアドレス形式とリプレイプロテクションの仕組み
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1. はじめに こんにちは、ウォレット開発運用部アプリケーション開発グループの山崎です。アプリケーション開発グループとは暗号資産関連のバックエンド開発を担当するチームで、私は1年ほど前からモバイルアプリの開発を担当するモバイルグループと兼務をさせていただいています。アプリケーション開発グループという名前なのでモバイルアプリの開発をしているチームとよく間違えられるのですが、暗号資産に関わるアプリケーション開発を担当しているチームという意味でモバイルグループとは全然違う領域を担当しております。アプリケーション開発グループについては以前赤根谷さんが書いたこちらの記事もよろしければご覧ください。コイン…
2年前
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eKYCをリプレイスしました
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CREグループの衛藤です。今回で2回目の投稿となります。 前回の投稿では犯罪収益移転防止法(犯収法と呼んだりしています)改定に伴いeKYCを導入したという内容でした。 tech.coincheck.blog eKYC*1を導入して1年ほど運用したところいくつか気づきがあり、結果的に別のeKYCに入れ替えることをしました。今回はその点について記載していこうと思います。 運用中に出てきた課題 eKYCを導入してからしばらくすると、特定部分で不備が多く出ることが分かってきました。 第6条第1項第1号ホ(平成30年11月30日施行)の対応にて、『本人確認書類の厚み』を確認する必要があります。 * 顧客…
2年前
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コインチェックに入社して3ヶ月過ごした感想
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はじめまして、コインチェックに2022/2/16にウォレット開発運用部アプリケーション開発グループのエンジニアとして入社しました、赤根谷(あかねや)と申します。この度、2022/5/16をもって試用期間を終えることができたので、節目としてこの3ヶ月を振り返っての感想を書きたいと思います。テックブログの記事ではありつつ技術の話はほぼありませんが、読み物としてコインチェックに興味を持っている皆さまの参考になれば幸いです。 私のバックグラウンド 私のバックグラウンドとしては、WebエンジニアとしてRuby(Ruby on Rails)やTypeScript(express.js、React)で一通り…
2年前
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ビットコインで使われるアドレスの話
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初めまして、コインチェックで暗号資産の入出金周りを担当しております、やなぎーです。記事を書くのは、仕事でもプライベートでも、最近は殆どないのですが、なんだか、技術ブログを書くようにと、お達しがあったので、今回は利用者に最も馴染みが深いであろうアドレスについての話をしたいと思います。アドレスの話に入る前に、まずは、公開鍵暗号の概要から、話を始めます。あと、最近、誤入金が増えていますので、暗号資産の入金の際はアドレスとタグの確認をお願い致します。 公開鍵暗号 (Public-key cryptography) によるプライバシー 公開鍵暗号が発明されるまで、暗号文は、中間者による秘密鍵の傍受という…
2年前
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コインチェックでSLI/SLOを策定したときの話
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Introduction はじめまして、SRE G の渡邉です。今回のブログでは、以前の弊社 VP of Engineering佐藤によるコインチェックでの DX Criteria の活用 https://tech.coincheck.blog/entry/2021/12/13/115048 にあった「SLI/SLO/エラーバジェットの決定」の話をします。 コインチェックでは、策定にあたってこんなことを考えて、こんな 感じのものを策定した、を紹介しますので、皆様のSLO策定・改善の役に立てていただけると幸いです 策定の経緯 SREとしてトイル削減やアラート整理などは進めていたのですが、それがあ…
2年前
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Windows端末のハードニング(堅牢化)- 攻撃者の攻撃機会を制限する
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Introduction こんにちは、サイバーセキュリティ推進部の遠藤です。CSIRTの一員として、セキュリティモニタリング、インシデント対応や社内における各種セキュリティに関する問い合わせ対応などを日常業務として行い、コインチェックがより一層セキュアな環境になる事を目指し日々業務に従事しています。今回のブログでは、Windows端末の堅牢化に向けてサイバーセキュリティ推進部で実施したWindows端末の設定精査についての活動をご紹介させていただきます。 Why did we do that? ご存知のとおり昨今、国家を後ろ盾とした標的型攻撃、ランサムウェアやEmotetといったマルウェアによ…
2年前
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Slack や LINE のようにスクロールに合わせてインタラクティブにキーボードを引っ込める
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こんにちは! コインチェックで iOS アプリエンジニアをしている髙橋です。 今回、 Coincheck アプリのチャット画面のネイティブ化を行いました。その際に Slack や LINE のようにドラッグでキーボードを引っ込められたらもっとよくなるのでは?とチームから提案があったので実装を行いました。実装時に Web で調べてみても日本語での情報が意外となかったため、記事にしました。 こちらにサンプルリポジトリがあるので合わせてご覧ください。 github.com 前提 まずは以下の GIF の状態から開始です。一般的なメッセージアプリやサンプルでよくみられるように、キーボードの表示/非表示…
2年前
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コインチェックでのWorkatoの権限設定
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システム運用管理部の河石です。 コインチェックでは 2021 年 4 月に Workato を導入し、そろそろ 9 ヶ月になります。Workato は iPaaS と呼ばれる分野の製品で、IFTTT や Zapier と同じ類のサービスになります。ノーコード、ローコードで SaaS にあるデータを取得・加工・更新などでき、さらに SaaS 間のデータ連携もできます。 当初はシステム運用管理部 (情シス・IT 部門) の業務自動化や効率化を目的に導入を検討していましたが、今やバックオフィス業務を行う各部門で利用されるようになりました。 本当はその取り組みについて書きたいところですが...今回は …
2年前
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コインチェックでの DX Criteria の活用
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Introduction コインチェックの VP of Engineering を担当している佐藤ニールです。今回のブログではDX Criteriaを活用したコインチェックでのDX改善についての活動を紹介させていただきます。 DX Criteria - Vision DX Criteria 策定の目的とビジョンより: https://dxcriteria.cto-a.org/ What is DX Criteria? DX Criteriaについては日本CTO協会のページを: dxcriteria.cto-a.org トップページにある説明が DX Criteria について一番わかりやすい説…
2年前
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WorkatoとGoogle 自然言語分析を使った業務オペレーションDX
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こんにちは、ユーザーエクスペリエンス部の三浦です。 複数ツールをまたいだ業務の際に手作業でオペレーションをしていませんか? 業務を自動化したいが、エンジニアではないし自分だけで出来ないのではないか、どうやって進めていけばよいのだろうか...といったお悩はありませんか? 今回のブログでは、非エンジニアの僕が自分の抱えている業務を自動化するまでの道のりを共有させていただき、他の業務に応用する際のコツをお伝えできたらと思っています。 まずは今回の成果 自動化ツールと機械学習ツールを導入することで、改善前の4%程度の工数(130時間/月→5時間/月,1万件/日→100件/日)で業務が対応できようになり…
3年前