Finatext Tech Blogのフィード

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『金融を"サービス"として再発明する』Finatextグループのテックブログです。

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【エンジニア職】Finatextグループサマーインターン開催レポ -2025年-
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はじめにこんにちは、Finatextでエンジニアをしているtoumakidoです。Finatextグループでは、現場エンジニアが中心となって日々さまざまな施策を企画・実施しています。今回はその中でも目玉施策である、サマーインターンシップ - 2025 を開催したので、その模様を紹介します。エンジニア就職を考えている学生の皆さんは、ぜひ今後の参考にしてください!なお、インターンプログラムの内容は、あくまで今年度のものとなります。今後内容が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 エンジニアプログラムの募集と選考エンジニア職はソフトウェアエンジニアプログラ...
4日前
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Snowflakeにおける非構造化データを構造化データに変える選択肢
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はじめにこんにちは。ナウキャストでデータエンジニア/LLMエンジニアとして頑張っているTakumiです。Snowflakeにて、非構造化データからデータの抽出を行う機能が続けてPublic Preview、GAとなりました。Document AIAI_EXTRACTAI_PARSEDOCUMENT(OCR)AI_PARSEDOCUMENT(LAYOUT)それぞれ、非構造化データ(PDF等)から情報を抽出する関数ですが使い所が違います。この記事ではそれぞれの適したユースケースと、コストはどうなっているかをお伝えします!!類似の関数として、SNOWFLAKE....
16日前
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GitHub ActionsのSHA Pinning Enforcementを有効にするまでの道のり
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2025年8月15日にGitHubからGitHub Actions周りの新機能として "SHA pinning enforcement" 機能がリリースされました。今年の3月にGitHub Actionsでのサプライチェーン攻撃があったことは記憶に新しいと思います。この新機能はこの種のサプライチェーン攻撃のリスクを低下させるためのものだと考えています。まだリリース後間もないので不安定な部分もありますが、セキュリティ向上を目的にFinatextではこの機能の有効化に取り組みました。Finatextでのソフトウェア開発にはある程度の規模があるため、単に機能を有効にするのではなくプラットフォ...
23日前
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Terraform + Slack + AIで権限管理を自動化
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はじめにこんにちは!ナウキャストデータAIソリューションドメイン所属の境です。この記事では、社内AIコンテストで制作した「Terraform PRを自動生成するAI駆動システム」の開発の背景や仕組み、実装で工夫した点などをご紹介します。 きっかけデータ基盤の運用をしていると、Terraformでのユーザー権限管理は本当に地味で大変です。毎日のようにユーザー追加や権限変更のPRを作ってるんですが、これは意外と時間かかりますよね。「もっと楽にできないかな…」と思って、Slackで要件を伝えるだけでTerraform PRを自動生成してくれるSlack Appを作ってみました...
24日前
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gpt-2からgpt-ossへの進化をモデル構造から読む
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はじめにこんにちは。ナウキャストでデータエンジニア/LLMエンジニアとして頑張っているTakumiです。2025年8月5日 OpenAIがオープンウェイトモデルとしてgpt-ossを発表しました。OpenAIが発表した大規模言語モデルとしては、gpt-2以来のオープンウェイトモデルとなります。ベンチマークの結果等から、既存のモデルと同等ないしは上回るの能力を持っているgpt-ossですが、gpt-2と何が変わったのでしょうか?Github Repositoryのコードを読んで、モデル構造の観点からgpt-2とgpt-ossを比較してみます。※この記事では、比較対象としてg...
25日前
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名前付きロックで実現する排他制御
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名前付きロックで実現する排他制御 1. はじめにこんにちは、Finatextでエンジニアをしているtoumakidoです。この記事では名前付きロックを使って、APIサーバで排他制御をする方法を解説しています。名前付きロックはマイナーですが非常に便利です!しかし、APIサーバでの実装には思わぬ落とし穴もあります。今回は、使い所と注意点、GoによるAPIサーバでの実装方法を紹介したいと思います。 名前付きロックとは何かMySQLの名前付きロック(Named Lock)は、データベースレベルで提供される排他制御機構の一つです。GET_LOCK()とRELEASE_LOC...
1ヶ月前
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Amazon S3 の月額コストを約30%削減したアプローチ
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はじめにこんにちは!ナウキャストのデータエンジニアのけびんです。ナウキャストでは一部のバッチジョブの実行やデータの保存にAWSを利用しています。その中でも、古くから運用しているAWSアカウントでは、特に2024年までのコスト増加が課題となっていました。様々な施策を通じて、2025年にはアカウント全体での月額コストを 約30% 削減することができ、その中でもS3単体での削減が最も大きな成果を上げました。本ブログでは、S3に焦点を当て、実際にどのようにコスト削減を行ったのか、その設定やアーキテクチャをご紹介します。Cost Explorer で確認した対象のAWSアカウント全体...
1ヶ月前
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SnowflakeのAWS PrivateLink接続つまずきポイント
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はじめにこんにちは。ナウキャストでデータエンジニアをしている島尻です。普段はSnowflakeを中心としたデータ基盤構築をお客様向けに構築する仕事をしています。Snowflakeを導入する際、セキュリティ要件が厳しい企業では、インターネットを経由しないプライベートな接続が求められるケースがあります。例えばAWS上でそのような接続を実現するためには、SnowflakeへのPrivateLink設定を適切に行う必要がありますが、公式ドキュメントを見ても意外とつまずくポイントが多く存在します。https://docs.snowflake.com/ja/user-guide/admi...
1ヶ月前
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【Snowflake × Terraform】Cortex Analyst 用の Account Role を作る方法
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はじめにこんにちは、ナウキャストで LLM エンジニアをしている Ryotaro です。最近 Cortex Analyst を検証として使う機会が増えてきました。PoC 段階で使う分には sandbox 環境などがあれば、強い権限ですぐに使えますが、本番環境に移行する際には適切な権限管理が必要になってきます。そこで今回初めて Snowflake の Cortex Analyst を使うための Account Role を Terraform で作ってみて、いろいろ勉強になったので記事にしてみました。 想定する読者Snowflake Cortex Analyst を使う ...
1ヶ月前
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【開催レポート】2025年度 社内AIコンテストを開催しました!
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こんにちは!!ナウキャストのてらにっしー☆です!!今年もFinatextグループ全体でのAI活用を推進すべく、昨年に引き続き2回目の実施となる社内AIコンテスト2025を開催しました!なんと今年の参加者は108名!!!とんでもない熱量で開催することができました!! 開催概要今年は【ビジネス部門】と【テクノロジー部門】の2部構成で、行いました。それぞれに対し、3つの大きな評価項目と4つの賞を用意し、それらに基づいてアイデアや発表内容を考えてもらいました。今年の賞金は総額100万円!!さらに、実装や集中的なアイデア検討の支援を目的に、1人最大3万円の合宿支援も行いました! ビ...
2ヶ月前
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「おっす」で始める!Goの公式MCP SDK × LangChainGoでエージェント実装
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始めにLLMやAIの開発はほとんどPythonで行われているかと思いますが、Goのエコシステムにも素敵なフレームワークがあるので、サクッと使い方を紹介したいと思います。チャットボットなら200行以下で作れちゃいます! 必要な環境Gohttps://github.com/tmc/langchaingo (v0.1.14以降、現時点未リリース)https://github.com/modelcontextprotocol/go-sdk (v0.2.0)LLMのAPIアクセスこの記事では Bedrock と Claude Sonnet 4 を利用Cline ...
2ヶ月前
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AIがプロジェクトドキュメントを書く世界を目指して
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はじめに:PMとして避けて通れなかった"あの仕事"こんにちは。Finatextで日々プロジェクトマネージャーとして働いている三戸です。プロジェクトマネージャーという仕事柄、「ドキュメントを作るのも、整えるのも、最終的にはPMの責任」という状況に何度も直面してきました。要件定義書、基本設計書、WBS、受入テスト項目リスト…いわゆる”顧客向けに見せるドキュメント”の数々です。ドキュメント成果物の壁私自身も「完璧な仕様書」を書けるタイプではありませんが、前職では公共案件に携わっていたこともあり、300ページを超えるエビデンス付きの提案書作成やその印刷、毎週と毎月の報告資料作成と...
2ヶ月前
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「Developers Summit 2025 Summer」出展レポート
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Developers Summit 2025 Summer 出展レポート先日、2025年7月17日(木)・18日(金)の2日間、JPタワー ホール&カンファレンスで開催された「Developers Summit 2025 Summer(デブサミ夏)」に、Finatextホールディングスとしてブース出展をしてきました!デブサミ夏は毎年開催されているITエンジニアのための一大イベントで、今回は「エンジニアの事業貢献を応援するカンファレンス」というテーマで開催されました。生成AIの登場によって一変したビジネス環境、また長きにわたるIT人材不足など、乗り越えるべき課題が多岐にわたるなか、...
2ヶ月前
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Snowflake Intelligenceをはじめから丁寧に
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はじめにこんにちは。ナウキャストでデータエンジニアをしているTakumiです。ついにSnowflake IntelligenceがPublic Previewになりました!!!!!Snowflake Intelligence触れるようになったので実際に構築してみました!!実際に作ってみて&触ってみて感じたSnowflake Intelligenceのいいところ、改善してほしいところを共有します。 この記事でわかることSnowflake Intelligenceの初期構築方法Cortex Family, Snowflake AI Application Framewo...
2ヶ月前
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こんにちは、AIアナリスト「メカ中山」です。僕がレポート執筆を自動化します。
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こんにちは。ナウキャストのFinancial Research Unitでアナリストをしている中山です。この記事では、FinatextグループのAIコンテストにレポート執筆の自動化ツールという内容で参加し、優秀賞を受賞するまでの一連の流れを振り返っていきたいと思います。 はじめに:レポート執筆の課題とAIコンテストへの挑戦私は普段は主にクレジットカード決済やPOSデータなどのオルタナティブデータを用いた企業業績の分析レポートを執筆し、機関投資家向けに提供しています。後述しますが、この執筆にはデスクトップリサーチと実際のデータ分析を併せて膨大な工数が掛かっています。各種AIチャ...
2ヶ月前
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コードリーディングで理解する dbt seed の仕組み
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はじめにこんにちは!ナウキャストのデータエンジニアのけびんです。皆さん dbt の seed は使っていますか?ナウキャストでも使っている機能なのですが、利用する中で dbt seed の仕組みについて理解できていなかったポイントがあり、バッチジョブがエラーになってしまったことがありました。本ブログでは dbt-adapter のコードも紹介しつつ dbt seed の仕組みについて解説します。!本ブログの検証は弊社の Snowflake 環境で行っております。また dbt-adapter のコードの引用は主に Snowflake に関するものになります。他のDWHでも大き...
3ヶ月前
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LLMを使って兵士育成シミュレーションを開発してみた。
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はじめにこんにちは。ナウキャストでデータエンジニアをしているTakumiです。2025年6月25日にCitySim: Modeling Urban Behaviors and City Dynamics with Large-Scale LLM-Driven Agent Simulation という論文がWoven by TOYOTAから発表されました。この論文では、LLMを用いて都市計画のシミュレーションを行う手法を紹介しています。論文を読んで、AI Agentの自由度シミュレーションを行うための環境制約を美しく融合させており、とても面白いと思いました!解説とそ...
3ヶ月前
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【AI OCR】マルチモーダル LLM を使った証明書 AI OCR のベストプラクティス
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はじめにこんにちは、ナウキャストで LLM エンジニアをしている Ryotaro です。先日、Finatext グループで生成 AI コンテストが開催されました。テクノロジー部門のテーマは 「AI を活用した新規価値創造/業務改善アプリケーションの AI 駆動開発」というもの。我々のチームは、マルチモーダルの LLM を使って証明書から情報を抽出する AI OCR システムを作りました。今回は、そのシステムの作成についてお話しします。 システムの概要このシステムは証明書の画像をアップロードすると、AI があらかじめ指定した項目の情報を抽出してくれる API です。イメー...
3ヶ月前
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複数の dbt プロジェクトに対応! dbt-docs を Snowflake で効率的にホスティングする方法(SiS vs SPCS)
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背景はじめまして、株式会社ナウキャストでデータエンジニアをしている高橋です。弊社では、Snowflakeのデータ変換ツールとして、dbt-coreを利用しています。dbt-coreはオープンソースで無料にもかかわらず、データ変換やモデリング、テスト、ドキュメント生成など、データ基盤の運用に役立つ多くの機能が揃っており、とても便利なツールです。2025年6月時点では、dbt project on Snowflakeの機能がPuPrされており、Snowflake上でdbtの開発・運用ができるようになることが想定されます。しかし、dbt-coreは無料で便利な反面、dbt Cloudの...
3ヶ月前
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たった一人、AIを相棒に。チーム戦のAIコンテストを勝ち抜いた回顧録
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Phase0:はじまり「チームで参加してください」――。ビジネスコンテストの募集要項にあるこの一文に、頭を抱えた経験はありませんか? 私がそうでした。入社して間もない時期だったこともあり、まずは自分の力でどこまでできるか挑戦してみたいという思いが強くありました。悩んだ末、私は決断しました。「よし、一人でやってみよう。AIを相棒にして」。これは、私がAIチャットボットを戦略パートナー、ブレスト相手、そして資料作成アシスタントとして駆使して、チーム戦のビジネスコンテストにたった一人で挑み、決勝の舞台で賞を獲得するまでの、試行錯誤の全記録です。 Phase1:AIとの戦略会議「...
3ヶ月前