Sansan Tech Blog
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Sansanのものづくりを支えるメンバーの技術やデザイン、プロダクトマネジメントの情報を発信
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【イベントレポート】舞台裏を覗く!生成AIプロダクト開発のリアル
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2025年3月24日に開催された「舞台裏を覗く!生成AIプロダクト開発のリアル」に、Sansan株式会社技術本部 研究開発部 SocSciグループの中尾遼太が登壇しました。 本イベントでは、生成AIを活用したプロダクト開発の事例や、社内外での導入・運用ノウハウを、3名の登壇者がそれぞれ15分のLT(ライトニングトーク)で披露。最後には会場からの質問に答えるパネルディスカッションが行われました。 登壇者は、Ubie株式会社の八木俊広さん、株式会社リクルートの桐生佳介さん、Sansan株式会社の中尾遼太の3名。 「実際にどう開発を進めているの?」「どんなツールを使っている?」「ユーザーの課題は?」…
3日前

UI確認コストを削減!Roborazzi+CIによるVRT導入事例と運用効果
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こんにちは!技術本部 Sansan Engineering Unit Mobile Applicationグループの桑原です。 さて、Androidアプリ開発に携わっていると、UIの変更は日常的に発生しますよね。そして、それに伴う確認作業は意外と手間がかかります。「レイアウトを修正したら意図しない部分まで影響が出てしまった」「文字サイズや表示サイズを変更したら表示が崩れた」といった経験をされた方も多いのではないでしょうか。 本記事では、私たちのチームがVisual Regression Test(VRT)を導入して約2ヶ月間運用した結果 得られた効果と、具体的な設定やCI連携についてご紹介しま…
6日前

EightのエンジニアでRubyKaigi 2025に参加してきました!
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名刺アプリ「Eight」でエンジニアをしている菅間(@sugamaan)です。 愛媛で行われたRubyKaigi 2025に、Eightのエンジニアメンバーで参加してきました! 今回は、それぞれの視点からRubyKaigiの感想や印象に残ったセッションについてまとめた記事をお送りします。
12日前

【Google Cloud Next 25】Expo編
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こんにちは、Strategic Products Engineering Unit SRE Groupの辻田です。長きにわたる?Google Cloud Next 25シリーズのブログはこれで最後です。 最終回はExpo編です。Expoでは、Google Cloudの最新技術やパートナー企業のプロダクトを実際に体験したり、直接話を聞くことができます。ぜひリアルで体験をしてもらいたいExpoですが、このブログでは少しでも雰囲気をお伝えできればと思います。
21日前

フルスクラッチ VLM “Viola” の歩み
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はじめに こんにちは、研究開発部の石井です。 この記事では、弊社が文書画像からの高精度な情報抽出を目指し、フルスクラッチで開発した視覚言語モデル(Vision Language Model) “Viola” の歩みを共有します。 開発に至った背景から、技術選定の試行錯誤、実用化までに直面した技術・ビジネス両面の課題とそれを乗り越えたプロセス、現在の成果と今後の展望までをお伝えします。 VLM をビジネス課題に適用しようとしている方々にとって、何らかのヒントとなれば幸いです。
24日前

【Google Cloud Next 25】Gemini Cloud Assistで実現するクラウド運用の効率化
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こんにちは、Strategic Products Engineering Unit SRE Groupの辻田です。 2025年4月にラスベガスで開催されたGoogle Cloud Next 25にて、Gemini Cloud Assist が発表されました。このツールは、クラウドの設計から運用、トラブルシューティング、最適化まで、幅広いタスクをAIがサポートしてくれます。現在プレビュー版として利用可能です。 本記事では、Gemini Cloud Assistの概要と、実際に使ってみた感想を紹介します。
25日前

今、Contract Oneで働く魅力
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契約データベース「Contract One」にて、テクニカルリードをやっている原です。 Contract Oneにジョインしてからだいたい2年半くらい経ちました。時の流れは早いですね。そこで今回は、エンジニア視点で「今、Contract Oneで働く魅力」について語りたいと思います。 今、Contract Oneで働く最大の魅力は3つあります。「契約データベース」という新領域への挑戦、Sansan株式会社やグループ企業である言語理解研究所が持つ独自技術やデータ資産を活用した独自機能の開発、そしてプロダクトが複雑かつ急成長期ならではの技術的チャレンジです。
1ヶ月前

Dataformにおけるテーブル関数テストのベストプラクティス
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こんにちは。Sansan EU Master Dataグループ所属の金子と申します。 桜花の候、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。弊社本社オフィスがあるサクラステージからは、渋谷桜丘の綺麗な桜並木を一望できます。東京では桜が満開ですが、三寒四温とは言ったものでまだまだ気温変化は激しく、私は毎朝アウターを着ていくかどうかに脳みそのリソースを著しく奪われております。何か気の利いた春物アウターでも欲しいものですね。 さて、今回はDataformでテーブル関数をテストする方法をご紹介したいと思います。 背景 私たちのチームではデータ基盤を開発しており、データパイプラインとしてDataformを使ってい…
1ヶ月前

【Google Cloud Next 25】Firebase Genkitで始めるAIを活用したアプリケーション開発とRAG実装
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こんにちは、Strategic Products Engineering Unit SRE Groupの辻田です。 2025年4月にラスベガスで開催されたGoogle Cloud Next 25にて、Firebase Genkitに関するWorkshopに参加してきました。 Firebase Genkitは、プロダクション対応のAIアプリケーションを構築するためのオープンソースのフレームワークです。Genkitを使うことで、生成AIアプリケーションの開発がより簡単かつ柔軟にできるようになります。 firebase.google.com 本記事では、Genkitの概要から、RAG(Retriev…
1ヶ月前

MySQLで外部キー制約を持つカラム追加のマイグレーションをオンラインDDLで実行する
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技術本部Sansan Engineering Unit Nayoseグループの金久保です。Nayoseグループでは、当社のほぼすべてのプロダクトが利用する共通基盤である”データの名寄せ”サービスの開発を日々行っており、その中でさまざまなデータベースやSQLに関する課題の解決に取り組んでいます。今回は、私が直面したマイグレーションの課題とその解決方法について知見を共有したいと思います。
1ヶ月前

Vision Language Modelの統合で汎用化はできるのか?タスク横断マージを試す
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こんにちは。研究開発部のMengsay Loemです。現在は、帳票などの文書画像から情報を抽出・構造化する「データ化技術」の研究開発に取り組んでいます。本記事ではその中でも、視覚言語モデルを活用したアプローチに注目し、特に異なる情報抽出に特化したVLM(Vision-Language Model)を統合する方法に関する実験と考察を共有します。 ※ ここで紹介する実験の内容は、実際の当社サービスで用いている技術とは異なります。
1ヶ月前

とあるプロダクトのリアーキテクチャの裏側 Vol.1 : ドメイン分離の探究
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こんにちは、技術本部の秋田です。 私は現在、とある既存プロダクトのリアーキテクチャに取り組んでいます。 本連載ではそのリアーキテクチャの裏側に迫ります。 第 1 回となる本記事では、新アーキテクチャにおけるドメイン分離についてご紹介します。 リアーキテクチャの背景 対象プロダクトは長年の開発と運用で、以下の問題が顕在化していました。 新規機能の開発が遅い 運用負荷が高い 設計の肥大化・複雑化により、改修やエラー時の原因特定の難易度が上昇し、開発の遅さや運用負荷の高さに繋がっていました。リアーキテクチャではこれらの問題に対して設計レベルから向き合っています。
1ヶ月前

【Google Cloud Next 25】GKE編
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こんにちは、Strategic Products Engineering Unit SRE Groupの辻田です。2025年4月にラスベガスで開催されたGoogle Cloud Next 25に参加してきました。 本記事では、Google Kubernetes Engine (GKE)に関する最新アップデート情報と、私が参加したGKE関連のセッションについて共有したいと思います。 Keynote前のDJ。映像はVeo2で作られたもの。
1ヶ月前

Rspackに移行したらフロントエンドのビルドがめっちゃ速くなりました
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こんにちは。 名刺アプリ「Eight」でエンジニアをしている鳥山(@pvcresin)です。 最近は、カフェに入ってコカ・コーラとクラフトコーラがあったら、クラフトコーラを選ぶようにしています。 なんかちょっとオシャレな感じしますよね。 ただ、味の当たり外れが激しいので、素直にコカ・コーラを頼んでおけばよかったと後悔することも多々あります…。 さて今回は、Web版Eightのフロントエンドにおいて、モジュールバンドラーをwebpackからRspackに移行し、ビルドを高速化した話をしたいと思います。
1ヶ月前

Jump into puddles〜SETエンジニアに転生してみた件〜
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技術本部Strategic Products Engineering Unit Contract One Devグループの井上です。 昨年の12月より4カ月あまり技術本部 Quality Assurance Engineering UnitのSETチームに異動していたので、今回の記事ではその報告と部署異動のメリットについて書きます。最初に、弊社の部署異動のシステムについて軽くだけ説明させていただくと、弊社技術本部にはJump!という社内制度があります。 これは社内異動によって、エンジニアの非連続な成長とチームを横断した知見の伝播を目指す施策です。 自分はこのJump!という制度を利用し、SET…
1ヶ月前

【Google Cloud Next 25】ラスベガス出張のパッキングと参加予定セッション
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こんにちは、Strategic Products Engineering Unit SRE グループの辻田です。わたしはいま全社横断を目指したOrbitというPlatformの開発を担当しています。 いよいよラスベガスで開催されるGoogle Cloud Next 25の時期がやってきました。 cloud.withgoogle.com 私は今回初参加なので、準備にあたり色んな方々の参加レポートや現地攻略法を読み漁りました。今回の自分の経験も他の方々への参考になればと思い、ブログに書いておこうと思います。 今回は準備編として、私が実際にパッキングしたものを紹介しつつ、女性目線ならではの持ち物や工…
1ヶ月前

EightではRubyへの型導入を進めています
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こんにちは。 名刺アプリ「Eight」でエンジニアをしている鳥山(@pvcresin)です。 最近は、社内の謎解きが好きな人たちとリアル脱出ゲームに参加しています。 10人ほど必要なイベントでもすぐに人数が集まるので、社内にコミュニティーがあるのはありがたいですね。 さて今回は、Eightで昨年末から取り組み始めたRubyへの型導入について紹介します。
1ヶ月前

Amazon ElastiCache for RedisからAmazon ElastiCache Serverless for Valkeyへ移行した話
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導入 こんにちは。2024年8月に名刺アプリ「Eight」のSREエンジニアとして、Sansan株式会社へ入社した技術本部 Eight Engineering Unit Platformグループの藤原です。日々プロダクトの信頼性に向き合っています。本記事では、Web版Eightのセッション管理で活用しているAmazon ElastiCache for Redis OSS(以後ElastiCache for Redis とする)を、Amazon ElastiCache Serverless for Valkey(以後ElastiCache Serverless for Valkeyとする)に移行…
2ヶ月前

TorchServe が Limited Maintenance になったので移行するサービングライブラリを検討した
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はじめに こんにちは、研究開発部の石井です。 いきなり本題ですが、TorchServe をご存知でしょうか。 github.com PyTorch 公式のリポジトリに所属する、PyTorch のモデルを本番環境でサービングするためのライブラリです。 この TorchServe ですが 2025 年 3 月 1 日に Limited Maintenance モードになりました。 記載によると、リポジトリは残すがバグ修正やセキュリティパッチの予定はないとのことです。 弊社では PyTorch で作成したモデルの推論ライブラリに TorchServe を採用しているシステムがあります。 現段階で大き…
2ヶ月前

言語処理学会第31回年次大会(NLP2025)に参加しました
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こんにちは。研究開発部の大田尾です。2025年3月10日(月)から3月14日(金)にかけて、長崎県の出島メッセ長崎にて言語処理学会第31回年次大会(NLP2025)が開催されました。弊社からは、プラチナスポンサーとして大田尾・齋藤・橋本・保坂・Loemの5名のメンバーが現地で参加し、スポンサーブースの出展と3名によるポスター発表をしました。本ブログではその様子をお伝えします。言語処理学会第31回年次大会(NLP2025)について言語処理学会とは、言語処理に関する研究成果を発表する国内最大の学会であり、年次大会として年に一度、国内の言語処理の研究者が集まります。近年のLLMの盛り上がりもあり、今…
2ヶ月前

Amazon S3メタデータのサイズ制限に対するエンコーディング戦略
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イントロダクション 課題の背景: S3のメタデータに保存できない 技術的な制約:メタデータの制限とエンコード方式 解決策の提案: エンコード方式の変更 学んだ教訓 まとめ Sansan技術本部ではカジュアル面談を実施しています 参考 イントロダクション みなさんはS3のメタデータを使っていますか? 技術本部 Sansan Engineering Unitでソフトウェアエンジニアをしている住江です。冬は毎週末、スノボ・温泉・しゃぶ葉に行っています。 営業DXサービス「Sansan」には「コンタクト」という機能があり、面会や電話などの議事録を残し、商談の管理ができます。月間40万件程度登録される、…
2ヶ月前

デジタル名刺をビジネスIDへ
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こんにちは。Eightのサーバーサイドエンジニアをしている井上です。 もうすぐ RubyKaigi ですね!昨年に続き、今年も参加予定なので、Rubyの未来や松山の街を楽しみにしています。 buildersbox.corp-sansan.com さてEightは今、名刺管理だけではなく名刺交換も行える「名刺アプリ」としてデジタル名刺に注力しています。 デジタル名刺の交換としてQRコードやタッチ名刺交換といったさまざまな手段を提供していますが、紙の名刺交換をデジタルで置き換えるだけでなく、デジタルだからこそ実現できる新たな価値の提供にも取り組んでいます。 その1つとして、今回はデジタル名刺ログイ…
2ヶ月前

エンジニアの手作業を減らす!運用業務トイル削減の裏側
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こんにちは。本記事は技術本部 Strategic Products Engineering Unit Contract One Devグループの松永と高橋からお届けします。本記事では、「Contract One運用業務のトイル削減」における、二つの施策をご紹介します。具体的には、松永から「テナント作成予約機能」について、そして高橋から「契約締結機能における運用業務の自動化」についてご紹介します。
2ヶ月前

Npgsql を用いたコネクションプール : そのコネクションは本当に使い回される?
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こんにちは。技術本部 Sansan Engineering Unit の市川です。2020年に新卒入社してから約5年間、法人向けサービスSansanのWebアプリの開発に取り組んでいます。最近はサービスで利用する汎用処理を社内ライブラリ化したり、親知らずを抜いた翌日にリリースするなど精力的に活動しています。Sansan ではフレームワークに .NET Framework、DB に PostgreSQL を使用しており、データプロバイダーには Npgsql を採用しています。今回はその Npgsql を用いたコネクションプールについて悩まされたため、Sansan で実際に起きていた問題と原因、そ…
3ヶ月前

Dataformで同名テーブルを作る方法と単体テストの書き方
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データ戦略部門のウチウゾウです。今月、地方拠点の開発体制強化施策の一環で、中部支店に異動してきました。今回は、Dataformで異なるデータセット、同名のテーブルを作成する方法について、単体テストの書き方も含めて紹介します。
3ヶ月前

Matsuriba MAX 2025 にゴールドスポンサーとして参加しました!
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こんにちは。先月名古屋の中部支店に異動してきたデータ戦略部門のウチウゾウです。 2025年3月1日に、STATION Ai で、東海地方最大の学生エンジニアイベント「Matsuriba MAX 2025」が開催されました! 🎉nxtend.connpass.com
3ヶ月前

今、Bill Oneで働く魅力
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VPoE 兼 インボイス管理サービス「Bill One」のプロダクト開発責任者の大西です。Bill Oneには長らくプロダクト開発責任者として関わってきましたが、しばらく別のことをやっていました。今回2年ぶりにBill Oneを担当することになったため、「今、Bill Oneで働く魅力」をお伝えしたいです。
3ヶ月前

SansanはMatsuriba Max 2025にゴールドスポンサーとして協賛します
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こんにちは。名古屋にある中部支店に所属している技術本部 研究開発部 ArchitectグループのKAZYこと新井です。 このたび、Sansanは東海地方最大の学生エンジニアイベント「Matsuriba MAX 2025」にゴールドスポンサーとして協賛することになりました!🎉 Matsuriba MAXは、学生・団体・企業がつながり、エンジニアとしての学びを発散する場として開催されるイベントです。今年のテーマは「あなたの"やりたい"をMAXに引き出す祭り」。技術を学び、アウトプットする楽しさを共有できる場になることを期待しています。
3ヶ月前

【インタビュー】中部で始まる新たな挑戦。宮地 宏一さんに聞く
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Sansanの中部支店に新たなメンバーが加わります。本社での経験を経て、地元・愛知への思いを胸に異動を決めた宮地さん。彼がどのような経緯で中部支店への異動を決意し、これからどんな挑戦を描いているのか。同じく中部支店で勤務し、宮地さんが所属するチームリーダーを務める新井が、宮地さんとの関係性を交えながら、その思いに迫りました。
3ヶ月前