GMO Flatt Security Blog

https://blog.flatt.tech/

GMO Flatt Security株式会社の公式ブログです。プロダクト開発やプロダクトセキュリティに関する技術的な知見・トレンドを伝える記事を発信しています。

フィード

記事のアイキャッチ画像
LiteLLMパッケージ 再侵害の概要と対策指針
はてなブックマークアイコン 70
GMO Flatt Security Blog
2026年10月21日、PyPI パッケージ litellm に悪性コードが注入されました。2026年3月に発生した事案とは別の再侵害が発生しています。 注入された悪性コードは、Infostealer機能を持つマルウェアです。なお、PyPIのインストールにおいて、Takumi Guardをご利用の方は3日間の検疫期間が設定されているため、被害は発生していません。 本記事は、弊社が Takumi Guard の解析基盤をベースに観測&分析した情報を踏まえ、日本のコミュニティに向けて、影響と対策を中心に整理するものです。 TL;DR はじめに タイムライン 侵害の仕組み Stage 1 — 2つの…
3日前
記事のアイキャッチ画像
PHPの重大な脆弱性「php2shell」(CVE-2026-109618、CVE-2026-109619)の概要と対応指針
はてなブックマークアイコン 881
GMO Flatt Security Blog
PHP開発チームは2026年10月21日22時40分頃(日本時間)に重大な脆弱性2件を含む、セキュリティリリースをリリースしました。両件のCVSS v4.0スコアは9.2となり、どちらも一般的な構成において任意コードに繋がるものです。 本脆弱性の発見に関与すると見られる研究者の投稿、及び開示に関与した Wiz 社の記事 にて「php2shell」という名称が用いられています。 本稿では、各公開情報とGMO Flatt Securityによる独自の検証結果をもとに、PHPを利用する組織にてお願いしたい対応をお伝えします。なお本件においては、KindaRails2Shell の例と異なり、弊社は脆…
4日前
記事のアイキャッチ画像
tensorlake ソフトウェアサプライチェーン攻撃の概要と対策指針
GMO Flatt Security Blog
2026年10月8日、npm パッケージ tensorlake に悪性コードが注入されました。 注入された悪性コードは、Infostealer機能を持つマルウェアです。preinstall フック経由で実行され、AWS・GitHub・Kubernetes・Vault などの認証情報を盗み出して送出する挙動が確認されています。また、マルウェアがspawnするバックグラウンドサービスが奪取されたGitHub tokenの有効性を定期的に確認し、初期対応によるtoken rotation等により当該tokenがinvalidになったことが検知された場合、感染ホスト上のファイルを削除する挙動が確認され…
16日前
記事のアイキャッチ画像
@subql/common ソフトウェアサプライチェーン攻撃の概要と対策指針
GMO Flatt Security Blog
2026年10月5日、npm パッケージ @subql/common に悪性コードが注入されました。@subql/common は、SubQuery の GitHub リポジトリ subquery/subql で開発されているパッケージです。 注入された悪性コードは、Infostealer と C2 クライアントの機能を併せ持つマルウェアです。postinstall フック経由で実行され、AWS・GitHub・Kubernetes・Vault などの認証情報を盗み出して C2 へ送出するほか、リバースシェルによる遠隔操作も可能です。 また、攻撃者は GitHub リポジトリの CI/CD ワー…
19日前
記事のアイキャッチ画像
セキュリティエンジニア視点のKubernetes環境の攻撃面と対策
GMO Flatt Security Blog
はじめに こんにちは。GMO Flatt Security株式会社 セキュリティエンジニアのてぃー(@k1rnt)と、@ei01241です。 Kubernetes(k8s)は、いまやコンテナオーケストレーションのデファクトスタンダードです。多くの企業がEKS、GKE、AKSといったマネージドサービスを利用してプロダクション環境を運用しています。 一方で、Kubernetes環境を狙った攻撃は増加傾向にあります。Palo Alto Networks Unit 42の調査では、Kubernetesのサービスアカウントトークンを狙った脅威活動が急増しており、2025年に監視対象となったクラウド環境の…
25日前
記事のアイキャッチ画像
なぜ悪性パッケージは届いてしまうのか、パッケージレジストリの対策の歴史から考える
GMO Flatt Security Blog
はじめに こんにちは。GMO Flatt Security株式会社 セキュリティエンジニアの井手(@st98_)です。 2026年に入ってから、パッケージレジストリを狙ったソフトウェアサプライチェーン攻撃のニュースが多数ありました。3月には axios や LiteLLM、4月には Bitwarden CLI、5月には TanStack、6月には Red Hat の namespace、そして8月には keyv と、名前を聞けば分かるような、あるいは(あまり意識されていないものの)広く使われているパッケージが立て続けに侵害されました。 そのたびに「lockfile を使う」「Trusted P…
1ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
Black Hat USA 2026 参加記・注目セッション紹介
GMO Flatt Security Blog
はじめに こんにちは。GMO Flatt Security株式会社 セキュリティエンジニアの大塚 (@Alphe) です。 8月1日〜6日に開催されたBlack Hat USA 2026に参加してきました。 今年は会社から3人で渡米し、私はBlack Hatに、同時期に開催されたDEF CONには長期インターン生のshio(@shiosa1t)と新月(@fubukiyokiyoki)が参加し、2人はチーム「Blue Water」のメンバーとしてDEF CON CTF Finalsに挑み、優勝しました🎉 本ブログでは、特に興味深かったセッションの内容を3つ紹介したいと思います! なお、本稿の作成…
2ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
keyv 等 複数著名パッケージへのソフトウェアサプライチェーン攻撃の概要と対応指針
GMO Flatt Security Blog
2026年8月4日、npm ユーザー jaredwray が管理に関与する、複数の npm パッケージに悪性コードが注入されました。 一部は週間で一億回以上ダウンロードされている、広く利用されているパッケージです。 注入された悪性コードは Infostealer 型マルウェアです。Lifecycle script 経由で開発者のもつ認証情報を盗み出し、C2 へ送出します。 また、環境に存在するトークンによっては、他 npm パッケージに悪性コードを植え付け侵害するワーム性も持ちます。 本記事は、弊社が Takumi Guard の解析基盤をベースに観測&分析した情報を踏まえ、 日本のコミュニテ…
3ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
深刻度「緊急」のRails脆弱性「KindaRails2Shell」(CVE-2026-66066)の概要と対応指針
GMO Flatt Security Blog
2026年7月30日、認証を必要とせず、リモートからの任意コード実行(RCE)につながり得る脆弱性「CVE-2026-66066」を修正したRuby on Rails 7.2.3.2、8.0.5.1、8.1.3.1が公開されました(参考:Possible arbitrary file read and remote code execution in Active Storage variant processing)。 本脆弱性は、弊社GMO Flatt Securityのリサーチチームに所属するRyotaK、およびEthiackのAndré Baptista氏、Bruno Mendes氏、…
3ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
WordPressの深刻度「緊急」脆弱性 wp2shell の概要と対応指針
GMO Flatt Security Blog
2026年7月17日、認証不要でリモートからの任意コード実行(RCE)につながる脆弱性「CVE-2026-63030」「CVE-2026-60137」を修正したWordPress 6.8.6、6.9.5、および 7.0.2 が公開されました(参考:WordPress 7.0.2 Release)。Searchlight Cyber の Adam Kues 氏により報告された脆弱性です。 弊社 GMO Flatt Security リサーチチームの追加検証では、脆弱なバージョンでは標準構成でも、管理者の認証情報等を要さずに、リモートからの任意コード実行が可能である と判断しています。直近発見され…
3ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
AsyncAPI ソフトウェアサプライチェーン攻撃の概要と対応指針
GMO Flatt Security Blog
2026年7月14日、AsyncAPI エコシステムの複数の npm パッケージに悪性コードが注入されました。一部は週間数百万ダウンロードされる、広く利用されているパッケージです。 注入された悪性コードは、ワーム型マルウェアです。require() や import された際、開発者のもつ認証情報を盗み出す他、他の npm/PyPI/crates.io に悪性パッケージを公開する自己拡散能力を持っています。 本記事は、弊社が Takumi Guard の解析基盤をベースに観測&分析した情報を踏まえ、日本のコミュニティに向けて、影響と対策を中心に整理するものです。 TL;DR - 対応指針 はじ…
3ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
GitHub Actionsの脆弱な構成の検知ツール、任せられる範囲と人が見極めるべきリスク
GMO Flatt Security Blog
はじめに こんにちは、GMO Flatt Security株式会社 セキュリティエンジニアの佐藤(@Nick_nick310)です。 これまで公開した記事にて、GitHub Actionsにおける攻撃手法や防御策、緩和策を解説してきました。 Vol.1: 相次ぐGitHub Actions 侵害から学ぶ、初期アクセス手法と開発者が知っておきたい対策 - GMO Flatt Security Blog Vol.2: GitHub Actions 認証情報ごとのリスクから読み解く、権限昇格パターンとその対策 - GMO Flatt Security Blog Vol.3: OIDC・Trusted…
4ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
OIDC・Trusted Publishing でも残る、GitHub Actionsの認証情報の漏洩リスクと軽減策
GMO Flatt Security Blog
はじめに こんにちは。GMO Flatt Security株式会社 セキュリティエンジニアの佐藤(@Nick_nick310)と佐藤(@teppay_sec)です。 本シリーズでは全4回にわたり、GitHub Actionsのセキュリティについて体系的に解説します。まだお読みでない方は、Vol.1からご覧いただくことをお勧めします。 Vol.1: 相次ぐGitHub Actions 侵害から学ぶ、初期アクセス手法と開発者が知っておきたい対策 - GMO Flatt Security Blog Vol.2: GitHub Actions 認証情報ごとのリスクから読み解く、権限昇格パターンとその対…
4ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
GitHub Actions 認証情報ごとのリスクから読み解く、権限昇格パターンとその対策
GMO Flatt Security Blog
はじめに こんにちは。GMO Flatt Security株式会社 セキュリティエンジニアの佐藤(@Nick_nick310)です。 本シリーズの前回記事では、GitHub Actionsに対する初期アクセスの手法と対策を解説しました。まだお読みでない方は、先に前回の記事をご覧いただくことをお勧めします。 GitHub Actionsのセキュリティを考える際、Script Injectionや信頼できないPull Requestのcheckoutといった初期アクセスに関わる問題が注目されることは少なくありません。しかし、実際の侵害を考えるうえでは、攻撃の入口だけでなく、その後にどのような権限昇…
4ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
相次ぐGitHub Actions 侵害から学ぶ、初期アクセス手法と開発者が知っておきたい対策
GMO Flatt Security Blog
はじめに:なぜ今、GitHub Actionsのセキュリティなのか GitHub Actionsが侵害されると何が起きるか GitHub Actionsに対する攻撃の事例分析 脆弱なトリガー構成を悪用したインジェクション Ultralytics(2024年12月) nx(2025年8月) タグ汚染によるサプライチェーン tj-actions/changed-files(2025年3月) trivy(2026年2月) AIエージェントへの過剰な権限付与 初期アクセスの手法紹介 信頼できないPull Requestのcheckoutを悪用した任意コード実行 外部コンテキストを直接使用することによる…
4ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
mastra ソフトウェアサプライチェーン攻撃の概要と対応指針
GMO Flatt Security Blog
2026年6月17日、mastra および @mastra/* の複数パッケージの改ざん(ソフトウェアサプライチェーン攻撃)が発生しました。悪性の依存パッケージ easy-day-js が注入されています。 easy-day-js は postinstall フックにより C2 サーバからマルウェアペイロードを取得・実行する Stager として動作します。 ペイロードはマルチプラットフォーム対応の RAT で、(1) ホスト情報の窃取、(2) OS レベルの永続化、(3) C2 への情報送信とリモートコマンド実行を行います。 本記事は、弊社が Takumi Guard の解析基盤をベースに観…
4ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
Chrome拡張機能の開発で気をつけたいセキュリティリスク
GMO Flatt Security Blog
はじめに こんにちは。GMO Flatt Security株式会社 セキュリティエンジニアの大塚 (@Alphe) です。 最近、AIを活用したバイブコーディングでブラウザ拡張機能を開発するケースが増えています。「コードが書けなくてもChrome拡張を作れる — AI時代の個人開発入門」「Qiitaのトレンド記事をワンクリックで確認できるChrome拡張を作った」といった書籍や記事が頻繁に投稿されているほか、企業でも社内向けChrome拡張を開発・共有する動きが広がっています。 ブラウザ拡張機能は、手軽にWebページの見た目や操作性を自分好みにカスタマイズしたり、日々の作業を自動化したりできる…
4ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
Mini Shai-Hulud 第二波の概要と対応指針(TanStack Router を含む 200 超の侵害)
GMO Flatt Security Blog
2026年5月12日、Mini Shai-Hulud キャンペーンの第二波が発生しました。TanStack Router を起点に、UiPath、Mistral AI SDK、DraftLab 等を含む 199 以上の npm パッケージが侵害されています。本稿執筆時点で、侵害可能性は継続しています。 第一波(4月29日〜30日)では SAP CAP 系・intercom-client・lightning の 6 パッケージが対象でしたが、第二波では CI/CD パイプラインの侵害によって有効な SLSA Provenance(Build Level 3)付きで悪性バージョンが公開されるなど、…
5ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
Mini Shai-Hulud の概要と対応指針(2026年4月末 連続パッケージ侵害)
GMO Flatt Security Blog
2026年4月29日から30日にかけて、複数の主要パッケージが連続して侵害されました。npm 上では SAP CAP の @cap-js/sqlite / @cap-js/postgres / @cap-js/db-service および SAP の mbt、加えて intercom-client が、PyPI 上では PyTorch Lightning(lightning)が標的となりました。 これら一連の侵害は、攻撃者がデータ持ち出しに用いるリポジトリの description が A Mini Shai-Hulud has Appeared であることから、コミュニティで Mini Sh…
6ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
AIオタクのセキュリティエンジニアが伝えたい、バイブコーディングのセキュリティリスク7選
GMO Flatt Security Blog
Claude CodeやCursorをはじめとするAIエージェントを活用した「バイブコーディング」が広まる一方で、`.env`の認証情報漏洩や悪意あるパッケージのインストールなど、従来の開発では起きにくかったセキュリティインシデントが報告されています。本記事では、セキュリティエンジニアの視点からバイブコーディングのセキュリティリスクを7つに整理し、Agent Skill・MCPサーバ・ソフトウェアサプライチェーン攻撃・機密情報漏洩などの攻撃シナリオと、サンドボックス導入をはじめとする実践的な対策を解説します。
6ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
Bitwarden ソフトウェアサプライチェーン攻撃の概要と対応指針
GMO Flatt Security Blog
2026年4月23日、オープンソースのパスワードマネージャ Bitwarden の CLI パッケージ @bitwarden/cli の npm 版が侵害されました。攻撃者はバージョン 2026.4.0 を公開し、preinstall フック経由で情報を窃取するマルウェアを実行させました。本記事は、手元での検証および公開情報を踏まえ、日本のコミュニティ向けに事象を整理するものです。 追記: 本侵害をCTO米内が解説するウェビナーを4月28日(火) 12:00から開催予定です。申し込みページより事前登録いただければ、どなたも無料で視聴が可能です。 TL;DR - 対応指針 悪性バージョンは 20…
6ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
セキュリティエンジニアはこう見る。開発時に認可制御不備を怪しむべき実装パターン10選
GMO Flatt Security Blog
はじめに こんにちは。GMO Flatt Security株式会社セキュリティエンジニアの村上です。入社してから5年ほどWebアプリケーションを中心に脆弱性診断を担当しています。 近年、言語やフレームワークの進化により、SQL Injectionなどの古典的脆弱性は減少傾向にあります。しかし、今なお変わらず検出され続けているのが「認可制御不備」です。対策をしようにも、特定の技術要素により発生するものではないため、どこで発生するか一見予測不能に見えます。しかし、我々のように常日頃脆弱性診断を行なっているセキュリティエンジニアの目線では、認可の設計が怪しい、この機能が悪用できそうといったことに気づ…
7ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
axios ソフトウェアサプライチェーン攻撃の概要と対応指針
GMO Flatt Security Blog
2026年3月31日、HTTP クライアントライブラリ axios の npm パッケージが侵害されました。攻撃者はメンテナの npm アカウントを乗っ取り、マルウェアを含むバージョン 1.14.1 および 0.30.4 を公開しました。axios は npm エコシステムで週間約1億ダウンロードを誇る主要パッケージです。本記事では公開情報をもとに、事象の概要を記録します。また、対応指針を示します。 TL;DR - 対応指針 axios への直接依存に限らず、間接依存(transitive dependency)でも postinstall フックは発火します。 自身のプロジェクトが axio…
7ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
AWS公式SDKにも存在した、署名付きURLにおけるパストラバーサル
GMO Flatt Security Blog
はじめに こんにちは。GMO Flatt Securityのセキュリティエンジニアの松井(@ryotaromosao)とチョン(Eui Chul Chung)です。 皆さんは、「署名付きURLにおけるパストラバーサル」の脆弱性をご存知でしょうか? Webアプリケーションで署名付きURLを実装する際、AWS公式のSDKを用いることが多いかと思います。過去にはその公式SDK自体にパストラバーサルの脆弱性が見つかった事例がありました。また一方で、公式SDK側では正しい対策がされているものの、アプリケーション開発者の実装ミスによってパストラバーサルが引き起こされてしまうケースも存在します。 本記事では…
8ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
SPAで発生しやすい「クライアントサイドパストラバーサル」リスクとその対策
GMO Flatt Security Blog
はじめに こんにちは。株式会社GMO Flatt Securityセキュリティエンジニアの森(@ei01241)です。 近年、React、Vue、Angularといったフロントエンドフレームワークを用いたSPAの開発が主流となり、Webアプリケーションにおけるクライアントサイドの役割はますます増大しています。動的なルーティングやAPIからのデータ取得など、多くの処理がJavaScriptによって実行されます。 このようなクライアントサイドでの処理の増加に伴い、新たなセキュリティリスクも生まれています。その一つがクライアントサイドのパストラバーサルです。サーバーサイドのパストラバーサルほど広く認…
9ヶ月前
記事のアイキャッチ画像
Unityランタイムにおける任意コード実行が可能な脆弱性の技術的解説(CVE-2025-59489)
GMO Flatt Security Blog
※ 本記事は Unity と開示タイミングを調整し公開された英語版の第一報記事の翻訳版です。 はじめに こんにちは、GMO Flatt Security株式会社でセキュリティエンジニアをしている RyotaK(@ryotkak)です。 本記事では、2025年5月に開催された Meta Bug Bounty Researcher Conference 2025 に参加した際に発見した、 Unity 2017.1 以降でビルドされたゲームやアプリに存在する脆弱性(CVE-2025-59489)の技術的な内容と影響について説明します。 本脆弱性は責任ある開示の方針に従って Unity に報告を実施し…
1年前
記事のアイキャッチ画像
Ruby on Rails 6から7に上げただけで情報漏洩?Hash→JSON 変換の挙動変更で実際に生まれた脆弱性
GMO Flatt Security Blog
こんにちは、GMO Flatt Security の大崎です。 本記事では、私が作問し弊社の Kaigi on Rails 2025 出展ブースで出題したクイズを解説します。 このクイズは、実際に HackerOne に報告された脆弱性を元ネタとしています。 Ruby on Rails をバージョンアップした際に、Hash を JSON に変換する挙動が変わったことが原因でユーザー情報が漏洩してしまいました。さらに「なぜユニットテストで検知できなかったのか」についてもレポートで公開されており、とても学びの多い内容でした。そこで、このレポートを題材に今回のクイズを作りました。 問題 選択肢 解答…
1年前
記事のアイキャッチ画像
「Go セキュアコーディングクイズ」in Go Conference 2025 解説
GMO Flatt Security Blog
Go Conference 2025 に協賛し、ブースを出展させていただきました! セキュリティエンジニアの xryuseix です。今回は先日開催された Go Conference 2025 の振り返りと、ブースで出題したセキュアコーディングクイズの解説をお届けしたいと思います! 弊社は Go Conference 2025 にプラチナ “Go”ld スポンサーとして協賛いたしました。ブースではクイズを掲載しており、ステッカーやアイマスクなどのノベルティをプレゼントしていました! 2 日間で延べ 300 人以上の方にご訪問いただき、様々な方と Go 言語についての知見やセキュア開発における課…
1年前
記事のアイキャッチ画像
Black Hat USA / DEF CON / BSides Las Vegas 2025年参加記 & 注目セッション紹介
GMO Flatt Security Blog
はじめに GMO Flatt Securityセキュリティエンジニアのcanalun、ryotaromosao、mn1、fujitargzです。 本ブログでは、2025年8月上旬に開催されたBSides Las Vegas、Black Hat USA 2025、DEF CON 33に弊社メンバーが参加した際の記録、および、特に興味深かったセッションの詳細についてお伝えします! なお、本稿の作成にあたっては各セッションの発表内容について可能な限り誤りがないように注意を払って記述しましたが、誤りを含む可能性があります。また、各セッションの内容については、筆者独自の考えや解釈を含む場合があります。本…
1年前
記事のアイキャッチ画像
Passkey認証におけるアカウント乗っ取り - Non Discoverable Credentialフローとの混在に起因する脆弱性(CVE-2025-26788)解説
GMO Flatt Security Blog
先日公開した記事「Passkey認証の実装ミスに起因する脆弱性・セキュリティリスク」では、「8. Non Discoverable Credentialのフローとの混在」において、StrongKey FIDO Serverのアカウント乗っ取りが可能な脆弱性について言及しました。StrongKey FIDO Serverはオープンソースで提供されているFIDOサーバー製品です。この脆弱性は、様々なセキュリティ的利点を持つPasskey認証であっても、実装ミスによって脆弱になり得るということを示しています。本記事では、この脆弱性がソースコードレベルでどのような問題を含み、どのように修正されたのかを詳しく解説します。
1年前