SRE Holdings 株式会社のフィード
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SRE Holdings株式会社の情報発信用ブログです
フィード

n8n + ollama + playwright mcpを使ってローカルで、ブラウザをAIで操作してみた
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はじめにSREホールディングス株式会社にて、ソフトウェアエンジニアをやっております、叶です。n8nを使って、ノーコードでAIエージェントを構築できそうなので、自分のローカルで、n8n + ollama + playwright mcpを構築して、ブラウザをAIで操作してみました。 対象読者n8nでAIエージェントのワークフローを構築して、業務を効率化したい人 ツールdocker: n8n、ollama、playwright mcpサーバーを構築するツールn8n: AIエージェントを連携させた、ワークフロー自動化ツールollama: ローカル環境で大規模言語モ...
10日前

MCPのプロトコルを読み解く
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SREホールディングス株式会社の松本です。AIコードエディタやAIエージェントの普及が進み、日々の業務に活用している方も多いと思います。中には、GitHubやPlaywrightなどのMCPを利用し、PRの作成やE2Eテストケースの作成の自動化も行っている方もいるかもしれません。MCPはAIを活用した開発をパワーアップしてくれる頼もしい存在ですが、MCPサーバーを自作できると、公開データや社内データを取得させたり、APIが公開されているサービスを操作させたり、自社のプロダクトをMCP対応させることもできるかもしれません。MCPサーバーはSDKが公開されていて簡単に実装することができ...
21日前

Bolt for PythonとAWS lambdaを使ってインタラクティブなSlackショートカットを作成する
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はじめにSREホールディングス株式会社 エンジニアの丸山です。業務の中でエンジニアが依頼をもらい次第手動で行っていた作業を非エンジニアだけで行えるようにしたい需要があり、入力に応じてlambdaを使ってDB操作など含めた処理を行いたいと考えていました。非エンジニアでも操作できるようにSlack起点でlambdaにパラメーターを渡して呼び出せるようにします。また、この記事の中では簡略化してlambdaからlambdaを呼ぶ処理は省略してlambdaを使ってSlack上でインタラクティブにパラメーターを受け取るという部分に注目します。 対象読者Slack起点で自動化を行いた...
1ヶ月前

Figma MCPって本当にすごいの?
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はじめにSREホールディングス株式会社でエンジニアをしております、加藤です。世の中の技術進化は目まぐるしく、特に開発業務ではAIの活用が当たり前になりつつあります。その中、画面デザインでよく使われるFigmaのMCPが公開され、個人的にかなり注目をしております。この記事では、Figma MCPを実際に使用した所感をまとめていこうと思います。 対象読者Figma MCPの導入を検討している方Figma MCPを使ってみたい方 MCPとはMCPとはModel Context Protocolの略で、生成AIが外部サービスや他AIと連携するためのルールのようなものです。...
1ヶ月前

iOS26と「高度なトラッキングとフィンガープリント保護」
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はじめにSREホールディングス株式会社 システムディレクターの津田(啓)です。WWDC2025でiOS26が発表されました。新デザイン「Liquid Glass」が発表されWindows Aeroっぽさを感じて懐かしい気持ちになったのですが、賛否両論あるようですね。今回はWebマーケティング界隈で話題になっているSafariの「高度なトラッキングとフィンガープリント保護」機能強化について取り上げます。 対象読者Web開発で広告配信、コンバージョン計測している人 高度なトラッキングとフィンガープリント保護Appleは近年、ユーザーのプライバシー保護を重要な製品方...
3ヶ月前

AIで完結!SaaS導入のセキュリティチェック
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SREホールディングス株式会社 でデータサイエンティストをやっている井上です。生成AIの登場は、エンジニアのコーディング速度を劇的に加速させました。例えば、簡単な関数の自動生成からアーキテクチャのたたき台作成まで、生成AIの導入前と比べてコードを書く時間は半分以下に短縮されています。また、単なるコーディング支援にとどまらず、PDCAサイクルの高速化も可能となり、個人やチームの生産性は新たなフェーズに突入しています。生成AIの活用は、開発現場における新たな差別化要因ともいえるものです。このスピードアップを実現するために、どのような環境やツールが求められるでしょうか。ポイントの1つ...
3ヶ月前

JavaでNullを安全に扱おう(Optional)
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こんにちは。SREホールディングス株式会社でエンジニアをやっております田城です。みなさん、NullPointerException(通称ぬるぽ)に苦しめられていませんか?今回はNullableになりうる値を安全に扱うために、Optionalと呼ばれる機能を使おうというお話をしていきます。 対象読者Nullのような「有るかもしれないし無いかもしれない」値を使ったときに、逆参照(ex.メソッドを呼ぶ)してNullPointerExceptionが発生したことがある人へ Optionalとは?Optionalは、値が含まれているかもしれないし、含まれていないかもしれない値を表...
4ヶ月前

vibe coding による小規模デスクトップアプリ開発の実践と教訓
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はじめにSREホールディングス株式会社 のデータサイエンティストとして画像認識案件の開発に携わっている池内です。最近、「vibe coding」という言葉を耳にする機会が増えてきました。コーディングの細部は AI に任せ、人間は“ノリ”と“雰囲気”でアイデアを伝える――そんな時代が本当に到来したのか。それを確かめるべく、vibe coding を用いてデスクトップアプリを開発する小さなチャレンジに取り組みました。 目次vibe coding とは短時間で MVP が成立OCR 統合で直面した課題と試行錯誤最終的に人手で補ったロジックまとめ 1. vi...
4ヶ月前

RAG x AIエージェントの最新技術動向まとめ
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はじめに:なぜ今、RAGとAIエージェントなのか?SREホールディングス株式会社のデータサイエンティストとしてRAGチャットボットサービス開発に携わっている梅田です。近年、ChatGPTに代表されるような生成AI (LLM) の目覚ましい推論能力の進化による業務効率化の期待が高まっていますが、実務で活用されている方は意外とまだ少ないのではないでしょうか?LLMの実務利用においてはハルシネーションや社内文書に未対応等の課題があるため、社内文書から情報を引き出して情報を生成するRetrieval-Augmented Generation (RAG) 技術の活用が広まりつつあります。...
6ヶ月前

React 19で追加されたuseを使って宣言的に、責務を分離しながら、簡潔に、非同期データを利用
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はじめにSREホールディングス株式会社でフロントエンドエンジニアをしている橋本です。React 19が12/5にリリースされましたね。https://react.dev/blog/2024/12/05/react-19React 19で追加された新機能のuseがなかなか便利そうかつ面白いヤツだったので、試してみました。 React 19で追加されたuseuseStateやuseEffectなどのフックの子供みたいな見た目をしているuseですが、似た性質はあるもののフックではありません。ReactのAPIリファレンスでもフックではなく、その他のAPIとして説明されていま...
7ヶ月前

【S3】ライフサイクルルール 削除マーカーをご存知?
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こんにちは。SREホールディングス株式会社でエンジニアをしております、クマカワです。この記事では、Amazon S3のライフサイクルルールに関する情報をまとめたいと思います。過去、バージョニング有効のS3バケットに大量のオブジェクトを置いていました。コスト削減目的でライフサイクルルールを導入することに。サクッと設定・確認できるかなと思っていたら、「削除マーカー」なるものが現れたり、削除されるはずがされなかったり、困惑した経験から得た知識を共有します。 対象読者バージョニング有効のS3バケットにおいてライフサイクルルール適用したい方、苦戦している方期限切れ削除マーカー削除のル...
9ヶ月前

写真から短歌を生成するAIを作ってみた
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はじめにSREホールディングス株式会社データサイエンティストの恒松です。Python、画像処理を用いた開発をしています。今回は、Image Captioning(画像キャプション生成)を用いて写真から短歌を生成するAIを作ってみました。 生成結果西荻窪のピンクの象の写真から、「天井から 白き象たち 舞い降りて 軽やかに添う 店の夢模様」という短歌が生成されました。 使用した技術Image CaptioningLLavaを用いたキャプション生成翻訳Google 翻訳Python deep_translator大規模言語モデルOpen AI ...
10ヶ月前

ノーベル賞とAIと物理学と。(ホップフィールドネットワーク、ボルツマンマシン、イジングモデル)
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SREホールディングス株式会社のエンジニアの木津です。さて、2024年のノーベル物理学賞は、米プリンストン大学のジョン・ホップフィールド氏とカナダのトロント大学のジェフリー・ヒントン氏への授与が発表されました。授賞理由は「人工ニューラルネットワークで機械学習を可能にした基礎的発見と発明」。選考委員会は記者会見で「2人が貢献したAIの技術革新と発展は、他の物理学も大幅に進化させている」とも評価しています。AIの基礎研究はたくさんありますが、今回は物理学賞ということもあり、本記事では、ニューラルネットワークに関する両氏の論文で提案された理論のアイデアと、物理理論とのアナロジーを取り上げ...
10ヶ月前

階層型Metric Learningを試してみる
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こんにちは、SREホールディングス株式会社にてデータサイエンティストをやっております吉田です。本記事ではMetric Learningを用いた階層型の学習について、背景や実験を交えて紹介します。 対象読者階層的なMetric Learningに興味のある方OpenMMlab(mmpretrain)でSupervised Contrastive learning、Hierarchical Multi-Label Contrastive Learningがしたい方 背景 Metric LearningMetric Learningでは特徴量の学習を通常のクラス分類では...
1年前

EDINETを使って金融ポートフォリオを作る
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SREホールディングス株式会社 でデータサイエンティストをやっている井上です。私は、新NISAを活用するにあたって個別株投資も行っているのですが、銘柄選びのための企業分析をするにあたって毎回、企業のHPから有価証券報告書のPDFを持ってきて財務指標などを確認していました。この作業は毎回手間と時間がかかりとても大変でした。。。そこで、必要なデータを効率的に確認できないかと思って調べたところ金融庁が提供しているEDINETというシステムを発見しました。こちらのシステムを活用することで企業の財務データ等を自動で収集し、統一されたフォーマットでの一元管理を行えるようです。今回はEDINETか...
1年前

成功するシステム開発の鍵:要件定義の重要性と仕様決定者へのアプローチ術
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SREホールディングス株式会社でプロジェクトマネージャ(PM)をしている鍋谷です。システム開発で最も難しいのは、実現したい仕様を決めることだと思っています。それはさまざまな組織や人の思惑がぶつかり、仕様が発散するリスクをもっているからです。そのぶつかる工程が要件定義です。この記事では、私がこれまで経験してきたシステム開発から学んだ要件定義の重要性と仕様決定者へのアプローチ術について詳しく解説します。 対象読者・システム開発のプロジェクトマネージャ・お客様とシステムの仕様を調整するシステムエンジニア・コミュニケーションスキルを向上させたい人 要件定義の重要性要件定義は...
1年前

Google送信ガイドライン対策で、AWSを利用して、DmarcのRUAレポート監視の自動化
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はじめにSREホールディングス株式会社にて、ソフトウェアエンジニアをやっております、叶です。2023年10月にGoogleが発表した「メール送信者のガイドライン」により、Dmarcを対応するプロダクトが増えてきて、どうやって監視するのか課題になり、AWSを利用して、SlackでRUAレポートを監視する仕組みを作ってみました。 対象読者AWSとDmarcの知見がある方Google送信ガイドライン対策で、AWSを利用して、監視したい方 Google送信ガイドラインにおける監視する内容DmarcのRUAレポートPostmaster Tools DmarcのR...
1年前

bokehによる画像案件分析の効率化
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こんにちは。SREホールディングス株式会社の西野です。SREでは主に画像認識案件のPLを担当しています。案件推進の効率化目的でbokehを使った可視化用webアプリを開発したので、その紹介です。 概要 作ったもの今回開発したwebアプリは以下のようなものになります。!本記事で表示しているデータはkaggleコンペ:ISIC 2024 - Skin Cancer Detection with 3D-TBPのデータセットになります。皮膚がんに関する各病変(良性/悪性)の画像と、それに関連するメタデータ(病変サイズや診断結果など)がセットになったデータセットです。各患者...
1年前

Realsense + Jetson Orin + dockerの環境構築
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SREホールディングス株式会社のデータサイエンティスト、北川です。今回はJetson Orinに接続したRealsense D456をDockerコンテナ内で使用するための手順をまとめました。このガイドは、DockerやPythonの基本的な操作に慣れている方を対象にしていますが、初めて触れる方でも理解できるよう、背景や関連技術についても簡単に説明します。この記事を通じて、コンテナ内でカメラで撮影したビデオフレームを取得し、扱えるようになることを目指しています。 背景Jetson OrinにRealsense D456カメラを接続し、pyrealsense2ライブラリを使用してカメ...
1年前

モバイルアプリを高速で開発したいならFlutterを使え
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はじめにSREホールディングス株式会社でエンジニアをしております、加藤です。最近プライベートでモバイルアプリを開発する機会があり、Flutterを使用してみました。実際に使用してみて最初に知っておきたかったことや、こうしとけばよかった点などをFlutterの概要も併せて紹介させていただきたいと思います。 対象読者モバイルアプリを開発してみたい人モバイルアプリの技術選定で悩んでいる人Flutter初学者 なぜFlutterを選ぶのか?Flutterを選ぶ理由としては大きく分けて下記に示す4つあると思っています。クロスプラットフォームのフレームワーク通常の...
1年前